「ファンズワース邸」は、ドイツ出身の建築家ミース・ファン・デル・ローエによる建築。医師ファンズワース氏の私邸として設計。
“Less is more.” 「より少ないことは、より豊かなこと」を標榜するミースの基本概念を表すモダニズム(近代化)建築を象徴する建築物である。
四面ガラス張りのワンルームで、中はコア以外は何も置いていない。8本の柱は外に配置されており、内部空間には柱やコア以外の壁が存在しない、ユニバーサル・スペースとなっている。施工費用が当初より膨れ上がり、施主との裁判も話題となった。
出題:平成29年1級、No.12、平成11年1級、平成30年2級、No.02、平成29年2級、No.02、平成27年2級、No.02、平成24年2級、No.02