
レイタンス
レイタンスは、コンクリート打込み後に、内部の微細な粒子が浮上しコンクリート表面に 形成するぜい弱な物質の層のこと。レイタンスは、上下コンクリートの一体化を阻止するため、緩んだ骨材粒と同様に、打継ぎの際に除去する必要がある。
コンクリート硬化後に行う処理方法には、高圧の空気や水を吹き付けて入念に洗う方法や、水を掛けながらワイヤブラシ等を用いて表面を粗くし、健全なコンクリート面が露出していることを確認する。
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投稿日:2019年4月23日 更新日:
レイタンスは、コンクリート打込み後に、内部の微細な粒子が浮上しコンクリート表面に 形成するぜい弱な物質の層のこと。レイタンスは、上下コンクリートの一体化を阻止するため、緩んだ骨材粒と同様に、打継ぎの際に除去する必要がある。
コンクリート硬化後に行う処理方法には、高圧の空気や水を吹き付けて入念に洗う方法や、水を掛けながらワイヤブラシ等を用いて表面を粗くし、健全なコンクリート面が露出していることを確認する。
執筆者:松川幸四郎
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