金堂は西院伽藍最古の建築で、軒の出の深い安定した姿が美しい。入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗・雲肘木が調和して快いリズムを奏でています。(飛鳥時代 国宝)
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法隆寺は7世紀に創建された聖徳太子ゆかりの寺院である。現存する世界最古の木造建築物であり、1993年に世界遺産に登録される。飛鳥様式の代表的建築物の法隆寺金堂は入母屋造の二重仏堂。一階に裳階がついている。デザイン性が高く、雲形組物、卍くずしの組子を入れた紅蘭、人字形割束、エンタシスが用いられている。
過去の出題
平成20年2級学科1、No.01
平成24年2級学科1、No.01
平成26年2級学科1、No.01