2級建築士試験

即席単語帳構造15

投稿日:2020年6月29日 更新日:




即席単語帳
構造15

一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)
令和05年度試験日まであと 日!

1.鉄骨筋かい材の有効断面積は、ボルト孔は差し引く?それとも全断面積?

解答:ボルト孔の欠損を差し引く。(あと、突出脚の無効長さも考慮する)

2.鉄骨筋かい材のファスナーの本数が多いほど、筋かい材の有効断面積は大きくなる?小さくなる?

解答:大きくなる(ファスナーの本数が大きくなると、突出脚の無効長さが小さくなるから)

3.単一圧縮材の細長比の計算式は?

解答:座屈長さ(l)/断面二次半径(i)

4.柱の限界細長比は、基準強度Fが大きくなると?

解答:小さくなる。

5.細長比は、座屈長さが大きくなると、どうなる?

解答:大きくなる。(問題3より)

6.細長比は、断面二次半径が大きくなると、どうなる?

解答:小さくなる。(問題3より)

7.許容応力度は、細長比が大きくなると、どうなる?

解答:小さくなる。

8.許容応力度は、断面二次半径が大きくなると、どうなる?

解答:大きくなる。(断面二次半径が大きくなると、細長比が小さくなり、許容応力度は大きくなる。)

9.材料が弾性限度内でいられる限界の細長比は?その式は?

解答:限界細長比(=√(π2E/0.6F))

10.限界細長比は、基準強度が大きくなると、どうなる?

解答:小さくなる(問題9より)

11.構造上主要な部分である圧縮材の有効細長比は?(柱、柱以外)

解答:200以下。柱以外は250

12.ウェブとフランジとでは、どちらの幅厚比を小さくするべきか?

解答:フランジ(フランジの方がより大きな応力を負担するため)

13.梁材の継手では、曲げモーメントを負担するのはウェブ?フランジ?

解答:フランジ

14.材料の基準強度が大きいほど、幅厚比の制限はどうなる?

解答:厳しくなる(小さい基準値になる)

15.横座屈を防ぐために補剛材が設けられるが、補剛材が負担する集中力は、圧縮応力の合力の何%

解答:2%

16.円形鋼管の許容曲げ応力度は、何と等しくすることができる?

解答:許容引張応力度

17.前問の理由?

解答:横座屈の恐れがないから

18.横座屈の恐れがない材種は?

解答:円形鋼管、矩形中空断面材(箱型断面材)、対称軸を有して弱軸まわりに曲げを受ける材

19.SN400B材とSN490B材とでは、設置する横補剛の必要箇所数はどちらが大きくなる?

解答:強度が大きい方が、より負担する応力が大きくなるので、補剛材の数が増える。

20.SN400B材とSN490B材とでは、たわみはどちらが大きい?

解答:変わらない。(鋼材のヤング係数は一定で、たわみの式には強度Fは入っていない。Wl4/EI)

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