設計図書
設計図書とは、「工事用の図面」や「仕様書」のことを指す。
工事用の図面とは、一般図、詳細図、構造図、設備設計図、外構図、仕上表をさすが、現寸図は含まれない。
設計図書間の優先順位
設計図書に相異がある場合のために、優先順位を定めている。原則として、以下の通り上位から優先順位の高い設計図書となる。
1.質問回答書
2.現場説明書
3.特記仕様書
4.設計図
5.標準仕様書
指定がない場合
設計図書に指定がない工事の施工方法については、「施工者」の責任において決定する。また必要に応じて、「監理者」と「施工者」とが協議のうえ、やはり「施工者」の責任において決定する。
出題:平成23年度No.01、平成24年度No.01、平成27年度No.01
建築基準法1条一二号
(用語の定義)
第2条
この法律において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(中略)
十二 設計図書 建築物、その敷地又は第88条第1項から第3項までに規定する工作物に関する工事用の図面(現寸図その他これに類するものを除く)及び仕様書をいう。