2級建築士試験

即席単語帳構造6

投稿日:2020年6月27日 更新日:




即席単語帳
構造6

一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)
令和05年度試験日まであと 日!

1.地震層せん断力(Qi)の計算式

解答:指定する階より上階の重量(Wi)×地震層せん断力係数(Ci)

2.地震層せん断力係数(Ci)の算定式

解答:Ci=CARZ(標準せん断力係数×高さ方向の地震層せん断力係数の分布係数×振動特性係数×地震地域係数)

3.振動特性係数は、何と何によって決まる?

解答:設計用一次固有周期と地盤の種別(0.4~0.8)

4.設計用一次固有周期(T)は、それぞれいくらになるか?①RC造・SRC造、②S造・木造

解答:
①T=0.02h(秒)
②T=0.03h(秒)

5.地盤種別のうち、岩盤・硬質砂れき層は、第何種?固有周期が何秒から振動特性係数Rは低下する?

解答:第一種地盤、0.4秒(0.4秒までは振動特性係数(R)は1)

6.第三種地盤は固有周期が何秒から振動特性係数Rは低下する?

解答:0.8秒(0.8秒までは振動特性係数(R)は1)

7.第三種地盤って?深さは?

解答:沖積層、30m(盛土含む)

8.地震層せん断力係数の高さ方向の分布係数を、小さくするためには?2つ

解答:①階数を低く、設計一次固有周期を短くする

9.中程度の地震の場合、標準せん断力係数Coは?木造・軟弱地盤の場合は?

解答:0.2(軟弱地盤+木造は0.3)

10.標準せん断力係数Coを1.0と想定する時の耐力計算は?

解答:必要保有水平耐力計算(大地震)

11.地下部分が深くなると、地下部分の水平震度の値はどうなる?

解答:深くなるほど小さくなり、20mで一定

12.地震地域係数が1のとき、地盤面の水平震度は?地下20mは?

解答:1×0.1=0.1、1×0.05=0.05

13.鉄骨造のルート1-1とルート1-2で、偏心率を計算するのは?その数値

解答:ルート1-2、15/100以下

14.RC造の偏心率は?

解答:同じ(15/100以下)

15.ルート1を採用する高さは?①RC造、②S造

解答:①20m以下、②13m以下(軒の高さ9m以下)

16.S造のルート1-1の建築物は?(階数、高さ、軒の高さ、スパン、延べ面積)

解答:3階以下、高さ13m以下、軒の高さ9m以下、スパン6m以下、延べ面積500m2以下

17.S造のルート1-2の建築物は?(階数、高さ、軒の高さ、スパン、延べ面積)

解答:2階以下、高さ13m以下、軒の高さ9m以下、スパン12m以下、延べ面積500m2以下(平屋建ては5,000m2以下)

18.柱と梁は、どちらの曲げ耐力を大きくする?

解答:柱(梁より先に柱が崩壊すると危険)

19.地震力による割増係数を1.5とすることができる、筋交いが負担する水平力(水平力分担率)の比は?

解答:5/7を超える場合(約71%)

20.前問の数値以下の場合、割増係数は?

解答:1+0.7α(αは水平力分担率)

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