[特集]製図試験に使える単語・フレーズ集
2級建築士の製図試験がもうそろそろですね!
プランニング力、作図力はある程度ついてきたけど、
「計画の要点」の文章ってみなさん書けますか?
そうなんです。以外と文章が出てこないんですよね。
一行で終わったり、出題文をそのまま書いてしまったり。
そんなに重要ではないと考えてしまっている方もいるのではないでしょうか?
「計画の要点」はプランの印象付け
「合格のため」と割り切って無難に書くのも悪いとは言えませんが、「計画の要点等」における文章は施主・依頼主への「営業トーク」とも言えます。
またここでの配慮を頭の中に置いておくことで、プランニング力もさらにパワーアップが期待されます。
そこで、少しのお手伝いですが、計画の要点等に使える単語やフレーズをまとめておきましたので、参考にされてください。
プランニングの時に気に入ったワードをメモしておいて、いざ答案用紙に書く時には文字をつなげて文章を完成させましょう。
「計画の要点」単語・フレーズ
1.「事務所部分の計画」について、工夫した点
・まとめて配置、幅員の大きな道路に配置
・日照豊かな、明るい空間、
・通行人、周辺住民、地域との交流を深め、交流を図り、アピール
・独立性、動線の分離、一体感、ふらっと気軽に立ち寄れる、施設の魅力をアピール
・吹き抜けによって豊かな空間、自由な創作活動
・イベントに対応できる可変性、フレキシブル
2.「居間・食事室・台所」の配置について、工夫した点
・家族団らん、鑑賞、歓談、炊事中にも会話が楽しめる対面キッチン
・開口部を広く設け、静かな空間、十分な広さ、心地よい
・台所を道路側、道路騒音を低減
3.「2階部分の計画」について、工夫した点
・二面開口、通風の確保
・家族の成長に合わせた、可変性
・ふれあいの場、一階部分との一体感
4.外構計画について、工夫した点
・北側境界線に寄せ、前面道路からのアプローチ、余裕
・開放性、プライバシーの確保、
・アクセス、シンプル、動線を短く、安全に配慮
・屋外テラス、外部空間を楽しめる、内部空間との一体感、一体的利用、子供達がのびのびと
5.高齢者・車椅子使用者に配慮した点
・家族の目の届く、見守り、見渡せる、近接した
・プライバシーの確保
・自立、介護のしやすさ、訪問サービスの利用
・動線を短く、段差処理、円滑に移動、転倒防止
・車椅子の置き場、回転を考慮
6.建築物の環境負荷低減(省エネルギー等)について、工夫した点
・建築的手法:日射の遮蔽、バルコニー、庇、Low-E複層ガラス、自然採光、自然通風、緑化、南側隣地境界線からの離隔距離を大きく取ることで自然採光、吹き抜けの連続空間を利用して温度差換気を行い、住まい全体の空気を循環
・設備的手法:全熱交換器の利用、LEDランプで消費電力の低減、太陽光発電、
7.耐震構造
・上下階の耐力壁の位置を一致、一松状に、整形な、通りよく、梁間、桁行方向ともバランスよく配置
・吹き抜け部分に火打梁
以上になります!
もちろん、上記に挙げたものだけではなく、他にもまだまだあるので、建築物の紹介ページなどを見るととても参考になりますよ。