「幼保連携型認定こども園」とは、認定こども園のうちの一つで、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律(子ども子育て支援法)」に基づき、2006年に創設された制度である。
・地方裁量型認定こども園ー幼稚園や保育園の認可を持たない施設が、「認定こども園」としての機能を取り入れたもの。
・保育所型認定こども園ー保育園の認可を持つ施設が、幼稚園としての機能を取り入れたもの。
・幼稚園型認定こども園ー幼稚園の認可を持つ施設が、保育園としての機能を取り入れたもの。
・幼保連携型認定こども園ー保育園と幼稚園の認可を持つ施設が、単一の施設として機能を果たすもの。
幼保連携型認定こども園は「学校」と「児童福祉施設」の両方の法的性格を持つものである。従って、「保育士」と「幼稚園教諭」の2つの資格を有している職員が就く。
ーーーーーーーーおまけーーーーーーーー
建築基準法の条文において、学校と児童福祉施設の規定の重複を避けるため、
「児童福祉施設(幼保連携型認定こども園を除く)」
などと規定されている。