2級建築士試験

紙チューブ(ボイド管)

投稿日:2020年4月15日 更新日:




紙チューブとは?

「紙チューブ(ボイド管)」とは、コンクリート用型枠を組み立てる際に設ける配管用スリーブの種類の一つ。

他にも鋼管や塩ビ管なども使用するが、場面や使用場所によって使い分けされる。

  • つば付き鋼管:地中部分で水密を要する部分
  • 硬化ポリ塩化ビニル管:地中部分で水密を要しない部分(防火区画では使用不可)
  • 溶融亜鉛めっき鋼板:円形スリーブ
  • 紙チューブ:柱・梁以外で、開口補強が不要、スリーブの径が200mm以下の場合のみ使用可能

多様な使い道

以下のように様々な場面で用いられる。

  • 建築、土木工事の配管や配線
  • 道路の防護柵や標識
  • 街灯の設置
  • 建築物の円柱、煙突の芯材
  • 鉄柱の基礎用型枠

過去の出題(一級建築士)

平成30年1級学科5、No.09
平成28年1級学科5、No.09
平成22年1級学科5、No.09
平成21年1級学科5、No.21
平成20年1級学科5、No.09







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