参考資料集

浮遊粉じん

投稿日:2021年5月6日 更新日:

浮遊粉じん(ふゆうふんじん)とは、「空気中に浮遊する粒子」のこと。

室内の空気には、酸素、窒素、水蒸気のほか、人体に有害な物質が含まれており、総じて「室内空気汚染物質」と呼ばれる。

浮遊粉じんの吸引による健康被害は、粒子径が0.1~1.0ミクロン(10-6m)のものによる影響が大きいといわれている。そのため、10ミクロン以下の浮遊粉じんが規制の対象となっている。

その許容量は立米あたり15mg以下

15mg/m3 以下

としている。(過去の出題:平成29年1級学科2、No.02平成22年1級学科2、No.02

JTウェブサイトより




試験のポイント

一般的な必要換気量は一酸化炭素や二酸化炭素の発生量から算出するが、喫煙による空気汚染に対する必要換気量は「浮遊粉じんの量」により算出される。(過去の出題:平成12年1級学科1)

喫煙によって発生する浮遊粉じんに基づく必要換気量は、一般に、喫煙によって発生する一酸化炭素に基づく必要換気量に比べて大きい。(過去の出題:平成24年1級学科2、No.04







-参考資料集

執筆者:

関連記事

基幹災害拠点病院とは

「災害拠点病院」とは、各都道府県に災害時における医療救護活動の拠点となる病院を設置し、被災現場において応急救護を行う救護所や救急病院、救急診療所等との円滑な連携のもとに、災害時における重症患者の適切な …

ヴォルムス大聖堂ードイツ・ロマネスク期

<ヴォルムス大聖堂> ヴォルムス大聖堂は、ドイツのラインラント=プファルツ州にある都市ヴォルムス(Worms)にある大聖堂である。 4つの円柱塔と2つの大きなドーム部分があり、その端に聖歌 …

ICU/集中治療室

  「ICU 」とは、救命できる可能性のある急性の重症患者を収容し、密度の高い集中的な医療・看護を行なうための管理方式である。  通常、緊急治療を要する期間は数日であり、長期間の利用はされない。 IC …

ライトウェル

「光井戸・ライトウェル(Light Well)」は、天窓と吹き抜けを組み合わせて、屋根からの光を深く落とすための構造のこと。光天井、トップライトともいう。 平面計画上、外部に面することができない内部空 …

スケルトン・インフィル方式

「二段階供給(スケルトン・インフィル)方式」とは、耐久性を考慮する部分(構造躯体部分)と共用部分を一段階(スケルトン)とし、各室の内装や設備を第二段階(インフィル)に分ける方式である。 この方式では、 …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い