2級建築士試験

即席単語帳構造26

投稿日:2020年7月2日 更新日:




即席単語帳
構造26

一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)
令和05年度試験日まであと 日!

1.地震時の上部構造からの水平力に対し、液状化などの地盤破壊がなく、偏土圧等の水平力が作用していなければ、基礎底面と地盤との摩擦により抵抗できると考えられる基礎構造は?

解答:直接基礎

2.基礎の極限鉛直支持力は、〇〇と〇〇の積で求めることが出来る。

解答:底面積×極限鉛直支持力度

3.極限鉛直支持力度は、3つの支持力度の総和である。その3つは?

解答:粘着力、地盤の自重、根入れによる押さえ効果

4.地下水位が高くなると、極限鉛直支持力はどうなる?

解答:小さくなる

5.なんで?

解答:浮力を考慮して、単位体積重量から9.8kN/m3

6.性質の異なる層がある場合、層状地盤とみなす深さは?

解答:基礎幅の2倍程度まで

7.傾斜地盤上に直接基礎がある場合、その極限支持力は?

解答:低下する

8.圧密沈下の沈下量を無視できる場合って?

解答:建設後、または水位を下げても地中応力が先行圧密応力以下の場合

9.基礎底面積が大きいほど、即時沈下量は大きくなる?小さくなる?

解答:大きくなる

10.基礎底面積が細長いほど、即時沈下量は大きくなる?小さくなる?

解答:小さくなる(沈下量は基礎の短辺長さに比例する)

11.基礎底面積の算定に用いる「接地圧」の検討の場合は、埋戻し土の重量を含める?

解答:含める

12.基礎スラブ(フーチング底面)の「接地圧」の検討の場合、埋戻し土の重量を含める?

解答:含めない

13.圧密沈下の恐れがある場合、どのような対処をとるか

解答:剛強な基礎梁(地中梁)を設ける、もしくはべた基礎にする

14.杭基礎の支持力のうち、先端抵抗と周面摩擦抵抗はどちらが先に発揮されるか

解答:周面摩擦抵抗(先端抵抗はある程度沈下してから発揮される)

15.杭基礎を設計にあたって、基礎スラブ底面における支持力は無視するが、なぜ?

解答:地盤と基礎スラブとの間に隙間が生じやすいから

16.前問の状態の例外として、直接基礎と杭基礎の両方が抵抗する基礎は?

解答:パイルド・ラフト基礎

17.杭の極限支持力の算定は?

解答:極限先端支持力と極限周面摩擦力との和

18.前問の計算が適用されないのは?

解答:液状化の恐れがある場合

19.極限周面摩擦力の算定方法は?

解答:砂質土・粘性土の両方の極限周面摩擦力の和

20.打込み杭・埋込み杭・場所打ちコンクリート杭の三種の基礎のうち、極限周面摩擦力度が最も大きいのは?

解答:場所打ちコンクリート杭

21.打込み杭・埋込み杭・場所打ちコンクリート杭の三種の基礎のうち、極限先端支持力度が最も大きいのは?

解答:打込み杭

前のページへ次のページへ
即席単語帳一覧へ

※当サイトは著作権使用の許可を受けて過去問題を公開・解説しております。著作権保護のために無断転載や複製を禁止しており、閲覧者に対しましては適正な使用をお願いしております。







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

エレベーターの台数

http://www.elevator.co.jp/ 高層の事務所ビルにおける乗用エレベーターの台数については、一般に、最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数を考慮して計画する。 また事務所ビル …

no image

第1種換気

換気計画において機械換気と自然換気があり、第1種換気は機械換気のうちのひとつ。 他にも第2種と第3種があるが、「給気」と「排気」を自然換気か機械換気にするのかの違いがある。 この第1種換気は機械で「給 …

伝統的農家の間取り

我が日本の伝統的な農家の住宅には、「広間型」「四間取り(田の字型)」「南部曲り家」などが広く普及していた。 広間型(三間取り) 東北・北陸で多く見られる。 入り口から土間に入り、土間に面する広い板の間 …

建築基準法規則1条の3 表3

規則1条の3 表3 (い) (ろ) 構造計算書の種類 明示すべき事項 (一) 令第81条第2項第一号イに規定する保有水平耐力計算により安全性を確かめた建築物 共通事項 構造計算チェックリスト プログラ …

スペーサー

スペーサーとは? 「スペーサー」とは、側面の型枠に対して、鉄筋のかぶり厚さを確保するもの。 →鋼製かコンクリート製を使用する。ただし、梁・柱・基礎梁・地下外壁は、側面に限り、プラスチック製を使用しても …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い