2級建築士試験

一酸化炭素

投稿日:2019年1月7日 更新日:

一酸化炭素(CO)は無色・無臭・有毒な気体である。

一般に、炭素・有機物(紙をイメージして)を燃やすと、二酸化炭素が発生する。

C + O2CO2

しかし酸素が少ないと不完全燃焼をおこして、一酸化炭素が発生する。

2C + O2 → 2CO2

普段の生活にもわずかながら発生するが、微量である。しかしながら微量であっても一酸化炭素は人体に悪影響を与え、吸いすぎると一酸化炭素中毒を起こす。

基準として、二酸化炭素の100倍の規制基準である。(100倍危ない!って事で覚えて)

   

室内空気汚染・換気計画における指標

・二酸化炭素・・・0.10%( 1,000 ppm )

・一酸化炭素・・・0.001%( 10 ppm )

 出題:平成22年度No.4平成26年度No.4平成29年度No.4平成30年度No.4

  

ポイント:

・二酸化炭素よりも有毒

・二酸化炭素の100倍の基準







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