2級建築士試験

即席単語帳構造3

投稿日:2020年6月26日 更新日:




即席単語帳
構造3

一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)
令和05年度試験日まであと 日!

1.[構造計算]高さが60mを超えるものは何に適合する必要がある?

解答:①耐久性等関係規定、②時刻歴応答解析、③大臣の認定

2.RC造・SRC造でのルート1に該当する建築物は?

解答:高さが20m以下

3.ルート1を採用すると、構造計算は何を行う?

解答:許容応力度計算と部材のせん断設計

4.部材のせん断設計とは?

解答:柱と壁の水平面積に割増計算を行ったものが、地震地域係数×固定荷重と積載荷重の和以上であるか確認すること

5.RC造・SRC造でのルート2を採用する建築物は?

解答:高さ20mを超え、31m以下の建築物

6.ルート2において何を計算する?

解答:許容応力度計算、層間変形角の確認剛性率・偏心率塔状比の確認

7.ルート2-1とルート2-2は何が違う?

解答:ルート2-1は耐力壁の多い建築物、2-2は水平面積が大きく、大きな開口部・袖壁が多い建築物

8.層間変形角の規定値は?

解答:1/200以下

9.剛心率の規定値は?

解答:6/10以上

10.偏心率の規定値は?

解答:15/100以下

11.塔状比の規定値は?

解答:4以下

12.ルート3を採用する建築物は?

解答:高さ31mを超え、60m以下

13.ルート3の建築物はどんな計算をする?

解答:許容応力度計算、層間変形角、保有水平耐力計算、転倒の検討(塔状比4を超えるの場合)

14.必要保有水平耐力計算を求める計算式

解答:構造特性係数×形状特性係数×地震水平力

15.構造特性係数を算出する時、の種別をFAとする場合、柱せい(D)に対する高さ(h)の数値は?

解答:2.5以上

16.構造特性係数を算出する時、の種別をFAとする場合、設計基準強度(F)に対するせん断応力度(τ)の数値は?

解答:0.1以下

17.構造特性係数を算出する時、の種別をFAとする場合、設計基準強度(F)に対するせん断応力度(τ)の数値は?

解答:0.15以下

18.構造特性係数を算出する時、の種別をFAとする場合、設計基準強度(F)に対する圧縮応力度(σ)の数値は?

解答:0.35以下

19.構造特性係数を算出する時、の種別をFAとする場合、付着割裂破壊の数値は?

解答:0.8以下

20.構造特性係数が高い部材ほど(例えばFA)、その値は大きくなる?小さくなる?

解答:小さくなる(必要水平耐力が小さくなる)

前のページへ次のページへ
即席単語帳一覧へ

※当サイトは著作権使用の許可を受けて過去問題を公開・解説しております。著作権保護のために無断転載や複製を禁止しており、閲覧者に対しましては適正な使用をお願いしております。







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

ウィング式の大型トラック駐車場の計画

ウィング式の大型トラック ウィング式の大型トラックは、貨物自動車にウィングボディを採用したトラックである。側面からの荷下ろし・荷積みが効率的であるが、大型化するのが一般的であるので計画に注意が必要であ …

袖壁

「袖壁(そでかべ)」とは、壁に対して直角に張り出した壁。壁に窓や出入口などの開口部がある場合、開口部の左右にある壁をいう。 袖壁の設置目的は、防火上の目的(特に外壁)、構造耐力を負担する目的、意匠の目 …

スカイハウス

「スカイハウス(東京)」は1958年に建築された菊竹清訓の代表的住宅建築。 自身の住宅であるが、住宅の「伸び上がり」による利便性とデザイン性の限界に挑んだ作品。4枚の壁が柱の役割を果たし、10m×10 …

熱貫流

熱貫流 熱貫流とは、空気から壁の表面への熱伝達、壁表面から壁内部の熱伝導、反対側の壁表面から空気への熱伝達を総合した熱移動の現象である。

赤坂離宮(迎賓館)

赤坂離宮(迎賓館)は明治建築を代表する近代洋風建築。当初は東宮御所として1909年に片山東熊により建築。国賓を迎え入れる重要な国の施設。 出題:平成25年 https://www.sanko-e.co …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い