円覚寺舎利殿とは?
円覚寺舎利殿は鎌倉に建てられた臨済宗寺院。
正式には「瑞鹿山・円覚興聖禅寺」であり、鎌倉幕府に保護される。
禅宗様(唐様)の寺院であり、その特徴は、
①部材が細く
②組物が精密に細工し
③屋根の反りが強く
④扇垂木
⑤火打窓
⑥結組が配置されている。
建築士 独学応援過去問サイト
投稿日:2018年12月18日 更新日:
円覚寺舎利殿は鎌倉に建てられた臨済宗寺院。
正式には「瑞鹿山・円覚興聖禅寺」であり、鎌倉幕府に保護される。
禅宗様(唐様)の寺院であり、その特徴は、
①部材が細く
②組物が精密に細工し
③屋根の反りが強く
④扇垂木
⑤火打窓
⑥結組が配置されている。
執筆者:松川幸四郎
関連記事
密庵 「密庵(みったん)」は、大徳寺龍光院にある4畳半台目の茶室である。17世紀に建てられる。 書院造りの意匠と、数奇屋造りとが融合した茶室である。特に柱や障子の桟などに数寄屋造りの特徴がみられる。 …
落水荘は1935年アメリカの建築士フランク・ロイド・ライトによる設計。自然との調和がテーマ。滝が流れる上に住宅があり、基礎を自然の岩盤にし、内部には自然の岩が露出している。切り拓くのではなく、自然の一 …
金堂は西院伽藍最古の建築で、軒の出の深い安定した姿が美しい。入母屋造り二重の瓦屋根と下層の裳階(もこし)の板葺きの対比、これに奥深い軒下の垂木(たるき)や雲斗・雲肘木が調和して快いリズムを奏でています …
多孔質材料 グラスウールなどの多孔質材料に音があたり、小さな繊維を振動させたり、細かい隙間へ入るときの摩擦などで、音エネルギーの一部が熱に変わり吸収される。 特徴として、低音域より高音域が多く吸収され …