2級建築士試験

アルミニウム製建具枠の取付け

投稿日:2019年6月11日 更新日:




アルミニウム製建具枠の取付け

アルミニウム製建具枠の取り付けは、①鉄筋コンクリート造、②鉄骨造、③木造、それぞれ異なってくる。

①鉄筋コンクリート造(溶接+モルタル充填)

・くさびで仮止めし、

・アンカーを用いてアルミサッシを溶接固定する。

・固定したら仮止め用のくさびは必ず取り除き

・枠周辺に硬練りモルタル(容積比でセメント1:砂3)を隙間なく充填する。

・シーリンク材を充填(三面接着でも良い)

出題(施工):平成23年度No.18平成24年度No.20平成27年度No.20平成29年度No.20平成30年度No.20

②鉄骨造(溶接or小ネジ留め)

・平板やくさびを用いて仮固定し、

・溶接もしくは小ネジ留めで固定する。

・シーリング材を充填(プライマー・バックアップ材を用いて二面接着とする!)

出題(施工):平成22年度No.18

  

③木造

・ステンレス製の小ネジ・木ネジで固定。







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

四方柾

四方柾(しほうまさ)は、四側面とも柾目である心去材しんさりざいで、高級な独立化粧材として用いられる。 四方柾は柾目が美しく、四方柾を用いた将棋盤は数十万円から数百万円の高級品として重宝されている。 出 …

建築士法3条の3

建築士 第3条の3 一級建築士、二級建築士又は木造建築士でなければできない設計又は工事監理 一級建築士、二級建築士又は木造建築士でなければできない設計又は工事監理 第3条の3 前条第1項第二号に掲げる …

熱貫流率

熱貫流率 熱貫流率とは、熱伝導と熱伝達を含む、壁体全体の単位面積当たりの伝熱の割合。単位はW/(m2・K)値が大きいほど熱を伝えやすい。 出題:平成29年度No.03、平成27年度No.05、平成26 …

no image

バリューエンジニアリング?ー建築士試験対策

VE(バリューエンジニアリング) 「VE(バリューエンジニアリング)」は、生産性・経済性を検討する具体的な手法として行われるもの。 工事費の低減提案や施工技術の研究を行う導入提案(VE提案)等であるが …

キックプレート

https://www.ym-k.co.jp/より キックプレートは、廊下やドアなどに設置される部材のこと。足や、ストレッチャー、車椅子のフットレストが当たった場合に壁やドアの損傷を防ぐ役割がある。幅 …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い