2級建築士試験

はだすき

投稿日:2020年4月27日 更新日:




肌(はだ)すきとは?

「はだすき」とは、主に高力ボルト継手における板厚の差で生じる隙間のこと。「肌かい」とも呼ぶ。

高力ボルト継手は、板と板との間の摩擦抵抗力により滑りが生じないようにする接合であるため、隙間が空いていると摩擦抵抗力を減じてしまう。

→このため「テーパーゲージ」を用いて測定し、はだすきが1mmを超える場合は、フィラープレートを挿入し隙間を充填する。

このときのフィラープレートは母材と同じ鋼材を使う必要はなく、400N/mm2級鋼材を使用すれば良い。

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過去の出題

令和元年1級学科4、No.17
平成29年1級学科5、No.13
平成28年1級学科5、No.24
平成26年1級学科5、No.14
平成23年1級学科5、No.13
平成20年1級学科4、No.15
平成15年1級学科4
平成10年1級学科4
平成09年1級学科4

平成29年2級学科3、No.17
平成25年2級学科4、No.12







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