一酸化炭素(CO)は無色・無臭・有毒な気体である。
一般に、炭素・有機物(紙をイメージして)を燃やすと、二酸化炭素が発生する。
C + O2 → CO2
しかし酸素が少ないと不完全燃焼をおこして、一酸化炭素が発生する。
2C + O2 → 2CO2
普段の生活にもわずかながら発生するが、微量である。しかしながら微量であっても一酸化炭素は人体に悪影響を与え、吸いすぎると一酸化炭素中毒を起こす。
基準として、二酸化炭素の100倍の規制基準である。(100倍危ない!って事で覚えて)
室内空気汚染・換気計画における指標
・二酸化炭素・・・0.10%( 1,000 ppm )
・一酸化炭素・・・0.001%( 10 ppm )
出題:平成22年度No.4、平成26年度No.4、平成29年度No.4、平成30年度No.4
ポイント:
・二酸化炭素よりも有毒
・二酸化炭素の100倍の基準