最適残響時間
「最適残響時間」は室の用途と、室容積によって算定する。室容積が大きくなると残響時間も大きくなる。
最適な残響時間は、その部屋の用途と体積により推奨値が決まっっている。
室内に一定の強さの音を出し、定常状態に達してから音源を止め、室内の音の平均エネルギー密度が最初の1/100に下がる、音の強さのレベルが60dB下がるまでに要する時間である。
測定方法
これを測定するには、測定する室内でスピーカよりピンクノーイズを発生させ、定常状態にして音を止め、その減衰音を記録し、60dB減衰するまでに要する時間を算出する。
音源位置は、出来るだけ部屋に音が拡散するようにセットし、受音点は、部屋の大きさを考慮した多点の平均値とする。
過去の出題
令和元年1級学科2、No.09
平成30年1級学科2、No.09
平成26年1級学科2、No.08
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