2級建築士試験

平板載荷試験とは?

投稿日:2020年4月10日 更新日:




平板載荷試験

http://blog.livedoor.jp/vw_hiroki4580/より

平板載荷へいばんさいか試験」は、地盤調査手法の原位置試験のうちの一つ。地盤の変形や強さ等の支持力を判定する。

建築士試験のポイント

直径30cmの円形の載荷板を用いて地盤に載荷し、荷重と沈下量の関係から、支持力特性(地盤の変形や強さ等)を求めることができる。

②試験を実施する地盤面は、載荷板の中心から1.0m以上の範囲が水平に整地されていることを確認する。

③実荷重の受台は、載荷板の中心から、1.5m以上離れた位置に設置する。

④実荷重は、計画最大荷重の1.2倍以上。

⑤地盤の許容応力度を求める場合、基礎の根入れ効果は加算しない

⑥試験結果は載荷面付近の地盤特性が反映されたものとなり、実際の建築物においては試験より深い地盤の影響を受けるので、試験結果の解釈には注意が必要

⑦地盤の支持力特性」の調査ができる範囲は、載荷板幅の1.5~2.0倍程度の深さまで。(直径30cmの載荷板であれば、45cm~60cm程度)

参考動画

以下の動画を参考にしてください。


過去の出題(一級建築士)

平成29年1級学科5、No.05
平成27年1級学科5、No.07
平成25年1級学科5、No.05
平成22年1級学科5、No.05
平成21年1級学科5、No.05
平成20年1級学科4、No.07
平成17年1級学科4
平成16年1級学科4
平成12年1級学科4
平成11年1級学科4

平成29年1級学科4、No.19
平成25年1級学科4、No.22
平成22年1級学科4、No.21

過去の出題(二級建築士)

平成29年2級学科4、No.06
平成22年2級学科4、No.05

平成30年2級学科3、No.09
平成28年2級学科3、No.09







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

前川國男(まえかわ・くにお)

前川國男はル・コルビジェに師事し、日本に近代建築をもたらした。丹下健三に多大な影響を与える。代表作品は東京文化会館、東京海上日動ビル本館、国際文化会館。建築士試験に出題される15人のうちの1人。 出題 …

都市計画法施行令22条

都市計画法施行令 第22条 開発行為の許可を要しない通常の管理行為、軽易な行為その他の行為 開発行為の許可を要しない通常の管理行為、軽易な行為その他の行為 第22条 法第29条第1項第十一号の政令で定 …

方づえ

方ほう杖は、組、床組における垂直構面において、斜めに入れて隅角部を固める部材。 火打ち梁ばりとよく混同するので注意です。火打ち梁は水平部材。 (https://ameblo.jp/より出典) 出題:平 …

犬走り

「犬走り」とは、垣と溝の間や土手の斜面に設けられた細長い通路や平地部分。建物の外壁の周りを囲うように作られた道状の部分である。 一般的に40cm〜60cmで、犬が通れるくらいの幅しかない道という意味合 …

即席単語帳施工3

即席単語帳施工3 一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)令和05年度試験日まであと 日! 1.関係請負人の労働者の数が常時50人以上となる工事現場においては、請負者は①及び②を選任しなければな …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い