ケーブルラックとは
「ケーブルラック」とは、分電盤や配電盤から出る複数本のケーブルをのせて敷設するため器具。
数本程度のケーブルであればそのケーブル自体を固定することで十分だが、多くなってくると配線や、点検などのアフターケア等が難しくなってくる。
その為、ハシゴやトレー棚のような「ケーブルラック」を設け、その上に敷設する。外観も良くなり、また点検もしやすくなるので、大型商業施設や店舗、工場、病院、立体駐車場、架橋、鉄道のプラットホームなどでよく用いられる。
過去の出題
過去11年間の出題からは1問だけ出ている。なので頻出用語とは言えないが、よく用いる道具ではある。
「低圧屋内配線におけるケーブルラックには、絶縁電線を敷設することができる。」平成21年度No.23
→誤り:ケーブルラックにはケーブルを敷設するので、絶縁されたとしても電線を直接敷設するのは危険である。