2級建築士試験

トルシア形高力ボルト(S10T)とは?

投稿日:2020年4月26日 更新日:




トルシア形高力ボルトとは?

「トルシア形高力ボルト」は国土交通大臣認証「S10T」で、従来の「高力六角ボルト」に比べて、施工管理が簡単で、導入軸力が安定した高力ボルトである。

http://www.bolten.co.jp/より

施工においては「高力六角ボルト」と「トルシア形高力ボルト」が頻繁に用いられる。

トルシア形高力ボルトの締め付けは、専用の締め付け機器を用いて行い、ピンテールが破断されるまで締め付ける。

締め付け後の検査

締め付け後の検査においては、全数において目視検査を行う。

①ピンテールが破断されているか
②共回り・軸回りがないか
③ナットの回転量の確認
④ボルトの余長はネジ山が1~6山であること

⑤ナットの回転量に著しいバラツキのある一群においては、すべてのボルトの回転量を測定し、平均回転角度を測定
→平均回転角度が±30°の範囲で合格

⑥締め忘れは異常がないか確認した上で締め付ける。

過去の出題

令和元年1級学科5、No.14
平成29年1級学科5、No.13
平成28年1級学科5、No.15
平成27年1級学科5、No.14
平成25年1級学科5、No.13
平成24年1級学科5、No.14
平成21年1級学科5、No.13
平成17年1級
平成15年1級
平成11年1級

平成30年2級学科4、No.12
平成29年2級学科4、No.13
平成27年2級学科4、No.13
平成26年2級学科4、No.12
平成24年2級学科4、No.13
平成20年2級学科4、No.11







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