二級建築士試験分野別まとめ
施工
各種工事融合
2023年7月02日(日)
令和05年度試験日まであと 日!
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(公益財団法人よりWEB上での公開認定取得済)
分野別にまとめました
(平成20年度から令和02年度まで)
二級建築士
施工
各種工事融合
〔H23 No.21〕各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.長尺金属板葺による屋根工事において、心木なし瓦棒葺としたので、葺板等の留付けに通し吊子を用いた。
2.木工事において、鴨居は、木裏を下端にして用いた。
3.断熱工事において、吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材の吹付け作業は、断熱材の必要な厚さが40mmであったので、2層吹きとした。
4.アルミニウム製建具の改修工事において、既存建具の枠に著しい腐食がなかったので、既存建具の外周枠を残し、その枠に新規のアルミニウム製建具を取り付けた。
5.アスベスト含有吹付け材の除去工事において、除去した吹付け材は、作業場所内においてセメント固化を行い、密封処理をして搬出した。
解答 2:敷居・鴨居は、乾燥すると木表が凸になる傾向にある。それによって建具の開閉が固くなるので、鴨居は木面を下端にする。
〔H22 No.21〕各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.コンクリートの外壁改修工事において、0.3mm程度のひび割れ部分に、エポキシ樹脂を注入した。
2.鉄骨工事において、鉄骨建方に使用する仮ボルトは、軸径が本締めボルトと同一の中ボルト(普通ボルト)を使用した。
3.防水工事において、屋上の平場の防水層の保護コンクリートに設ける伸縮調整目地の深さは、防水層の保護コンクリートの厚さの1/2とした。
4.木造住宅の屋根工事において、住宅屋根用化粧スレート葺きの野地板は、日本農林規格(JAS)による普通合板1種とした。
5.木造住宅のとい工事において、硬質塩化ビニル雨どいを用いたので、たてどいのとい受金物の取付け間隔を1mとした。
解答 3:屋上の平場の防水層の保護コンクリートに設ける伸縮調整目地の深さは、保護コンクリートの上面から下面に達するものとする。(公共建築工事標準仕様書)
〔H21 No.21〕各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.砂利地業において、所定の品質を有する再生クラッシャランを使用した。
2.壁の張り石工事において、大理石の引き金物には、ステンレス製のものを使用した。
3.屋根工事において、鋼板製屋根用折板葺きにおけるタイトフレームと下地との接合は隅肉溶接とし、溶接後はスラグを除去して、錆止め塗料を塗布した。
4.現場塗装工事において、亜鉛めっき鋼面には、素地ごしらえとしてエッチングプライマーを塗布した。
5.内装工事において、ビニル床シートの張付けは、シートの搬入後、直ちに、室の寸法に合わせて切断して張り付けた。
解答 5:ビニル床シートは保管・搬入時にはロール状に巻かれているので、直ちに切断・張り付けは行わず、張付前に、仮敷きをおこなって巻きぐせを直す必要がある。(JASS 26)
〔H20 No.21〕各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.鉄骨工事において、軽量形鋼のボルト接合は、特記がなかったので、普通ボルト接合とした。
2.シーリング工事において、充填したシーリング材のへら仕上げ後、直ちにマスキングテープを除去した。
3.木工事において、鴨居は、木裏を下端にして用いた。
4.屋根工事において、粘土瓦葺の瓦の留付けには、長さ50mmのステンレス製の釘を使用した。
5.鉄筋コンクリート造の樋工事において、縦形のルーフドレンの取付けは、コンクリート打込みとした。
解答 3:敷居・鴨居は、乾燥すると木表が凸になる傾向にある。それによって建具の開閉が固くなるので、鴨居は木面を下端にする。
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