二級建築士試験分野別まとめ
施工
コンクリートブロック工事
2023年7月02日(日)
令和05年度試験日まであと 日!
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分野別にまとめました
(平成20年度から令和02年度まで)
二級建築士
施工
コンクリートブロック工事
補強コンクリートブロック造
〔R02 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.耐力壁の縦筋は、基礎コンクリート打込み時に移動しないように、仮設の振れ止めと縦筋上部を固定した。
2.直交壁がある耐力壁の横筋の端部は、その直交壁の横筋に重ね継手とした。
3.ブロック積みは、中央部から隅角部に向かって、順次水平に積み進めた。
4.押し目地仕上げとするので、目地モルタルの硬化前に、目地ごてで目地ずりを行った。
5.吸水率の高いブロックを使用するブロック積みに先立ち、モルタルと接するブロック面に、適度な水湿しを行った。
解答 3:ブロック積みは、水糸にそって、隅角部から中央部に向かって、順次水平に行う。また、縦目地空洞部には、ブロック2段ごとにモルタルを充填し、ブロックの1日の積上げ高さは1.6m(8段)以下とする。
〔R01 No.14〕コンクリートブロック工事及び外壁の押出成形セメント板工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.補強コンクリートブロック造において、ブロック空洞部の充填コンクリートの打継ぎ位置は、ブロックの上端から5cm程度下がった位置とした。
2.補強コンクリートブロック造において、直交壁のない耐力壁の横筋の端部は、壁端部の縦筋に180度フックによりかぎ掛けとした。
3.高さ1.8mの補強コンクリートブロック造の塀において、長さ4.0mごとに控壁を設けた。
4.押出成形セメント板を縦張り工法で取り付けるに当たり、セメント板相互の目地幅は、特記がなかったので、長辺の目地幅を8mm、短辺の目地幅を15mmとした。
5.押出成形セメント板を横張り工法で取り付けるに当たり、取付け金具は、セメント板がスライドできるように取り付けた。
解答 3:補強コンクリートブロック造の塀は、高さ2.2m以下、厚さは15cm以上(高さ2m以下であれば10cm)、塀の長さ3.4m以下ごとに控壁を設けなければならない(令62条の8)。
〔H29 No.14〕補強コンクリートブロック工事及び外壁のALCパネル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.臥梁の直下のブロックには、横筋用ブロックを使用し、臥梁へのコンクリートの打込みを行った。
2.ブロックの空洞部を通して電気配管を行うに当たり、横筋のかぶり厚さに支障のないように空洞部の片側に寄せて配管を行った。
3.ブロック塀の縦筋については、下部は基礎に定着させ、上部は最上部の横筋に90度フック、余長5dで定着させた。
4.ALCパネルの最小幅は、300mmとした。
5.ALCパネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は、耐火目地材を充填する必要がなかったので、10mmとした。
解答 3:補強コンクリートブロック造の塀の縦筋については、下部は基礎に定着させ、上部は最上部の横筋に180度フック、余長10d以上で定着させる。(公共建築工事標準仕様書)
〔H28 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.各ブロックの水平を測るために、足場、型枠と連結しない自立式の縦遣方を設置した。
2.直交壁のない耐力壁の横筋の端部については、壁端部の縦筋に180°フックによりかぎ掛けとした。
3.特記がなかったので、臥梁の直下のブロックには横筋用ブロックを使用し、臥梁へのコンクリートの打込みを行った。
4.耐力壁の縦筋は、ブロック空洞部に重ね継手を設けて配筋し、上下端をそれぞれ臥梁、基礎等に定着した。
5.特記がなかったので、日本工業規格(JIS)における圧縮強さ16の空洞ブロックを用いた。
解答 4:耐力壁の縦筋は、原則、空洞部内で重ね継ぎ手をしてはいけない。(補強コンクリートブロック造設計基準)
〔H27 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.壁鉄筋のかぶり厚さの最小値は、フェイスシェルの厚さを含めずに、20mmとした。
2.モルタルと接するブロック面については、付着物等を取り除き、十分に乾燥させた後に、ブロック積みを行った。
3.ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ位置は、ブロック上端面から5cm程度下がった位置とした。
4.耐力壁における1日の積み上げ高さの限度は、1.6m程度とした。
5.押し目地仕上げは、目地モルタルの硬化前に目地ごてを用いて行った。
解答 2:ドライアウトを防ぐため、モルタルと接するブロック面は、水浸しを行なってブロック積みを行う。(公共建築工事標準仕様書)
〔H25 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ブロックの空洞部を通して電気配管を行うに当たって、横筋のかぶり厚さに支障のないように空洞部の片側に寄せて配管を行った。
2.といを設置するに当たって、とい受金物の埋込み箇所は、モルタルが充填される目地の位置とした。
3.ブロックの空洞部への充填用及びまぐさ用のコンクリートは、呼び強度21、スランプ21cmのレディーミクストコンクリートとした。
4.ブロック塀の縦筋については、下部は基礎に定着させ、上部は最上部の横筋に90° フック、余長5dで定着させた。
5.高さ1.8mのブロック塀において、長さ3.4mごとに控壁を設けた。
解答 4:補強コンクリートブロック造の塀の縦筋については、下部は基礎に定着させ、上部は最上部の横筋に180度フック、余長10d以上で定着させる。(公共建築工事標準仕様書)
〔H24 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ位置は、ブロック上端面と同一とした。
2.高さ1.8mの補強コンクリートブロック造の塀には、厚さ12cmの空洞ブロックを使用した。
3.縦目地空洞部には、ブロック2段ごとにモルタルを充填した。
4.壁鉄筋のかぶり厚さの最小値は、フェイスシェルの厚さを含めずに、20 mmとした。
5.耐力壁については、ブロックの1日の積上げ高さを1.6mとした。
解答 1:一日の作業の終了時、ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ箇所は、ブロック上端面とから約5cm程度下げた位置とする。(JASS 7)
〔H23 No.12〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.モルタルと接するブロック面については、付着物等を取り除き、十分に乾燥させた後に、ブロック積みを行った。
2.ブロックは、フェイスシェル厚の薄いほうを下にして積み上げた。
3.耐力壁の縦筋は、ブロックの中心部に配筋し、上下端を臥梁、基礎等に定着した。
4.耐力壁の横筋は、重ね継手の長さを45dとし、定着長さを40dとした。
5.ブロック積みは、隅角部から順次中央部に向かって、水平に行った。
解答 1:ドライアウトを防ぐため、モルタルと接するブロック面は、水浸しを行なってブロック積みを行う。(公共建築工事標準仕様書)
〔H22 No.12〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.耐力壁における電気配管は、ブロックの空洞部を利用して埋め込んだ。
2.耐力壁については、ブロックの1日の積上げ高さを1.6mとした。
3.ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ位置は、ブロック上端面から5cm程度下がった位置とした。
4.耐力壁の縦筋は、ブロックの空洞部内で重ね継ぎ手とした。
5.高さ1.8mの補強コンクリートブロック造の塀において、長さ3.0mごとに控壁を設けた。
解答 4:耐力壁の縦筋は、原則、空洞部内で重ね継ぎ手をしてはいけない。(補強コンクリートブロック造設計基準)
〔H21 No.12〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ブロック積みは、隅角部から順次中央に向かって、水平に行った。
2.ブロックはフェイスシェル厚の薄いほうを下にして積上げた。
3.縦目地空洞部には、ブロック4段ごとにモルタルを充填した。
4.壁鉄筋のかぶり厚さの最小値は、フェイスシェルの厚さを含めずに、20mmとした。
5.ブロック塀の縦筋については、下部は基礎に定着し、上部は180°のフックをつけて、最上部の横筋にかぎ掛けとした。
解答 3:補強コンクリートブロック造のモルタルの充填は、2~3段ごとに行う。(JASS 7)
〔H20 No.12〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.ブロック積みは、水糸に沿って、隅角部から各段ごとに順次水平に積み回った。
2.耐力壁の端部に直交壁がある場合、耐力壁の端部の横筋は、直交壁の横筋に重ね継手とした。
3.耐力壁の横筋について、重ね継手の長さは45dとし、定着長さは40dとした。
4.ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎは、ブロック上端面と同一とした。
5.高さ1.8mの補強コンクリートブロック造の塀には、厚さ12cmの空洞ブロックを使用し、その壁内には、D10の鉄筋を縦横に80cmの間隔で配筋した。
解答 4:一日の作業の終了時、ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ箇所は、ブロック上端面とから約5cm程度下げた位置とする。(JASS 7)
〔H30 No.14〕外壁のALCパネル工事及び押出成形セメント板工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.縦壁ロッキング構法によるALCパネル工事において、ALCパネルとスラブとが取り合う部分の隙間には、あらかじめ絶縁材をALCパネルに張り付け、モルタルを充填した。
2.ALCパネルの取付け完了後、使用上支障のない欠けや傷が見つかったので、補修用モルタルを用いて補修した。
3.ALCパネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は、耐火目地材を充填する必要がなかったので、5 mmとした。
4.押出成形セメント板における出隅及び入隅のパネル接合目地は、伸縮調整目地とした。
5.押出成形セメント板を縦張り工法で取り付けるに当たり、パネル相互の目地幅は、特記がなかったので、長辺の目地幅を8 mm、短辺の目地幅を15 mmとした。
解答 3:ALCパネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は伸縮目地とし、目地幅を10mm以上とする。(公共建築工事標準仕様書)
ALCパネル工事
〔H26 No.14〕外壁のALCパネル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.パネルを取り付ける下地金物は、構造体に堅固に取り付けた。
2.取り付けるパネルの最小幅は、300mmとした。
3.パネルの取付け後、使用上支障のない欠けや傷があったので、補修用モルタルを用いて補修した。
4.パネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は、耐火目地材を充填する必要がなかったので、5mmとした。
5.出隅及び入隅のパネル接合部の縦目地は、伸縮目地とした。
解答 4:ALCパネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は伸縮目地とし、目地幅を10mm以上とする。(公共建築工事標準仕様書)
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