「黄金比(Golden Ratio)」とは、以下の比のことをいう。
つまり、直前の隣接する2項の和が次の項となるような数列(フィボナッチ数列)を順次作成していくと、その連続する2項の比率は黄金比(約1:1.618)に近づく。
数学上の黄金比に関する研究は多岐にわたるが、建築に関しては黄金比がもつ安定感から、造形美を得るために古くから採用され、人体各部の寸法の比率がこれに近似するといわれている。
建築士 独学応援過去問サイト
投稿日:2020年11月30日 更新日:
「黄金比(Golden Ratio)」とは、以下の比のことをいう。
つまり、直前の隣接する2項の和が次の項となるような数列(フィボナッチ数列)を順次作成していくと、その連続する2項の比率は黄金比(約1:1.618)に近づく。
数学上の黄金比に関する研究は多岐にわたるが、建築に関しては黄金比がもつ安定感から、造形美を得るために古くから採用され、人体各部の寸法の比率がこれに近似するといわれている。
執筆者:松川幸四郎
関連記事
「旧大社駅舎」は瓦葺き屋根を持つ純日本風の木造平屋建ての建築物。 JR大社線は、平成2年(1990)3月31日に廃止され、その後旧大社駅舎は平成16年に国の重要文化財に指定され、その後近代化産業遺産に …
テンピエット 「テンピエット殉教記念堂」は、盛期ルネサンス建築の最高傑作で、使徒聖ペテロが磔刑にされた場所に建設された殉教者記念堂である。 このテンピエット(Tempietto)は「サン・ピエトロ・イ …
丹下都市建築設計HP 「東京計画1960」とは、丹下健三を中心とする東京大学の丹下研究室による計画のこと。 東京・晴海と千葉・木更津を道路で結び、その周辺に「海上都市」をつくる。 世界の大都市では「放 …
日本が誇る文化遺産を受け継ぐ重要技術 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関は、2020年11月、世界最古の法隆寺に代表される日本の伝統的な木造建築を修復する職人の技術をまとめた「伝統建築工匠の技 …