アルミサッシは錆びにくく、耐久性がいいのが特徴。それでも表面処理を行うことが防食対策として重要になってくる。
アルミニウム合金素地への「陽極酸化皮膜処理」
アルミニウムは酸素と化学反応を起こしやすく、自然に薄い膜を形成する。しかしこの薄い膜は破れやすいのでそこから腐食されてしまう。
そのため「陽極酸化皮膜処理(アルマイト)」もしくは「化成被膜処理」による表面処理が必要になってくる。
→腐食を防ぎ、長持ちさせる
→塗料を塗りやすくなる下地の役割
アルミサッシの現場での塗膜処理
アルミサッシ工場にて既に表面処理を行なっているので、現場で施工する場合には、
①コンクリートやモルタルなどのアルカリ性材料と接触する場合は「耐アルカリ塗料(ウレタン樹脂系やアクリル樹脂系)」を用いて絶縁処理を行う。出題:平成23年度No.18
②電食の恐れがある場合には、塗膜処理を行ない、電気的絶縁を行う。出題:平成22年度No.18