2級建築士試験

地中温度

投稿日:2019年1月10日 更新日:




地中温度

地中10mから100m程度までの地中温度は年間を通じて安定している。

これは5mより深い地中は地表面温度や太陽による熱に影響されにくいためである。

年間2~3度の差があり、地表面よりも遅れて地中温度が上下する。暑くなり始める5月頃に最も地中温度が低くなり、寒くなり始める11月に最も地中温度が高くなる。

この温度への反応の遅れを利用して、夏には冷房として、冬に暖房・給湯・融雪などに「地中熱利用」することができる。

出題:平成25年度No.10平成30年度No.10

残念ながら、地中熱利用に関して、日本は欧米よりも技術と普及が遅れている傾向にある。こちらの地中熱利用促進会のサイトを一読すると理解が深まる。







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