2級建築士試験

ストレッチャー

投稿日:2020年10月27日 更新日:




ストレッチャーとは?

「ストレッチャー」とは、担架と台車を組み合わせたもの。 病気人や怪我をした患者を横にさせたり、座った状態にすることもできる。

様々な医療分野で患者を輸送することを目的に主に病院や保健センターで使用されている。

様々な種類

上の写真でもわかるように、ストレッチャー・車椅子を使用するフロアには腰の高さまでの「腰壁」や「プロテクター」を設ける配慮がされる。

上の写真は救急隊が用いるストレッチャー。

上のストレッチャーは機械式浴室に用いられる。浴槽への移乗や、そのまま浴槽へ入ることも可能である。

計画に当たって

また、建築計画においてはストレッチャーや寝台がスムーズに通ることのできる開口の広さの確保や、動線計画を行わなくてはならない。

例えば、病室への開口の幅員は1.35m~1.50mを確保するのが望ましいとされている。

また上図のように、寝台用エレベーターやカゴ(トランク)付エレベーターを設置することによって、ストレッチャーの搬入にエレベーターを使用することが出来る。

→建築計画にあたって棚において欲しいのが、以下の書籍。

図解住まいの寸法

図解 すまいの寸法・計画事典

建築CADデータ集―『バリアフリー』に対応した日常生活動作の寸法







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