平成26年度2級建築士-学科Ⅳ施工




建築士過去問解説

平成26年度2級建築士 
学科Ⅳ 施工25問

二級建築士学科試験
2022年7月03日(日)

令和04年度試験日まであと 日!

〔H26 No.01〕下に示すネットワーク工程表に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.この工事全体は、最短16日で終了する。
2.A作業のフリーフロート(後続作業に影響せず、その作業で自由に使える余裕時間)は、3日である。
3.C作業の所要日数を3日短縮すると、この工事全体の作業日数は、3日の短縮となる。
4.D作業の所要日数を2日延長しても、この工事全体の作業日数は、変わらない。
5.F作業の所要日数を2日短縮すると、この工事全体の作業日数は、1日の短縮となる。

解答 3:C作業の所要日数を3日短縮すると、B+C+E+F+Iは13日になり、クリティカルパスは、B+D+H+Iの14日になる。よって当初のクリティカルパスである16日から、工事全体の作業日数は2日短縮されて14日になる。

〔H26 No.02〕建築工事に関する申請書・届とその提出先との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.特殊車両通行許可申請書  ———道路管理者
2.建築物除却届       ———都道府県知事
3.道路使用許可申請書    ———警察署長
4.クレーン設置届      ———労働基準監督署長
5.危険物貯蔵所設置許可申請書———建築主事

解答 5:「危険物貯蔵所設置許可申請」は、設置される区域により、都道府県知事もしくは市町村長に、設置者が提出する。(消防法)

〔H26 No.03〕工事現場における材料の保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.巻いた壁紙は、くせが付かないように、立てて保管した。
2.鉄筋は、直接地面に接しないように、角材の上に置き、シートで養生して保管した。
3.シーリング材は、高温多湿や凍結温度以下とならない、かつ、直射日光や雨露の当たらない場所に密封して保管した。
4.セメントは、吸湿しないように、倉庫内に上げ床を設けて保管した。
5.打放し仕上げに用いるコンクリート型枠用合板は、直射日光に当て、十分に乾燥させてから保管した。

解答 5:型枠パネルを長時間直射日光にさらすと、コンクリート表面の硬化不良の原因となる物質が増大してしまう。また紫外線による表面のいたみ、乾燥による吸水、コンクリート面の肌荒れの原因にもなるので避けるべきである。(JASS 5)

〔H26 No.04〕建築等の工事現場から排出される次の廃棄物のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく特別管理産業廃棄物に該当するものはどれか。

1.共同住宅の基礎工事に伴って生じた汚泥
2.事務所の解体工事に伴って取り外したPCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれている蛍光灯安定器
3.使用済みの発泡スチロールの梱包材
4.一戸建住宅の解体工事に伴って生じたガラスくず
5.場所打ちコンクリート杭の杭頭処理で生じたコンクリート破片

解答 2:アスベストやポリ塩化ビフェニルが含まれる汚染物は、特別管理産業廃棄物に該当する。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第2条の4五号ロ(8))

〔H26 No.05〕仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.単管足場において、高さ2mの位置に設ける作業床の幅を、40cmとした。
2.架設通路を設けるに当たって、勾配が30度を超えていたので、階段とした。
3.単管足場の建地の間隔を、桁行方向1.5m、はり間方向1.8mとした。
4.ベンチマークは、木杭を用いて移動しないように設置し、その周囲に養生を行った。
5.鉄筋コンクリート造2階建の建築物の新築工事に当たって、工事現場の周囲には、危害防止のために、地盤面からの高さ1.8mの仮囲いを設けた。

解答 3:単管足場の建地の間隔は、けた行方向1.85m以下、はり間方向1.5m以下としなければならない。(労働安全衛生規則)




〔H26 No.06〕土工事及び地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地下水位が低く、良質な地盤であったので、山留め工法として、親杭横矢板工法を採用した。
2.特記により、砂利地業の厚さを150mmとした範囲においては、一度に締固めを行った。
3.断熱材がある土間スラブにおいて、防湿層の位置は、断熱材の直上とした。
4.敷地に余裕があったので、山留め工法として、のり付けオープンカット工法を採用した。
5.地盤沈下を防止するため、地下水処理の工法として、リチャージ工法を採用した。

解答 3:断熱材がある土間スラブの防湿層は、断熱材の直下とする。(建築工事監理指針)

〔H26 No.07〕杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリートの打込みから48時間経過した後に、本体を傷めないように平らに取り、所定の高さにそろえた。
2.場所打ちコンクリート杭の施工に当たっては、近接している杭を連続して施工しないようにした。
3.場所打ちコンクリート杭に用いるコンクリートの構造体強度補正値(S)は、特記がなかったので、3N/mm2とした。
4.打込み工法による鋼管杭の先端部の形状は、特記がなかったので、開放形とした。
5.打込み工法による作業地盤面以下への既製コンクリート杭の打込みにおいて、を用いて行った。

解答 1:場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリート打ち込みから14日程度経過したのちに設問の処理を行う。

〔H26 No.08〕鉄筋コンクリート工事における鉄筋の継手・定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.梁の主筋にD29を使用したので、主筋の最小かぶり厚さを、その主筋径(呼び名の数値)と同じとした。
2.杭基礎のベース筋の末端部には、フックを付けた。
3.隣り合う重ね継手の継手位置は、1箇所に集中しないよう相互に継手長さの0.5倍以上ずらして設けた。
4.ガス圧接に先立ち、冷間直角切断機による鉄筋の端面処理を行った。
5.ガス圧接継手の超音波探傷試験は、1組の作業班が1日に行った圧接箇所のうち、無作為に抽出した30箇所で行った。

解答 1:柱および梁の主筋にD29以上を使用する場合、主筋の最小かぶり厚さは、その径の1.5倍以上確保する。(公共建築工事標準仕様書)

〔H26 No.09〕型枠工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.型枠は、作業荷重、コンクリートの自重及び側圧、打込み時の振動及び衝撃、水平荷重等の外力に耐えられるように設計し、組み立てた。
2.型枠の組立てに当たって、柱の型枠下部に掃除口を設けた。
3.上下階の支柱は、平面上において同一位置となるように、垂直に立てた。
4.計画供用期間の級が「標準」であったので、コンクリートの圧縮強度が5N/mm2に達したことを確認し、柱及び壁のせき板を取り外した。
5.コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の95%に達したので、梁下の支柱を取り外した。

解答 5:梁下の支保工の在置期間は、コンクリートの圧縮強度が設計基準強度の100%以上得られたことを確認するまで。(JASS 5)

〔H26 No.10〕コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コンクリートの圧送において、粗骨材の最大寸法が20mmであったので、その寸法に対する輸送管の呼び寸法は100Aとした。
2.圧送中のコンクリートが閉塞したので、その部分のコンクリートは廃棄した。
3.締固め用機器として、コンクリート輸送管1系統につき、棒形振動機を2台配置した。
4.片持ち形式のバルコニーにおいて、跳出し部分に打継ぎを設けず、これを支持する構造体部分と一緒にコンクリートを打ち込んだ。
5.数スパン連続した壁において、ホースの位置を変えずに、コンクリートを横流ししながら柱を通過させて打ち込んだ。

解答 5: コンクリートの打ち込みにおいて、横流ししてはならない。横流しを行うとコンクリートが分離しやすくなり、不良の原因となる。特に垂直部材の横流しは、粗骨材が配筋により阻止され、より分離しやすくなる。(JASS 5)
(関連問題:平成24年1級学科5、No.11、平成18年1級学科4)




〔H26 No.11〕コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.同一打込み工区に、2つの工場で製造されたレディーミクストコンクリートを打ち込んだ。
2.調合管理強度の管理試験用供試体の数は、1回の試験につき、3個とした。
3.レディーミクストコンクリートは、荷卸し直前にトラックアジテータのドラムを高速回転させ、コンクリートを均質にしてから排出した。
4.コンクリートの打込み後、コンクリート表面を養生マットで覆い、湿潤養生を行った。
5.構造体コンクリート強度推定試験結果が不合格となったので、監理者の承諾を受け、構造体コンクリートからコアを採取し、強度確認を行った。

解答 1:同一打込み工区に、2つ以上の工場で製造されたレディーミクストコンクリートを打ち込まないようにする。2つ以上の工場を選定する時は、打ち込み区間を分け、工場の責任の所在を明確にする。(JASS 5)

〔H26 No.12〕鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.鉄骨の建方において、建方の進行とともに、小区画に区切って、建入れ直し及び建入れ検査を行った。
2.ターンバックル付き筋を有する構造物において、その筋を用いて建入れ直しを行った。
3.トルシア形高力ボルトの締付け作業において、締付け後のボルトの余長は、ねじ山の出が1~6山のものを合格とした。
4.ナット回転法による摩擦接合用高力六角ボルト(JIS形高力ボルト)の締付け作業において、ナットの回転量が許容範囲を超えたので、ボルトセットを取り替えた。
5.吹付け材による鉄骨の耐火被覆工事において、吹付け厚さを確認するために設置した確認ピンについては、確認後もそのまま残した。

解答 2:ターンバックル付きの筋かいを有する構造物においては、そのターンバックル付き筋かいを用いて建入れ直しは行ってはならない。

〔H26 No.13〕鉄骨工事における溶接に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.溶接部の清掃作業において、溶接作業に支障のない溶接部のミルスケールは、除去せずにそのまま残した。
2.作業場所の気温が4°Cであったので、溶接線から50mmまでの範囲の母材部分を加熱して、溶接を行った。
3.隅肉溶接の溶接長さは、有効溶接長さに隅肉サイズの2倍を加えたものとした。
4.スタッド溶接後に打撃曲げ試験を行い、15度まで曲げたスタッドのうち、欠陥のないものについてはそのまま使用した。
5.不合格溶接部の手溶接による補修作業は、径4mmの溶接棒を用いて行った。

解答 2:作業場所の温度が-5℃を下回る場合は、溶接を行なってはならない。ただし、-5℃から5℃の間の場合は接合部より100mmの範囲の母材部分を適切に加熱する必要がある。(公共建築工事標準仕様書)

〔H26 No.14〕外壁のALCパネル工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.パネルを取り付ける下地金物は、構造体に堅固に取り付けた。
2.取り付けるパネルの最小幅は、300mmとした。
3.パネルの取付け後、使用上支障のない欠けや傷があったので、補修用モルタルを用いて補修した。
4.パネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は、耐火目地材を充填する必要がなかったので、5mmとした。
5.出隅及び入隅のパネル接合部の縦目地は、伸縮目地とした。

解答 4:ALCパネルの短辺小口相互の接合部の目地幅は伸縮目地とし、目地幅を10mm以上とする。(公共建築工事標準仕様書)

〔H26 No.15〕木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.床板は、木表を上にして取り付けた。
2.柱には、背割りを入れた心持ち材を使用した。
3.土台には、ひばを使用した。
4.柱は、末口を土台側にして取り付けた。
5.梁は、背を上にして取り付けた。

解答 4:木材の根元側を元口、枝葉側を末口というが、柱に用いるときは元口を下にする。




〔H26 No.16〕木造住宅における木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.1階及び2階の上下同位置に大壁造の面材耐力壁を設けるに当たり、胴差部分における構造用面材相互間のを6mmとした。
2.土台の継手は、腰掛け鎌継ぎとした。
3.胴差と通し柱との仕口は、大入れ蟻掛けとした。
4.真壁造の面材耐力壁は、厚さ9mmの構造用合板を用い、N50の釘を150mm間隔で留め付けた。
5.和室の畳床において、根太の間隔を450mmとした。

解答 3:胴差と通し柱との仕口は、柱への「傾ぎ大入れ短ほぞ差し」とし、短ざく金物両面当てボルト締め、又は羽子板ボルト締めとする。(JASS 11)

〔H26 No.17〕防水工事及び屋根工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.木造住宅の屋根の下葺きに用いるアスファルトルーフィングの棟部分の張付けは、250mmの左右折り掛けとし、棟頂部から左右へ一枚ものを増張りした。
2.木造住宅の屋根用化粧スレートの葺板は、1枚ごとに専用釘を用いて垂木に直接留め付けた。
3.木造住宅の屋根の瓦棒葺の釘留めにおいて、瓦棒(心木)を、垂木の位置と一致させた。
4.アスファルト防水工事において、出隅・入隅等へのストレッチルーフィングの増張りを行った後、一般平場部分へのストレッチルーフィングの張付けを行った。
5.アスファルト防水工事において、アスファルトプライマーを塗布した翌日に、次の工程の施工を行った。

解答 2:住宅屋根用化粧スレートの葺板は、一枚ごとに所定の位置に専用釘で「野地板」に留めつける。(木造住宅工事仕様書)

〔H26 No.18〕左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コンクリート壁面へのモルタル塗りにおいて、下塗り→ 中塗り→ むら直し→ 上塗りの順で行った。
2.壁のモルタル塗りにおいて、上塗りには、下塗りよりも貧調合のモルタルを使用した。
3.壁のタイルの改良圧着張りにおいて、タイル下地面とタイル裏面の双方に張付けモルタルを塗り付けた。
4.壁のモザイクタイル張りにおいて、表張り紙の紙はがしは、張付け後に時期を見計らい、表面に水湿しをしてから行った。
5.外壁湿式工法による石材の取付けにおいて、石材の裏面とコンクリート躯体面との間隔を40mmとした。

解答 1:コンクリート壁面へのモルタル塗りにおいて、下塗り→ むら直し→ 中塗り→ 上塗りの順で行う。(公共建築工事標準仕様書)

〔H26 No.19〕塗装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.木部のクリヤラッカー塗りにおいて、下塗りにウッドシーラーを用いた。
2.鉄鋼面のさび止め塗料塗りにおいて、見え隠れ部分については、特記がなかったので、研磨紙ずりの工程を省いた。
3.コンクリート面の耐候性塗料塗りにおいて、下塗りに2液形エポキシ樹脂ワニスを用いた。
4.せっこうボード面の合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、下塗りに合成樹脂エマルションシーラーを用いた。
5.シーリング面の塗装仕上げにおいて、シーリング材を充填した後、直ちに塗装を行った。

解答 5:シーリング面の塗装仕上げでは、シーリング材を充填した後は、硬化したのちに塗装を行う。シーチング材は充填後は粘りのある液体であり、仕上げができない.(公共建築工事標準仕様書)

〔H26 No.20〕建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.外部に面した建具への網入り板ガラス込みにおいて、下端のガラス溝に径6mmの水抜き孔を2箇所設けた。
2.建具の保管において、障子・ふすまは種類別に立てかけとし、フラッシュ戸は平積みとした。
3.ガラスブロック積みにおいて、特記がなかったので、平積みの目地幅の寸法を10mm とした。
4.フローリングの施工において、割付けは壁際から行い、寸法の調整は室の中心で行った。
5.タフテッドカーペットを、グリッパー工法により敷き込んだ。

解答 4:フローリングの施工の割付けは室の中心から行い、寸法の調整は出入り口を避け、壁際で行う。(JASS 26)




〔H26 No.21〕木造住宅における設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.メタルラス張りの壁にスイッチボックスを設置するに当たり、スイッチボックスがメタルラスに接しないように木板を用いて絶縁した。
2.給水管と排水管を平行に地中に埋設するに当たり、両配管の水平間隔を300mmとし、給水管が排水管の上方となるようにした。
3.給水管は、断面が変形しないよう、かつ、管軸に対して直角に切断した。
4.雨水用の排水には、深さ15cmの泥だめを有するものを使用した。
5.空気よりも軽い都市ガスのガス漏れ警報設備の検知器は、その下端が天井面から下方30cmの位置となるように取り付けた。

解答 2:給水管と排水管とを平行して埋設する部分については、漏水しても安全なように、給水管を排水管の上方に埋設し、両配管の水平実間隔が500mm程度確保されていることを確認する。(公共建築工事標準仕様書 機械設備工事編)
(関連問題:令和元年1級学科5、No.20平成25年1級学科5、No.20平成29年2級学科4、No.21平成23年2級学科4、No.20平成21年2級学科4、No.20)

〔H26 No.22〕改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アルミニウム製建具の改修工事において、既存建具の枠に著しい腐食がなかったので、既存建具の外周枠を残し、その枠に新規のアルミニウム製建具を取り付けた。
2.合成高分子系ルーフィングシート防水の既存防水層撤去後のコンクリート面において、幅2mm以上のひび割れに対しては、ポリマーセメントモルタルで補修した。
3.内装改修工事において、ビニル床タイルの接着剤には、特記がなかったので、ホルムアルデヒド放散量による区分の等級が「F☆☆☆☆」のものを使用した。
4.天井内の既存壁の撤去に伴い、取り合う天井の改修範囲は、特記がなかったので、壁面より両側600mmとした。
5.外壁改修工事の高圧水洗工法による既存塗膜の除去において、高圧水洗機の加圧力は、試験施工を行い決定した。

解答 2:合成高分子系ルーフィングシート防水のひび割れや欠損部の処理は、小さいものであればシーリング材やポリマーセメントモルタルで行うが、幅2mm以上のひび割れに対しては、Uカットしてポリウレタン系シーリング材や、ブチルゴム系シーリング材を充填し、その上に幅100mm程度で厚さ1mm程度の非加硫ゴムシートの増張りを行う。(建築改修工事監理指針)

〔H26 No.23〕建築工事又は測量と、それに用いる工法又は機械・器具との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.根切り工事   ———–クラムシェル
2.耐震改修工事  ———–連続繊維補強工法(炭素繊維補強)
3.杭地業工事   ———–地盤アンカー工法
4.水準測量    ———–自動レベル
5.トラバース測量 ———–セオドライト

解答 3:地盤アンカー工法は山留め工事である。地盤アンカー工法は、切ばりの代わりに、山留め壁にかかる側圧を、良質地盤に定着させた地盤アンカーによって、支えながら掘削する工法。

〔H26 No.24〕建築積算の用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.所要数量は、定尺寸法による切り無駄及び施工上やむを得ない損耗を含まない数量である。
2.計画数量は、設計図書に表示されていない施工計画に基づいた数量である。
3.複合単価は、材料費や労務費など、2種類以上の費用を合わせたものの単価である。
4.工事原価は、純工事費と現場管理費を合わせたものである。
5.設計数量は、設計図書に表示されている個数や設計寸法から求めた正味の数量である。

解答 1:所要数量は、定尺寸法による切り無駄及び施工上やむを得ない損耗を含んだ数量をいう。(建築数量積算基準)

〔H26 No.25〕請負契約に関する次の記述のうち、民間(旧四会)連合協定「工事請負契約約款」に照らして、最も不適当なものはどれか。

1.発注者および受注者は、相手方の書面による承諾を得なければ、契約から生ずる権利または義務を、第三者に譲渡することまたは承継させることはできない。
2.施工のため第三者に損害を及ぼしたときは、発注者の責めに帰すべき事由により生じたものを除き、受注者がその損害を賠償する。
3.受注者は、工事を完了したときは、設計図書のとおりに実施されていることを確認して、監理者に検査を求め、監理者は、すみやかにこれに応じて受注者の立会いのもとに検査を行う。
4.受注者は、発注者に対して、工事内容の変更(施工方法等を含む。)に伴う請負代金の増額を提案することはできない。
5.契約を解除したときは、発注者が工事の出来形部分ならびに検査済の工事材料および建築設備の機器(有償支給材料を含む。)を引きうけるものとして、発注者、受注者および監理者が協議して清算する。

解答 4:受注者は、発注者に対して、工事内容の変更(施工方法等を含む。)に伴う請負代金の増減額を提案することができる。(民間連合協定「工事請負契約約款」第28条)

2級建築士の学科対策

・イラストでわかる二級建築士用語集

・2級建築士 学科試験 要点チェック

・二級建築士 はじめの一歩 学科対策テキスト

平成26年度二級建築士問題

学科Ⅰ-計画

学科Ⅱ-法規

学科Ⅲ-構造

学科Ⅳ-施工

その他の年度の過去問はこちらから

平成20年度2級建築士問題集   →平成21年度2級建築士問題集

平成22年度2級建築士問題集   →平成23年度2級建築士問題集

平成24年度2級建築士問題集   →平成25年度2級建築士問題集

平成26年度2級建築士問題集   →平成27年度2級建築士問題集

平成28年度2級建築士問題集   →平成29年度2級建築士問題集

平成30年度2級建築士問題集    →令和元年度2級建築士問題集

投稿日:2018年12月13日 更新日:

執筆者:

初めて訪問される方へ

初めて訪問される方へ

このサイトは建築家を目指す方へ無料で公開しています。過去問の閲覧のためのパスワードは、こちらから取得してください。(取得までの所要時間15秒程度)



株式会社まつけん設計のロゴ 建築士試験HPのロゴ 沖縄のホームページ制作やWEBマーケティングなら|はいサイト沖縄

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い