平成28年度2級建築士-学科Ⅰ計画

平成28年度 学科Ⅰ-計画
25問掲載

[№1] 西洋建築史における建築物A~Eについて、建造された年代の古いものから新しいものへと並べた順序として、正しいものは、次のうち、どれか。ただし、( )内は、建築様式、所在地を示す。

1.A → E → C → B → D
2.B → D → A → C → E
3.B → D → E → A → C
4.D → B → C → E → A
5.D → E → B → C → A

(注1)A.サン・ピエトロ大聖堂、B.ハギア・ソフィア、C.ノートルダム大聖堂の図については、著作権法上の関係から、掲載しておりません。
(注2)D.コロッセウム、E.フィレンツェ大聖堂の図については、著作権法上の関係から、その出所等を明示 しています。
図の出典:西田雅嗣・矢ヶ崎善太郎編「カラ―版 図説 建築の歴史」学芸出版社、2013

 

Words: サン・ピエトロ大聖堂ハギア・ソフィア大聖堂ノートルダム大聖堂コロッセウムフィレンツェ大聖堂

解答 4:
各建築物が建てられた年代は以下の通り。コロッセウム(72~80年)、ハギア・ソフィア(532年)、ノートルダム大聖堂(1163~1250年)、フィレンツェ大聖堂(1420~1461年)、サン・ピエトロ大聖堂(1546~1667年)

 

 

[№2] 日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.円覚寺舎利殿(神奈川県)は、部材が細く、屋根の反り強い等の和様の特徴をもつ建築物である。
2.桂離宮(京都府)は、古書院、中書院、新御殿等から構成され、書院造り茶室建築の特徴を取り入れた数寄屋造りの建築物である。
3.伊勢神宮内宮正殿(三重県)は、倉庫として用いられた高床家屋が神社建築に転化したと考えられており、掘立て柱が用いられた建築物である。
4.薬師寺東塔(奈良県)は、本瓦葺き三重塔であり、各重に裳階もこしが付いた建築物である。
5.日光東照宮(栃木県)は、本殿と拝殿とを石の間でつなぐ権現造りの霊廟れいびょう建築である。

解答 1:
円覚寺舎利殿は鎌倉に建てられ禅宗様(唐様)の寺院であり、①部材が細く、②組物が精密に細工し、③屋根の反りが強く、④扇垂木や⑤火打窓、⑥結組が配置されているなどの特徴を持つ。

 

 

[№3]  建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.二酸化炭素は、無色、無臭で空気より重い。
2.大気放射は、日射のうち、大気により吸収、散乱される部分を除き、地表面に直接到達する日射である。
3.熱放射は、真空中においても生じ、ある物体から他の物体へ直接伝達される熱の移動現象である。
4.昼光率は、全天空照度に対する、室内における点の昼光による照度の比率である。
5.クロ(clo)値は、衣服の断熱性を表す指標であり、人の温冷感に影響する要素の一つである。

解答 2:
大気放射とは、大気中の水蒸気・二酸化炭素・浮遊粒子などから射出される放射をいう。設問の「地表面に直接到達する日射」は直達日射の説明である。

 

 

[№4] 冬期の結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.外壁の室内側に生じる表面結露は、防湿層を設けても防ぐことができない。

2.外壁を内断熱とする場合、断熱材を厚くしても内部結露防止には効果がない。

3.保温性の高い建築物にあっても、暖房室と非暖房室がある場合、非暖房室では表面結露が生じやすい。

4.開放型石油ストーブの使用は、表面結露の原因となる場合がある。

5.室内の表面温度を上昇させると、表面結露が生じやすい。

解答 5:
「結露」は壁やガラス窓などの温度が、気温よりも低く露点温度を下回る場合に起きる。そのため、壁面付近の温度を上昇させると、表面結露の防止に効果的である。

 

 
[№ 5] 伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.壁表面の熱伝達率は、壁面に当たる風速が大きいほど小さくなる。

2.伝熱現象には、伝導、対流及び放射の三つがある。

3.物体から出る放射の強さは、周囲の物質には関係なく、その物体の温度と表面の状態によって決まる。

4.木材の熱伝導率は、普通コンクリートの熱伝導率より小さい。

5.単一の材料からなる壁を伝わる熱量は、壁の両面の温度の差、時間及び伝熱面積に比例し、伝わる壁の厚さに比例し、伝わる壁の厚さに反比例する。

解答 1:
壁表面の熱伝達率は、壁面に当たる風速が大きいほど大きくなる

 

 

[№6] 下記の二酸化炭素濃度を基準とした室の必要換気量の算定式において、A~Dに当てはまる項目ア~オの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。

解答 3:
必要換気量は、以下の式で算出される。
必要換気量Q = (一人当たりの二酸化炭素発生量 × 在室者数 ) / (室内の汚染質の許容濃度 – 外気中の汚染室濃度)
(関連問題:平成29年1級学科2、No.03平成28年1級学科2、No.03平成27年1級学科2、No.04平成26年1級学科2、No.02平成30年2級学科1、No.04平成28年2級学科1、No.06平成26年2級学科1、No.04平成24年2級学科1、No.04平成23年2級学科1、No.03平成21年2級学科1、No.04)

 

 

[№ 7] 概略図に示す室の窓面から、室内に入射する直射日光が、1日のうちに床面に当たる範囲を示したA~Dの図と、春分の日、夏至の日及び冬至の日それぞれの組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。ただし、A~Dの図はいずれも北緯35度の地点におけるものとし、室内に入射する直射日光を遮るものはないものとする。

解答 4:
季節によって室内への太陽光の入射角度が異なってくる。
夏至の日は太陽高度が高いので南面窓から照らされる日射は浅い(図C)。また、夏には北側窓にも入射があり、東西面から南側に向けての入射がある(図D)。
冬至の日は太陽高度は低いので、南面窓から照らされる日射は長くなる(図B)。
春分・秋分の日には南側窓からの日差しは東西方向へ直線状になる(図A)。

 

 

 

[№ 8] 光と色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す側光量である。

2.照度は、光が入射する面における入射光による明るさを示す側光量である。

3.マンセル表色系における明度は、面の色の明るさを示す指標であり、反射率の高低に応じて変化する。

4.グレアは、視野内の高輝度の部分や極端な輝度対比などによって、対象の見やすさが損なわれる現象である。

5.演色性は、物体色の見え方についての物体表面の性質である。

解答 5:
演色性は、物体色の見え方についての、照明などの光源の性質であり、物体表面の性質ではない。

 

 

[№9] 音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.残響時間を計算する場合、一般に、室温は考慮しない。

2.人の可聴周波数の上限は、一般に、年齢が上がるにつれて低下するので、高齢者は周波数の高い音が聴き取りにくくなる。

3.壁体における透過損失の値が小さいほど、遮音性能が優れている。

4.室内騒音レベルの許容値は、「図書館の閲覧室」より「音楽ホール」のほうが小さい。

5.板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は、一般に、「中高音域の吸音」より「低音域の吸音」に効果がある。

解答 3:
透過損失は遮音性能を表す数値であり、値が大きいほど、遮音性能が優れている。

 

 

[№10] 屋外気候に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.暖房デグリーデーは、その地域の寒さの指標であり、その値が大きいほど暖房に必要な熱量が大きくなる。

2.CASBEE(建築環境総合性能評価システム)は、建築物の環境性能を建築物における環境品質(Q)と環境負荷(L)で評価するものである。

3.温湿度の特性を表すクリモグラフが右上がりになる地域においては、夏期に湿度が低く冬期には湿度が高い。

4.大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、ヒートアイランド現象の直接的な原因とはならない。

5.太陽放射のうち、紫外線は建築物の内外装の退色など、劣化をもたらす原因となる。

解答 3:
クリモグラフが右上がりになる地域(例えば日本)においては、夏期に湿度が高く冬期には湿度が低い

 

 

[№11] 住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.高齢者に配慮して、階段の手すりの直径を35㎜とし、段鼻からの高さを750㎜とした。

2.ダブルベッドを配置する夫婦の寝室の内法寸法による床面積を、クロゼットも含めて13m2とした。

3.玄関のと玄関外側の高低差を、高齢者に配慮して30㎜とした。

4.収納スペースの床面積の合計を、延べ面積の20%程度として計画した。

5.高齢者に配慮して、階段の勾配を7/11以下となるようにし、踏面の寸法を280㎜とした。

解答 3:
玄関の「くつずり」は、車椅子で容易に乗り越えられるように20mm以下とする。

 

 

[№12] 集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コーポラティブハウスは、住宅入居希望者が組合を作り、協力して企画・設計から入居・管理まで運営していく方式の集合住宅である。

2.中廊下型は、一般に、住棟を東西軸に配置することが多い。

3.スキップフロア型は、一般に、共用廊下を介さずに、外気に接する2方向の開口部を有した住戸を設けることが出来る。

4.4人家族が入居する住戸の都市居住型の誘導居住面積水準の目安は、95m2である。

5.コンバージョンは、既存の事務所ビル等を集合住宅等に用途変更・転用させる手法である。

解答 2:
中廊下型は住棟を東西軸に配置すると北側棟の住居環境に配慮が必要になることから、南北軸に配置することが多い。

 

 

[№13] 図のような基準階平面をもつ5階建ての貸事務所ビルに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.偏心コアの計画であり、基本的に高層化には適していない。

2.対向式による机の配置を行ったとすると、幅1,200mm×奥行き700mmの事務机は、1スパン×1スパン内に12席のレイアウトが可能である。

3.小部屋貸しも可能な平面計画である。

4.コア部分にも、外光・外気を取り入れることができる平面計画である。

5.事務室以外のスペースが全て共用部分(非収益部分)とすると、基準階のレンタブル比は、約82%である。

解答 5:
設問のレンタブル比は、335.50(事務室面積)÷450.00(床面積)×100=75.0%である。

 

 

[№14] 美術館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.学芸員の研究部門は、収蔵部門と近接して配置した。

2.日本画を展示する壁面の照度を、日本工業規格(JIS)の照明設計基準に合わせて、500lx程度とした。

3.展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。

4.絵画用の人工照明の光源を、自然光に近い白色光とした。

5.企画展示室の展示壁面は、展示空間にフレキシビリティをもたせるために、可動式として計画した。

解答 2:
日本画は西洋画に比べて光に弱いので、照度を150lx~300lx程度に抑える必要がある。

 

 

[№15] 福祉施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.介護老人保健施設は、病院における入院治療の必要はないが、家庭に復帰するための機能訓練や看護・介護が必要な高齢者のための施設である。

2.高齢者の使用する居室の作業領域の照度は、日本工業規格(JIS)の照明設計基準の2倍を目安とする。

3.サービス付き高齢者向け住宅は、居住者の安否確認や生活相談のサービスが必ず受けられるバリアフリー構造を有する賃貸等の住宅である。

4.ケアハウスは、家庭による援助を受けることが困難な高齢者が、日常生活上必要なサービスを受けながら自立的な生活をする施設である。

5.特別養護老人ホームの定員1人の居室の最小床面積は、18m2である。

解答 5:
特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)は、常時介護を必要とし、自宅では介護を受けることのできない高齢者を入所させる施設である。その居室の床面積は、入居者一人当たり、10.65m2以上とする。

 

 

[№16] 建築物の各部の所要床面積等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.最大定員11人の乗用エレベーターとして、積載量750kgのものを採用した。

2.病院において、定員4人の小児用病室の内法寸法による床面積を24m2とした。

3.普通乗用車の最大収容台数が18台の機械式立体駐車場において、駐車場総床面積を1台あたり15m2として算出した。

4.保育所において、定員24人の保育室の床面積を36m2とした。

5.小学校において、30人学級の普通教室の床面積を48m2とした。

解答 4:
保育室の面積計画では、幼児1人あたり、1.98m2以上とする。

 

 

[№17] 身体障がい者等に配慮した建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.松葉づえの使用者に配慮し、松葉づえ使用者の通行幅を120cmとして計画した。

2.車いす使用者に配慮し、移乗しやすくするために、ベッドの高さを車いすの座面高さと同じ45cmとした。

3.車いす使用者に配慮し、室内のドアのキックプレートの高さを、床面から35cmとした。

4.車いす使用者に配慮し、記帳などを行う受付カウンターの下部に、高さ60cm、奥行き45cmのクリアランスを設けた。

5.駐車場において、車いす使用者に配慮し、移乗動作も容易にできる乗降スペースの幅を110cmとした。

解答 5:
車椅子使用者専用の駐車スペースは、乗降スペースを含めて幅3,500mm以上とする(乗降スペース1,400以上、車体スペース2,100mm程度)。長さは乗降には影響しないので一般車と同じ寸法でも良い(5,000mm~6,000mm程度)。

 

 

[№18] 建築生産に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.プレファブ工法は、部材をあらかじめ工場で生産する方式であり、品質の安定化、工期の短縮等を目的とした工法である。

2.木質パネル工法は、工場において床や壁などの主要部材を、木製枠組みと構造用合板によってパネル化し、これを現場で組み立てる工法である。

3.ALC工法は、鉄骨造等における軸組に工場生産されたALCパネルを接合する工法である。

4.ボックスユニット工法は、工場生産されたプレキャストコンクリート板を使用して現場で箱状に組み立てる工法であり、工期の短縮にも適している。

5.モデュラーコーディネーションは、基準として用いる単位寸法等により、建築及び建築各部の寸法を相互に関連付けるように調整する手法である。

解答 4:
ボックスユニット工法は、工場で住宅の各部分をボックス状に組み立て、現場でボックスを接合する工法である。設問はパネル工法の説明。

 

 

[№19] 建築設備に関する次の用語の組み合わせのうち、最も関係の少ないものはどれか。

1.MRT———予測平均温冷感申告のことであり、温度湿度気流及び放射の四つの温熱要素に加え、着衣量代謝量を考慮した温熱指標である。

2.SHF———空調機により空気に加えられ又は除去される熱量のうち、顕熱量の占める割合である。

3.BOD———生物化学的酸素要求量のことであり、水質汚濁を評価する指標の一つである。

4.UPS———無停電電源装置のことであり、停電等の際に、一時的に電力供給を行うために用いられる。

5.AHU———中央式空調方式に用いられる空調機のことであり、エアフィルタ・熱交換器・加湿器・送風機などにより構成されれる。 

解答 1:
PMVは温熱6要素全てを利用して算出する。温熱6要素とは、代謝量・着衣量・気温(温度)・湿度・気流・(壁面)放射である。

 

 

[№20] 変風量単一ダクト方式の空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.一般に、定風量単一ダクト方式に比べて、室内の気流分布、空気清浄度を一様に維持することが難しい。

2.一般に、室内にユニットを分散設置する空気熱源マルチパッケージ型空調方式に比べて、空気搬送エネルギーは小さくなる。

3.負荷の減少に比例して送風量を絞ると、必要外気量の確保ができない場合があるため、最小風量の設定などの対応が必要となる。

4.熱負荷のピークの同時発生がない場合、定風量単一ダクト方式に比べて、空調機やダクトサイズを小さくすることができる。

5.定風量単一ダクト方式に比べて、送風機のエネルギー消費量を節減することができる。 

解答 2:
空気搬送エネルギーとは、空気を送るための送風機が消費する電力のこと。空気熱源マルチパッケージ型空調方式は、一台の室外機で調節された冷媒を循環させて各室内機で冷房を行う。このとき送風機は室外機へ外気を取り込むのみに用いるので、変風量単一ダクト方式よりも空気搬送エネルギーは小さくなる。

 

 

[№21] 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. 空気熱源ヒートポンプ方式のエアコンの暖房能力と成績係数は、一般に、外気の温度が低くなるほど低下する。
  2. 冷媒のノンフロン化に伴い、自然冷媒であるアンモニアが空気調和設備の冷凍機の冷媒として用いられることがある。
  3. 最下層に蓄熱槽を設けた開放回路配管方式は、密閉回路配管方式に比べて、一般にポンプの動力が大きくなる。
  4. 開放式冷却塔の冷却効果は、主として、「冷却水に接触する空気の温度」と「冷却水の温度」との差によって得られる。
  5. ガスエンジンヒートポンプは、一般に、契約電力を低減させたい場合や、暖房負荷の大きい寒冷地で使用する場合に適している。

解答 4:
冷却塔は、冷却水が「冷媒」から奪った熱を、蒸発潜熱(気化熱)により大気中に放散させる装置。

 

 

[№22] 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.クロスコネクションは、飲料水の給水・給湯系統とその他の系統とが、配管・装置により直接接続されることを言う。

2.給水管の管径は、配管系統や配管部位における瞬時最大流量を負荷流量として決定する。

3.排水層に設けるマンホールは、有効内径60cm以上とする。

4.飲料水用受水槽のオーバーフロー管の排水は、一般排水系統の配管に間接排水とする。

5.自然流下式の排水立て管の管径は、一般に、上層階より下層階の方を大きくする。

解答 5:
自然流下式は、水の重力のみで排水を流す方式で、排水立て管には各階の横枝管から流入した排水が集まる。そのため下階ほど流量が多くなり、同じ量だけ空気が上に流れる。立て管の管径が変化すると排水や空気の流れを阻害するため、上階・下階ともに管径は同一とする。

 

 

[№23] 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.許容電流値は、主に周囲温度、電線離隔距離により変化する。

2.住宅における屋内の電気方式には、一般に、単相2線式100V又は単相3線式100V/200Vが用いられている。

3.タスク・アンビエント照明は、ある特定の部分だけを照明する方式である。

4.低圧回路の電圧降下の許容値は、配線の長さに応じて段階的に規定されている。

5.低圧屋内配線において、合成樹脂製可とう管は、コンクリート内に埋設してもよい。

解答 3:
タスク・アンビエント照明は、全般(アンビエント)照明と、局部(タスク)照明を併用する照明法。

 

 

[№24] 消防設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.自動火災報知設備の定温式感知器は、周囲温度が一定の温度上昇率になった時に作動する。

2.屋外消火栓設備は、屋外から建築物の1階及び2階の火災を消火し、隣接する建築物への延焼を防止するための設備である。

3.泡消火設備は、泡により燃焼面を覆うことでの窒息効果、及び冷却効果により消火を行う設備であり、液体燃料の火災に有効である。

4.連結送水管設備は、消防隊が消火活動をするための設備であり、消防ポンプ車で送水して使用する。

5.粉末消火設備は、燃焼を抑制する粉末状の消火剤を加圧ガスで放出する消火設備であり、液体燃料の火災に有効である。

解答 1:
定温式感知器は、設定した温度を超えると作動する。一定の温度上昇率になった時に作動するのは作動式感知器である。

 

 

[№25] 省エネルギーに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.過剰な初期照度を抑制するため、照度センサーを用いて照明制御を行った。

2.外気負荷を低減させるため、全熱交換型の換気設備を用いた。

3.給湯設備に、潜熱回収型給湯機を使用した。

4.電気設備において、配電経路における損失を小さくするため、低い配電電圧を採用した。

5.中間期に冷気を取り入れることにより、内部の熱除去を行うとともに、自然換気が促進できるように、通気経路の計画を行った。

解答 4:
同じ電力を送電する際、電力損失を小さくするためには、電圧を高くして、電流を小さくする。

 

 

平成28年度2級建築士問題

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学科Ⅱ-法規

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投稿日:2018年12月13日 更新日:

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