2級建築士試験

ソシオペタルとソシオフーガル

投稿日:2019年12月19日 更新日:




ソシオペタルとソシオフーガル

「ソシオペタル(Socio Petal)」とは、人が集まって交流を活発にすることが想定される状態をいう。反対に不活性な状態を「ソシオフーガル(Socio Fugal)」という。

最も「ソシオペタル」な状態は、隔てがなく隣合う状態で、次に机を挟んで向かい合う状態。より親密な席の配置になる。

ソシオペタルの例

また最も「ソシオフーガル」な状態は、互いに反対方向を向き、お互いに干渉することがない状態。駅や空港、待ち合わせ場所などで採用される。

(上写真)待ち合わせなどでは互いに干渉しないように、ベンチ中央に樹木を配置し、その周りに人が座るような「ソシオフーガル」の配置を採用することが多い。

過去の出題

令和元年1級学科1、No.01
平成26年1級学科1、No.07
平成25年1級学科1、No.16

参考図書

・住まいのインテリア設計

・超図解で全部わかる インテリアデザイン入門 増補改訂版

・1級建築士学科試験要点チェック







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

特定建築物とは?2級建築士試験対策

特定建築物 「特定建築物」とは、バリアフリー法(「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」)において以下のように規定されている。 第2条 十六 特定建築物 学校、病院、劇場、観覧場、集会場 …

no image

配光曲線

配光曲線とは? 「配光曲線」とは、照明器具(光源)から出てくる光が、どの方向にどれだけの強さ(光度)で出ているかを極座標にて表すもの。 上表は、3種類の器具の配光曲線。 照明器具の配光特性を示すため、 …

no image

ペンデンティブドーム

ペンデンティブドーム ビザンチン建築の特徴。正方形平面のアーチの上に円形のドームを載せる架構。この建築方式により大空間を実現することができる。→ハギア・ソフィア大聖堂(532年) 出題:平成23年度、 …

くら金物

くら金物は、垂木と軒桁、もしくは母屋の接合に用いる接合金物。 くら金物(http://www.shikou-k.co.jp/gallery/underway/n1302/index2.htmlより出典 …

豆板

豆板(ジャンカ)とは? 「豆板」はコンクリート打設時の初期欠陥のうちの一つ。表面がザラつき粗骨材が確認できる状態。「す」「あばた」とも呼称される。 →空隙ができ、強度が下がり、脆い部分となる。 →中性 …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い