2級建築士試験

床吹き出し空調方式-建築士試験用語

投稿日:2019年5月29日 更新日:




床吹き出し空調方式とは

床吹出し空調方式は二重床を利用して床面から調節空気を送り込む方式である。

一般の天井吹出空調では、空調された空気が居住者に届くまでに拡散されるために、「非居住域部分」も空調してしまうために無駄なエネルギーが発生してしまう。

対して「床吹出し空調方式」では二重床構造の床下から調整された空気を送り、床吹出し口から吹き出す方式。

人の居住範囲である床下から約1.8mの部分を空調し、空調をさほど必要としないエリアには空調を最小限まで抑えることができるので、 省エネルギーが期待できる。

使用上の注意点

・床下吹き出し口から頭の高さまでの温度差は約1度ほどある。特に冷房時にはこの温度差が大きくなるので、給気温度は天井吹き出し方式よりも高く設定する

参考動画







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

no image

法20条

建築基準法第20条 (構造耐力) 第20条 建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧及び水圧並びに地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造のものとして、次の各号に掲げる建築物の区分に応じ、それ …

令129条の2

建築基準法施行令 第129条の2 避難上の安全の検証を行う建築物に対する基準の適用 避難上の安全の検証を行う建築物に対する基準の適用 第129条の2 建築物のうち、当該建築物が全館避難安全性能を有する …

即席単語帳構造19

即席単語帳構造19 一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)令和05年度試験日まであと 日! 1.木材の繊維方向の許容応力度・基準強度の大小関係は? クリックして解答を表示 解答:MAHMS(曲 …

アースオーガー

http://syoeozai.co.jp/より出典 アースオーガー アースオーガーとは、杭打ち、基礎工事に用いる掘削機。主に埋め込み工法で使用し、アースオーガー工法、セメントミルク工法などの工法種類 …

Low-Eガラス-2級建築士試験対策

グリーンやブルーの色が金属膜の色 Low-E(複層)ガラスは、低反射率ガラス、高断熱複層ガラスとも呼ばれる。板ガラスの片面に特殊な金属膜「Low-E」を貼り付けたもの。 複層ガラスの1枚のうち、Low …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い