2級建築士試験

即席単語帳環境7

投稿日:2020年6月25日 更新日:




即席単語帳
環境・設備7

一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)
令和05年度試験日まであと 日!

1.マスキング効果はどの場合に大きくなる?

解答:暗騒音が大きいほど、暗騒音の周波数が目的音に近いほど、マスキング効果は大きくなる。

2.良好な音環境の形成を目的とした総合的な計画をなんていう?

解答:サウンドスケープデザイン

3.最も聴覚に近い40phonの等ラウドネス曲線にほぼ相当する特性を?

解答:A特性

4.前問の特性によって測定された音圧レベルをなんていう?

解答:騒音レベル

5.1kHzまででは、A特性音圧レベルと、C特性音圧レベルはどちらが大きい?

解答:C特性音圧レベル。

6.騒音の許容値は?昼、夜

解答:55dB(NC-45)、45dB(NC-35)

7.住宅での騒音の許容値は?

解答:30dB~45dB(NC-20~35)

8.アナウンススタジオの騒音の許容値は?

解答:25dB(NC-15)

9.建築物の躯体中を伝わる振動により、壁や天井等の表面から空間に放射される音

解答:固体音(固体電波音)

10.透過率の定義

解答:「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁の反対側へ透過する音のエネルギー」の割合

11.質量則による、透過損失(TL)のうち、垂直入射の式。

解答:TL=20・log10(f・m)-43dB
m:面密度、f:周波数

12.前問の式を用いて、入射する音の周波数(f)が2倍になると、透過損失はどうなるか(垂直入射)。

解答:
20log10(2f・m)=20log10(f・m)+20log102
=20log10(f・m)+20・0.301
=20log10(f・m)+6.02
よって、6dB大きくなる

13.拡散・斜め入射は、垂直入射の透過損失に比べてどのくらい減少する?

解答:5dB

14.斜め入射と垂直入射とでは、どちらが音が小さくなる?

解答:垂直入射

15.単層壁の遮音性能が、ある周波数で低下する現象をなんていう?

解答:コインシデンス効果

16.コインシデンス効果はいつおこる?

解答:音の振動と、壁の振動が一致した時。

17.中空二重壁の透過損失は低音、中音、高音のうち、効果がみられない音域は?

解答:低音域

18.前問の理由

解答:低音域共鳴透過がおこるため。

19.前問の現象がおこるのはどんな時?

解答:音の波長と中空層の厚さ(壁の厚さではない)

20.吸音率の定義

解答:吸音率は、「壁から反射されなかった音のエネルギー(透過音エネルギーと吸収音エネルギーとの合計)」を、「入射音エネルギー」で除したもの

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