「黄金比(Golden Ratio)」とは、以下の比のことをいう。
つまり、直前の隣接する2項の和が次の項となるような数列(フィボナッチ数列)を順次作成していくと、その連続する2項の比率は黄金比(約1:1.618)に近づく。
数学上の黄金比に関する研究は多岐にわたるが、建築に関しては黄金比がもつ安定感から、造形美を得るために古くから採用され、人体各部の寸法の比率がこれに近似するといわれている。
建築士 独学応援過去問サイト
投稿日:2020年11月30日 更新日:
「黄金比(Golden Ratio)」とは、以下の比のことをいう。
つまり、直前の隣接する2項の和が次の項となるような数列(フィボナッチ数列)を順次作成していくと、その連続する2項の比率は黄金比(約1:1.618)に近づく。
数学上の黄金比に関する研究は多岐にわたるが、建築に関しては黄金比がもつ安定感から、造形美を得るために古くから採用され、人体各部の寸法の比率がこれに近似するといわれている。
執筆者:松川幸四郎
関連記事
レム・コールハース(Rem Koolhaas,1944年-)は、オランダのロッテルダム生まれの建築家・都市計画家。 彼の代表著作である『錯乱のニューヨーク(Delirious New York)』にお …
蔀戸はヒモで釣り下げ窓を開放する 蔀戸(しとみど)とは、木格子に板を張った釣り戸のこと。 平安時代の寝殿造りや社寺建築にみられる。 後に引き戸が主流になり、姿を消していったが、江戸時代には商店の道路沿 …
「市街化調整区域」とは、市街化の進展を調整・抑制する区域であり、都市計画法に基づいて指定される。現在、国土の約10.3%を占めている。 市街化区域 ⇆ 市街化調整区域 一方、「市街化区域」は、すでに市 …
「カステルヴェッキオ美術館(イタリア・ヴェローナ)」は14世紀に築城されたゴシック様式の城塞を1926年に市立美術館に再生したものである。1964年にカルロ・スカルパの計画による改修が行われている。 …