回し溶接
「回し溶接」とは、隅肉溶接で取り付けた母材の端部を、余分に回して溶接すること。
→端部に生じやすい溶接欠陥を避ける目的で行われる。
回し溶接は、滑らかに、隅肉脚長の2倍以上、かつ15mm以上とする。
また、設計図書に示す隅肉溶接の有効長さ(L)は、回し溶接を含めた溶接の全長(l)から、隅肉のサイズ(s)の2倍を減じたものとすることができる。
L = l + 2s
過去の出題
平成24年1級学科5、No.17
平成20年1級学科4、No.18
令和元年2級学科3、No.17
平成27年2級学科3、No.17
平成26年2級学科3、No.17
平成22年2級学科3、No.18