2級建築士試験

照度基準

投稿日:2019年1月3日 更新日:

照度は日本工業規格(JIS)にて推奨照度が決められている。照度を決める基準は、①水平面、②鉛直面、③傾斜面、④局面の平均照度であり、もしくは机上視作業基準(床から800mm)、座業基準(床から400mm)、床基準、地面基準などがある。(以上の説明はどうでもいい笑。下の数字を絶対暗記!)

  

照度計画の時、以下を参考にする。

・高齢者は視力が低下しているため照度を高くし、JIS基準の1倍程度にする。(出題:平成23年度平成24年度平成30年度

・住居での団らんは、明るすぎず、150 lx~300 lx 程度。(出題:平成26年度)

・食卓や洗面・脱衣室は、300 lx 以上。(出題:平成27年度)

・読書は、「団らん」よりも高く、300 lx~750 lx 程度。(平成29年度)

・机上での作業は、1000 lx 程度。(出題:平成25年度平成30年度)

・非常用設備は、1 lx 以上。

  







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

BOD(生物化学的酸素要求量)

生物化学的酸素要求量(BOD:Biochemical oxygen demand)は、最も一般的な水質指標のひとつである。 水中の有機物などの量を、その酸化分解のために微生物が必要とする酸素の量で表し …

no image

直射光と天空光

照度計算において昼光は2つの要素に分けて考慮する。 ・直射光:大気層と透過して直接地上に到達する光。直射光は熱が高く、明るく眩しい。なので採光計画の際は直射光は考慮しない。 ・天空光:太陽光が塵や水蒸 …

no image

コストオン方式

コストオン方式 「コストオン方式」は、一般に、建築主が専門工事業者を選定して工事費を決定したうえで、その工事費に元請の管理経費を加えて(上乗せ;コストオン)、建築の元請会社に工事を発注する方式である。 …

エアバリア方式

エアバリアシステムは、窓下部に設置された送風機からブラインドと窓の間に空気を送風し、室内に暖かい空気が流れる前に排気ファンにより排気する。 エアフローウィンドウ方式やダブルスキン方式よりも熱負荷の低減 …

グレイジングチャンネル工法とは

グレイジングチャンネル工法 「グレイジングチャンネル工法」とは、グレイジングガスケット工法の一つ。   ガラス四方にグレイジングチャンネルを巻きつけ、サッシを取り付ける。 グレイジングチャン …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い