伊勢神宮内宮正殿は、古来、倉庫として用いられた高床式家屋が神社形式に転化したものと見られている。神明造りの代表的建築であり、正面入り口を平側(平入り)に設けている。屋根は切妻造り。棟持柱が側面より出ており、平面構成は左右対称。古来高床式倉庫の名残で基礎石や土台がなく、掘立て柱となっている。住吉大社の住吉造りや出雲大社の大社造りと並ぶ、神社建築最古の様式。
過去の出題
令和元年1級学科1、No.02
平成26年1級学科1、No.02
平成22年1級学科1、No.02
平成19年1級学科1
平成18年1級学科1
平成30年2級学科1、No.01
平成28年2級学科1、No.02
平成24年2級学科1、No.01
平成22年2級学科1、No.01