平成25年度2級建築士-学科Ⅰ計画

平成25年度  学科I-計画
25問掲載

 

[№1] 建築物とその設計者との組み合わせとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.日本銀行本店(1896年)––––––––––––––ジョサイア・コンドル

2.旧赤坂離宮(迎賓館)(1909年) –––––––– 片山東熊

3.旧帝国ホテル(1922年)––––––––––––––フランク・ロイド・ライト

4.神奈川県立近代美術館(1951年)–––––– 板倉準三

5.国立西洋美術館本館(1959年)––––––––ル・コルビュジェ

解答 1:
日本銀行本店は1896年、辰野金吾による設計で建てられた。ジョサイア・コンドルは御雇外国人で、辰野金吾の師。鹿鳴館や、旧岩崎邸などを手がける。

 

 

[№2] 歴史的な建築物とその様式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.パルテノン神殿(アテネ)は、ドリス式のオーダーによる周柱式とイオニア式のオーダーを用いたギリシア建築である。

2.コロッセウム(ローマ)は、ローマ市内に残る古代最大の円形闘技場であり、ドリス式、イオニア式及びコリント式のオーダーを用いたローマ建築である。

3.サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)は、巨大なドームや列柱廊を用いたビザンチン建築である。

4.ピサ大聖堂(ピサ)は、ラテン十字形のプランをもち、交差部に楕円形のドームを架けたロマネスク建築である。

5.ノートルダム大聖堂(パリ)は、側廊の控壁をつなぐフライングバットレスや双塔形式の正面を特徴とした初期ゴシック建築である。

解答 3:
サン・ピエトロ大聖堂はヴァチカン市国にあるローマカトリック教会の総本山で、バロック建築である。

 

 

[№3] 建築環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.日照率は、可照時間に対する日照時間の割合である。

2.大気放射は、日射のうち、大気により吸収、散乱される部分を除き、地表面に直接到達する日射のことである。

3.NC値は、室内騒音を評価する指標の一つである。

4.対流熱伝達は、壁面などの固体表面とそれに接している空気との間に生じる熱移動現象のことである。

5.クロ(clo)値は、衣服の断熱性を表す指標であり、人の温冷感に影響する要素の一つである。

解答 2:
大気放射とは、大気中の水蒸気・二酸化炭素・浮遊粒子などから射出される放射をいう。設問の「地表面に直接到達する日射」は直達日射の説明である。

 

 

[№ 4] 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.居室の必要換気量は、一般に、室内の二酸化炭素濃度を基準にして算出する。

2.温度差換気において、外気温度が室内温度よりも高い場合、中性帯よりも下方から外気が流入する。

3.室容積80m3の居室の換気量が240m3/hの場合、この居室の換気回数は3回/hである。

4.第2種換気設備は、室内を正圧に保持できるので、室内への汚染空気の流入を防ぐことができる。

5.便所や浴室において、その周囲へ汚染空気が流出しないよう排気機を用いた換気とする。

解答 2:
冷たい空気のほうが、暖かい空気に比べて重い。なので室内空気の温度の方が外気温よりも冷たい場合、冷たい外気が中性帯よりも下方から流出する。

 

 

[№ 5] 冬期の住宅における外気に面した窓ガラスの室内側の表面結露防止対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ガラスを断熱性能の高いものに交換する。
2.窓面のカーテンを閉める。
3.放熱器を窓の下に設置する。
4.換気を行う。
5.雨戸を閉める。

解答 2:
ガラス窓にカーテンを吊るすと、室内の高湿空気がカーテンとガラス窓の間に入り込み、かえってガラスの室内側表面に結露が起きやすくなってしまう。

 

 

[№6] イ~ホの条件に示す室の熱損失係数の値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、床面の熱損失は無視できるものとする。

1.1.0 W/(m2・K) 
2.1.5 W/(m2・K)    
3.2.0 W/(m2・K)             
4.2.5 W/(m2・K)         
5.3.0 W/(m2・K)    

解答 3:
外皮平均熱貫流率は、単位温度差あたりの総熱損失量を外皮総面積で除したもの。
それぞれの熱損失量は以下のとおり、
床の熱損失量=0.5×20=10.0 W/K
外壁の熱損失量=0.5×56=28.0 W/K
屋根の熱損失量=0.2×20=4.0 W/K
窓の熱損失量=4.0×4=16.0 W/K
よって総熱損失量=10.0+28.0+4.0+16.0=58.0 W/K
総外皮面積は、20+56+20+4=100m2なので、
外皮平均熱貫流率=58.0/100=0.58 W/(m2・K)

 

 

[№7]日照・日射・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.我が国において、経度及び緯度の異なる地点であっても、冬至の日と夏至の日における南中時の太陽高度の差は等しく、約47度である。

2.窓の日射遮蔽係数は、その値が大きいほど日射の遮蔽効果は小さい。

3.北緯35度の地点において、夏至の日における南中時の太陽高度は、約80度である。

4.全天空照度が変化しても、室内におけるある点の昼光率は変化しない。

5.天空日射量は、一般に、大気透過率が高いほど大きい。

解答 5:
天空日射量は、大気中の水蒸気やちりで反射・散乱した後、地上に達する日射量である。大気透過率が低いほど反射・散乱が多くなるので、天空日射量の割合が大きくなり、直達日射量の割合は小さくなる。

 

 

[№ 8]図に示す湿り空気線図中のA点(乾球温度15℃、相対湿度40%)の状態にある湿り空気及びB点(乾球温度25℃、相対湿度70%)の状態にある湿り空気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.B点の空気を、乾球温度14℃まで冷却した後、乾球温度22℃まで加熱すると、相対湿度は約60%になる。

2.A点の空気に含まれる水蒸気量は、同じ量の「乾球温度20℃、湿球温度15℃」の空気に含まれる水蒸気量より少ない。

3.B点の空気を、A点の空気の状態にするには、冷却と同時に乾燥空気1kg当たり約10gの減湿が必要である。

4.B点の空気が表面温度16℃の窓ガラスに触れると、窓ガラスの表面で結露する。

5.A点の空気とB点の空気とを同じ量だけ混合すると、「乾球温度20℃、相対湿度55%」の空気となる。

解答 5:
A点とB点の空気の絶対湿度を空気線図から読み取ると、A点は4.3 g/kg(DA)、B点は14.0 g/kg(DA)である。この平均は9.2 g/kg(DA)となる。
乾球温度を空気線図から読み取ると、A点は15℃、B点は25℃である。この平均は20℃となる。
この1つの条件で空気線図を読むとその相対湿度の値は、約63%である。

 

 

[№ 9] 図のような入射音がある壁の断面構成A~Cとその吸音特性ア~ウとの組合せとして、最もものは、次のうちどれか。

解答 3:
3種類の音域に対してそれぞれ吸音率が高い材料は以下の通り。
高音域ー多孔質材料
中音域ー穿孔板材料
低音域ー板状材料

 

 

[№10] 屋外気候に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ヒートアイランド現象は、都市における大量の二酸化炭素の発生によって、都心の気温が郊外の気温よりも高くなる現象である。

2.快晴日における海岸地方の風は、日中は海から陸へ、夜間は陸から海へ吹く傾向がある。

3.大気外日射量は季節によって変動し、その年間平均値は約1,370W/m2であり、太陽定数と呼ばれる。

4.快晴日における屋外の相対湿度は、一般に、1日のうちで、夜間は高く、日中は低くなる。

5.深さ10~100mの地中温度は一般に、その地域の年平均気温よりわずかに高く、年間を通じて安定している。

解答 1:
直射日光で温められた建築物や道路などが、夜になっても冷めないこと、また緑地の減少が主な要因である。二酸化炭素は直接的な原因ではない。

 

 

[№11] 住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.洋服だんす(幅2,400mm、奥行600mm)、シングルベッド2台、ナイトテーブル2台及び化粧台がある夫婦の寝室の広さを、内のり面積で15m2とした。

2.ユーティリティに立位で使用するアイロン台を設け、その高さを850㎜とした。

3.食器棚(幅1,800㎜、奥行450㎜)と6人掛けの食卓があるダイニングの広さを内のり面積で13m2とした。   

4.和室の計画において、本勝手のとして、幅1,820mm(一間)の床の間の正面に向かって右に同寸法の床脇を設け、左側面には奥行360㎜の書院を計画した。

5.車椅子使用者が利用する洋式便所の広さを、介助スペースを考慮して、内のり寸法で幅1,000㎜、奥行1,500㎜とした。

解答 5:
車いす使用者が利用する洋式便所の広さは、転回・介助スペースも考慮して、1,400mm×1,400mm以上は確保したい。

 

 

[№12] 集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.階段室型や集中型は、一般に、各住戸のプライバシーが確保しやすい。

2.片廊下型やツインコリドール型は、一般に、共用廊下の面積が大きくなりやすい。

3.階段室型や集中型は、一般に、階段又はエレベーターから各住戸への動線を短くできる。

4.中廊下型やツインコリドール型は、一般に、住棟を南北軸に配置することが多い。

5.集中型やスキップフロア型は、一般に、各住戸の居住性を均質にしやすい。

解答 5:
集中型は日照・採光・通風などの条件を均一にすることは難しい。またスキップフロア型は共用廊下が設けられる階層部分と、そうではない階層部分で採光・通風・プライバシー条件が異なってくる。

 

 

[№13] 事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、事務室空間を効率的に利用する方式である。

2.オープンコアは、コアを平面の中央部全体に配置した形式であり、基準階床面積が小さい事務所ビルに適している。

3.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。

4.モデュラーコーディネーションは、柱間や間仕切、窓などの位置を基準寸法により決定することである。

5.スタッグ式は、コミュニケーションとプライバシーの双方を必要とする業務に適した机配置である。

解答 2:
オープンコアはコアを平面の中央部に配置するため、そこにたどり着くまでの共用部分が生じてしまい、そのためコアを挟んで両側の事務所スペースが狭くなりがちである。なのでこの形式は基準階の床面積が小さいビルには不向きである。

オープンコア形式

 

 

 

[№14] 文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.美術館において、展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。

2.オペラ劇場において可視限界距離を考慮して、最後部の客席から舞台中心までの視距離を35mとして計画した。

3.映画館において、客席部分の1人当たりの床面積を、通路を含めて0.7m2として計画した。

4.劇場において、舞台の床下の空間に、回り舞台やなどの機械設備が設置される奈落を計画した。

5.コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲むシューボックス型の空間形式を採用した。

解答 5:
シューボックスもコンサートホールの計画形状の一つであるが、設問の「演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲む」形式はアリーナ型の特徴である。

 

 

[№15] 次の医療・福祉施設と用語との組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。

1.社会福祉施設–––––––– デイルーム

2.病院––––––––––––––– スタッフステーション

3.高齢者福祉施設–––––– 機能訓練室

4.診療所––––––––––––– レファレンスルーム

5.障害者福祉施設–––––– 授産(作業)室

解答 4:
レファレンスカウンター(ルーム)は、図書館において来館者の相談や、調査を受け、本や資料等を探す手伝いをする場所である

 

 

[№16] 建築物の各部の寸法及び床面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.一般の病室において、4床室の内のり寸法を、幅6m、奥行5.4mとした。

2.保育所において、4歳児を対象とした定員20人の保育室の床面積を44m2とした。

3.特別養護老人ホームにおいて、定員4人の入居者専用居室の床面積を48m2とした。

4.車椅子使用者の利用する高低差1mの屋外傾斜路において勾配を1/15とし、中間に踏幅2mの踊場を設けた。

5.自走式の地下駐車場にある高低差4mの自動車専用傾斜路において、傾斜路の始まりから終わりまでの水平距離を20mとした。

解答 5:
屋内駐車場の自動車車路の勾配は、1/6以下とする。4/20=1/5なので、不適当。

 

 

 

[№17] 窓又は扉等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.一戸建住宅の車庫において、防犯と採光のため、グリルシャッターを設けた。

2.小学校において、出入口をガラス張りにするに当たって、安全性を考慮して、強化ガラスを用いた。

3.集合住宅において、共用廊下の通行の妨げとならないように、各住戸の玄関前にアルコーブを設けて、玄関扉を外開きとした。

4.一戸建住宅において、一方を片引き、他方を殺しとした外窓の場合、雨仕舞を考慮して、片引き部分を屋内側に設けた。

5.飲食店において、客用の出入口を、タッチスイッチ式の自動ドアとした。

解答 4:
一方を片引き、もう一方をはめ殺しとする場合、片引き部分を屋外とし、はめ殺し部分を屋内側とする。そうすることによって雨仕舞いが良くなる。

 

 

[№18] 高齢者や身体障害者等に配慮した建築物の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.廊下手すりは、直径を35mmとし、手すりと壁面との寸法を40mmとした。

2.階段の手すりの端部は、上下階で水平に300mm延ばし、壁面側に曲げた。

3.様式便所の手すりの直径は、横型手すりに比べて、縦型手すりを細くした。

4.エレベーターかご内の車いす使用者用操作盤の位置は、床面から操作盤中心までの高さを1,300mmとした。

5.車いす使用者に配慮し、記帳などを行う受付カウンターの上端の高さを、床面から720mmとした。

解答 4:
エレベーターかご内の操作盤は、車椅子使用者に配慮して床から1,000mmの高さとし、横型とする。

 

 

[№19] 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.室指数は、照明率を求める際に用いられる指数であり、室の間口・奥行、作業面から光源までの距離によって求められる。

2.バキュームブレーカーは、吐水した水又は使用した水が、逆サイホン作用により給水管に逆流することを防止するために設けられる。

3.成績係数は、熱源機器のエネルギー効率を表す数値であり、その数値が小さいほど効率が良い。

4.アスペクト比は、長方形ダクトの断面の長辺と短辺の比であり、4以下とすることが望ましい。

5.大便器の洗浄方式におけるフラッシュバルブ方式は、連続して使用できるので、多人数が使用する公共建築物などに適している。

解答 3:
冷暖房機器は、冷房能力が高く、消費エネルギーは小さい方がよく、成績係数(COP)の数値は大きいほど性能が良い。

 

 

[№20] 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.定風量単一ダクト方式は、熱負荷特性の異なる部屋におけるそれぞれの負荷変動に対応することができない。

2.ファンコイルユニットと定風量単一ダクトとを併用した方式は、定風量単一ダクト方式に比べて、必要とするダクトスペースを小さくすることができる。

3.空気熱源ヒートポンプ方式のルームエアコンの暖房能力は、一般に、外気温度が低くなるほど低下する。

4.定風量単一ダクト方式は、低負荷時においては、必要換気量の確保と、空気清浄度の維持が困難な場合がある。

5.冷却塔の冷却効果は、主として、「冷却水に接触する空気の温度」と「冷却水の温度」との差によって得られる。

解答 5:
冷却塔は、冷却水が「冷媒」から奪った熱を、蒸発潜熱(気化熱)により大気中に放散させる装置。

 

 

[№21] 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.クロスコネクションは、飲料水の給水・給湯系統とその他の系統とが、配管・装置により直接接続されることをいう。

2.給水設備における高置水槽方式の高置水槽は、建築物内で最も高い位置にある水栓、器具等の必要水圧が確保できるような高さに設置する。

3.大便器の洗浄方式において、洗落とし式は、サイホン式に比べて、溜水面が広く封水深が大きいため、汚物が水中に没入し、臭気の発散・汚物の付着が少ない。

4.サーモスタット湯水混合水栓は、2ハンドル湯水混合水栓に比べて、適温調整中の無駄な湯水の削減が可能であり、節水に有効である。

5.潜熱回収型ガス給湯器は、燃焼排気ガスに含まれる排熱を回収して、有効なエネルギーとして利用することが可能である。

解答 3:
洗落とし式は水の勢いのみで排出するので、溜水面は狭く、封水深が浅い。そのため臭気が発散しやすく、汚物が付着しやすい。

 

 

[№22] 排水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.排水管内の圧力変動が大きい場合は、排水トラップを直列に二重に設ける。

2.Sトラップは、Pトラップに比べて、自己サイホン作用による破封を起こしやすい。

3.敷地内の雨水ますには、雨水に含まれる泥が下水道に流れ込まないように、底部に泥だめを設ける。

4.通気管の大気開口部は、窓・換気口等の開口部付近に設ける場合、当該開口部の上端から60cm以上立ち上げるか、又は当該開口部から水平に3m以上離す。

5.排水横枝管接続部に特殊継手排水システムを用いることにより、通気管を伸頂通気管のみとすることができる。

解答 1:
二重トラップは禁止されている。

 

 

[№23] 照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.執務空間の照明計画は、作業面の照度だけでなく、グレアも考慮する必要がある。

2.光束法によって全般照明の照明計画を行う場合、設置直後の照度は、設計照度以上となる。

3.LEDランプは、白熱電球や蛍光灯と比べて、熱放射が少なく、寿命が長い。

4.色温度の高い光源の照明器具を用いた場合、一般に、暖かみのある雰囲気となる。

5.昼光利用制御は、設計照度を得るために、室内に入る自然光に応じて、照明器具を調光する方式である。

解答 4:
色温度は絶対温度K(ケルビン)で示されるが、黒体(炭)の温度を上げていくとまず赤色になる。その時の黒体の色温度は一番低い1800Kである。高くなるとオレンジ、白、青みのかかった白になっていく。よって低い温度だと暖かみのある色で、高くなると寒色になる。

 

 

[№24] 防災・消防設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.非常用エレベーターは、火災時における館内人員の避難に使用することを主目的として設置される。

2.屋内消火栓設備は、主に火災初期段階に用いられ、手動操作により放水する設備である。

3.水噴霧消火設備は、油火災に対して有効である。

4.不活性ガス消火設備は、電気室、発電機室、コンピューター室等の電気火災に対して有効である。

5.自動火災報知設備の定温式感知器は、周囲の温度が一定の温度以上になったときに作動する。

解答 1:
非常用エレベーターは、火災時における消防隊の消火活動などに使用することを主目的とした設備であり、避難計画に組み込んではならない。

 

 

[№25] 環境に配慮した建築設備計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.我が国において、太陽光発電システムの年間発電量が大きくなるのは、一般に、方位は真南、設置傾斜角度は30度程度で太陽電池パネルを設置した場合である。

2.デシカント空調は、従来の冷却除湿方式の空調に比べて、潜熱のみを効率よく除去することができる。

3.Low-Eガラスを使用した複層ガラスにおいて、一般に、屋外側よりも屋内側にLow-Eガラスを用いたほうが、暖房時の断熱性が高い。

4.タスク・アンビエント照明方式は、一般に、全般照明方式に比べて、室内の冷房負荷が大きくなる。

5.屋上緑化を導入する場合、一般に、葉表面からの水分の蒸発散が大きい植物を選んだほうが、冷房負荷の低減が期待できる。

解答 4:
タスク・アンビエント方式は、全般(アンビエント)照明と、局部(タスク)照明を併用する照明法。部屋全体の照度を低く抑え、作業面や商品などを局部器具で明るくする。そのため照明効率が良く、省エネが期待できる。

 

 

平成25年度2級建築士問題

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投稿日:2018年12月26日 更新日:

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