2級建築士試験

逆サイホン作用??建築士試験頻出用語

投稿日:2019年5月28日 更新日:




逆サイホン作用とは?

逆サイホン作用とは、バックフロー(逆流)作用とも呼ばれる。上水の給水管に上水以外の水・液その他の物質が流入する現象。

共同住宅では上下階で給排水管は接続しているので、下階の使用済み雑排水などが管内の気圧の急激な負圧化により逆に吸い込まれ上階の管に逆流してしまう。

給水系統において負圧状態の箇所において、吸引のため流出側から給水本管へ流れてしまい、また排水系統では下流側より上流側へ流れ、給水が汚染されてしまう。

対策は?

逆サイホン作用が起きないように「バキュームブレーカー」を設ける。

有効活用の例

汚水の上水への流入は人の生活への弊害となる。しかしサイホン作用を有効活用することもできる。

1.ダムでの活用
→https://yamatatugumi.jimdo.com/

2.灯油ポンプ
https://hase01.com/

3.(規模に関係なく)水槽の清掃
→http://tinkle.jp/







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