ミース・ファン・デル・ローエは20世紀を代表するアメリカのモダニズム建築家である。
ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトと並び「近代建築の三大巨匠」の1人。
大学で専門的な建築の教育を受けることはなく、職業訓練学校で製図を学んだのち、漆喰装飾のデザイナーを経て1906年に設計事務所に勤務、1912年に独立し事務所を構える。
美術学校バウハウスの第3代校長を務めたが、1次大戦中にアメリカに亡命し、イリノイ州で大学教員となる。その地で残した名作がファンズワース邸である。トゥーゲントハット邸は世界遺産として登録されている。
“Less is more.” 「より少ないことは、より豊かなこと」
“God is in the details.” 「神は細部に宿る」を標榜する。