2級建築士試験

ルイス・サリヴァン

投稿日:2019年12月25日 更新日:




ルイス・サリヴァン

ルイス・サリヴァン(Louise Henry Sullivan)は、19世紀にアメリカ近代建築を代表する鉄骨構造の高層建築を推進させたシカゴ派を代表するひとりである。

「Form ever follows function(形態は常に機能に従う)」

という言葉が有名、機能的なモダニズムの流れをつくる。

石造建築が主流であった以前の建築は、壁面で荷重を支えるため構造的な制約がかかっていたが、近代建築における鉄骨構造建築・RC造では荷重を支えるのは柱へと変化する。

彼は、そのような構造的制約から開放され、デザインに変化を与えることができると見通し、この言葉を建築の基本原理として表現している。

代表的な建築物は、ベヤードビル(ニューヨーク)、オーディトリアム・ビル(シカゴ)、ウェインライトビル(ミズーリ州)、プルデンシャルビル(ニューヨーク)、カーソンピリースコット百貨店(シカゴ)

過去の出題

平成30年1級学科1、No.03

平成24年1級学科1、No.24







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

菊竹清訓(きくたけ・きよのり)

菊竹清訓は建築士試験に出題される15人のうちの1人。 大阪万博ではエキスポタワー、沖縄海洋博万博ではアクアポリスなど、多くの万博で作品を発表している。また住宅では『スカイハウス』などの実験的建築も手が …

計画供用期間の級

計画供用期間の級 「計画供用期間の級」とは、構造体の総合的耐久性の目安として定義されたもの。 一般に、構造躯体の耐久性について、鉄筋が腐食し始める危険性の生じる確率をもとに、4段階の水準に分けられる。 …

耐震改修促進法7条

建築物の耐震改修の促進に関する法律 (耐震改修促進法) 第7条 要安全確認計画記載建築物の所有者の耐震診断の義務 要安全確認計画記載建築物の所有者の耐震診断の義務 第7条 次に掲げる建築物(以下「要安 …

差動式熱感知器

作動式熱感知器 火災が起こると、発見者が知らせる手動式か、機械が探知する自動式で受信機へ火災発生を報せる。 差動式熱感知器は機械式感知器3種類のうちに一つ。周囲の上昇率が大きい時に作動する。 出題:平 …

バリアフリー法14条

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律 (バリアフリー法) 第14条 特別特定建築物の建築主等の基準適合義務等 特別特定建築物の建築主等の基準適合義務等 第14条 建築主等は、特別特定建築 …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い