
「寄棟屋根(hipped roof)」とは、屋根の形式の一つである。「四注屋根」ともいう。大棟の両端から四隅に降棟が降下している屋根で、二つの台形と二つの二等辺三角形とで構成される。
正倉院宝庫や唐招提寺金堂などがその代表例。

正倉院宝庫

唐招提寺金堂
建築士 独学応援過去問サイト
投稿日:2020年12月10日 更新日:

「寄棟屋根(hipped roof)」とは、屋根の形式の一つである。「四注屋根」ともいう。大棟の両端から四隅に降棟が降下している屋根で、二つの台形と二つの二等辺三角形とで構成される。
正倉院宝庫や唐招提寺金堂などがその代表例。

正倉院宝庫

唐招提寺金堂
執筆者:松川幸四郎
関連記事
「水セメント比(W/C:water cement ratio)」とは、水とセメントの比率を百分率で示した値のこと。 「水セメント比=W/C ×100(%)」 Wは単位水量(kg/m3)、Cは単位セメン …
「流造り」とは、神社建築の形式の一つである。 屋根の前のほうが長く伸びて向拝を覆い、庇と母屋が同じ流れで葺いてある。 伊勢神宮に代表される神明造から発展し、奈良時代末から平安時代に成立し、広く各地に流 …
「隙間なし天井」とは、特定天井に関する設計ルートのうち、仕様ルートとして、周囲の壁等との間に隙間を設けない仕様であり、平成28年に追加された基準である(告示第3第3項)。 従来の基準は、地震時に天井面 …
「テラスハウス」(Terraced House)」とは、各住戸が区画された専用の庭をもつ連続住宅であり、各住戸が戸境壁を共有しながらも、庭があることで独立住宅としての要素を有するものである。 イギリス …