二級建築士試験分野別まとめ
施工
用語・機械
2023年7月02日(日)
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分野別にまとめました
(平成20年度から令和02年度まで)
二級建築士
施工
用語・機械
〔R01 No.23〕建築工事に用いられる工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.山留め工事において、地下水位が床付け面より低かったので、親杭横矢板工法を採用した。
2.既製コンクリート杭工事において、支持地盤に杭先端部を定着させるプレボーリング根固め工法を採用した。
3.鉄筋工事において、同一径の鉄筋の継手には、ノンスカラップ工法を採用した。
4.鉄骨工事において、露出形式柱脚のベースモルタルの全面を、あらかじめ同一の高さで平滑に仕上げることが困難であったので、あと詰め中心塗り工法を採用した。
5.タイル工事において、外壁への二丁掛けタイルの張付けは、特記がなかったので、密着張り(ヴィブラート工法)を採用した。
解答 3:ノンスカラップ工法は鉄骨工事における工法で、鉄筋工事には用いられない。
〔H29 No.23〕建築工事に用いられる工法及び機械・器具に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.杭工事において、地盤が軟弱であったので、地盤アンカー工法を採用した。
2.防水工事において、におい対策に有効なトーチ工法を採用した。
3.土工事において、掘削機械が置かれている地面よりも高い位置の土砂の掘削に、パワーショベルを使用した。
4.鉄筋工事において、鉄筋の切断にシヤーカッターを使用した。
5.鉄骨工事において、トルシア形高力ボルトの一次締付けに電動式インパクトレンチを使用した。
解答 1:地盤アンカー工法は山留め工事である。地盤アンカー工法は、切ばりの代わりに、山留め壁にかかる側圧を、良質地盤に定着させた地盤アンカーによって、支えながら掘削する工法。
〔H28 No.23〕建築工事に用いられる施工機械・器具及び工法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.土工事において、掘削機械の接地面よりも低い位置の土砂の掘削に、バックホウを使用した。
2.杭地業工事において、既製コンクリート杭の打込みに、振動コンパクターを使用した。
3.鉄筋工事において、鉄筋の継手に、グリップジョイント工法を採用した。
4.鉄骨工事において、ボルトの締付けに、ラチェットレンチを使用した。
5.木工事において、木材の表面を平滑に仕上げるために、サンダーを使用した。
解答 2:振動コンパクターは土工事などの突固め用の機械である。(JASS 3)また、既成コンクリート杭の打ち込みにはドロップハンマーなどを用いる。(建築工事監理指針)
〔H27 No.23〕建築工事又は測量と、それに用いる工法又は機械・器具との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1.杭地業工事 ——–プレボーリング拡大値固め工法
2.鉄筋工事 ——–ドラッグライン
3.防水工事 ——–トーチ工法
4.トラバース測量——–トータルステーション
5.水準測量 ——–自動レベル
解答 2:ドラッグラインは、広い敷地で深く掘削する必要のある場合に用いる掘削機。
〔H26 No.23〕建築工事又は測量と、それに用いる工法又は機械・器具との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1.根切り工事 ———–クラムシェル
2.耐震改修工事 ———–連続繊維補強工法(炭素繊維補強)
3.杭地業工事 ———–地盤アンカー工法
4.水準測量 ———–自動レベル
5.トラバース測量 ———–セオドライト
解答 3:地盤アンカー工法は山留め工事である。地盤アンカー工法は、切ばりの代わりに、山留め壁にかかる側圧を、良質地盤に定着させた地盤アンカーによって、支えながら掘削する工法。
〔H25 No.23〕施工機械及び器具の使用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.土工事において、掘削機械の接地面よりも低い位置の土砂の掘削に、バックホウを使用した。
2.地盤の締固めにおいて、振動コンパクターを使用した。
3.木工事において、木材の表面を平滑に仕上げるために、ルーターを使用した。
4.鉄筋のガス圧接において、鉄筋の圧接端面の処理に、グラインダーを使用した。
5.普通コンクリートの反発度の測定において、リバウンドハンマーを使用した。
解答 3:ルーターとは、木材の溝切り電動工具である。木材の表面を平滑に仕上げるためには、サンダーやプレーナー、機械かんな等を用いる。(公共建築工事標準仕様書)
〔H23 No.22〕建築工事に用いられる工法及び機械・器具に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.杭地業工事に、トーチ工法を採用した。
2.鉄筋の継手に、グリップジョイント工法を採用した。
3.土砂の掘削にクラムシェルを使用した。
4.鉄筋の曲げ加工に、バーベンダーを使用した。
5.ボルトの締付けに、ラチェットを使用した。
解答 1:トーチ工法は、改質アスファルトシート防水工事のこと。
〔H22 No.22〕施工機械・器具の使用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.バックホウを用いて、当該接地面よりも下方の掘削を行った。
2.2階建の建築物の鉄骨建方に、トラッククレーンを使用した。
3.高い天井の作業に、ローリングタワーを使用した。
4.鉄筋のガス圧接において、鉄筋の圧接端面の処理に、グラインダーを使用した。
5.既成コンクリート杭の打込みに、振動コンパクターを使用した。
解答 5:振動コンパクターは土工事などの突固め用の機械である。(JASS 3)また、既成コンクリート杭の打ち込みにはドロップハンマーなどを用いる。(建築工事監理指針)
〔H21 No.22〕工事とそれに用いる工法との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1.山留め工事 ———-オールケーシング工法
2.タイル工事 ———-マスク張り工法
3.耐震改修工事———-連続繊維補強工法(炭素繊維補強)
4.杭地業工事 ———-リバース工法
5.防水工事 ———-トーチ工法
解答 1:オールケーシング工法は、杭を築造する工法。
〔H20 No.22〕施工機械・器具の使用に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.土工事において、掘削機械が置かれている地面よりも高い位置の土砂の掘削に、パワーショベルを使用した。
2.山留め工事において、鋼矢板の引抜きに、振動コンパクターを使用した。
3.木工事において、木材の表面を平滑に仕上げるために、サンダーを使用した。
4.内装工事において、木造下地に仕上げ用のボードを張り付けるに当たって、接着剤を主とし、タッカーによるステープルを併用した。
5.鉄筋工事における鉄筋のガス圧接において、鉄筋の圧接端面の処理に、グラインダーを使用した。
解答 2:振動コンパクターは、整地や締め固めに用いる土工事用機械である。鋼矢板の引き抜きには、バイブロハンマーなどを用いる。
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