平成24年度2級建築士-学科Ⅳ施工

建築士過去問解説

平成24年度2級建築士 
学科Ⅳ 施工25問

二級建築士学科試験
2023年7月02日(日)

令和05年度試験日まであと 日!




〔H24 No.01〕施工計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.工事の着手に先立ち、施工計画書を施工者が作成し、監理者に提出した。
2.基本工程表については、監理者が作成し、検査及び立会の日程等を施工者へ指示した。 
3.総合施工計画書には、工事期間中における工事敷地内の仮設資材や工事用機械の配置を示し、道路や近隣との取合いについても表示した。
4.工事種別施工計画書には、工程表、品質管理計画書及びその他の必要事項を記載した。 
5.設計図書に指定がない工事の施工方法については、必要に応じて、監理者と施工者とが協議のうえ、施工者の責任において決定した。 

解答 2:「基本工程表」「総合施工計画書」「工事種別施工計画書」を含む「施工計画書」は、施工者が着工前に作成し、監理者の承認を受ける。(建築工事監理指針)

〔H24 No.02〕工事現場における材料の保管に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ALCパネルは、反り、ねじれ等が生じないように、台木を水平に置き、その上に平積みにして保管した。
2.陶磁器質タイル型枠先付け工法に用いるタイルユニットは、直射日光や雨水による劣化などを防止するため、シート養生を行い保管した。
3.板ガラスは、振動等による倒れを防止するため、屋内に平置きにして保管した。
4.セメントは、湿気を吸うと硬化しやすくなるので、上げ床のある倉庫に乾燥状態で保管した。
5.ビニル床シートは、変形が生じないように、屋内の乾燥した場所に、直射日光を避けて立置きにして保管した。 

解答 3:板ガラスは平置きしてしまうと、起こす時に専用の道具を用いなくてはならなくなる。このため、現場では縦置きで保管する。

〔H24 No.03〕工事現場から排出される廃棄物に関する次の記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律上、誤っているものはどれか。 

1.現場事務所内での作業に伴って生じた図面などの紙くずは、一般廃棄物に該当する。 
2.建築物の除去工事に伴って生じたガラスくずは、一般廃棄物に該当する。
3.建築物の新築工事に伴って生じた木くずは、産業廃棄物に該当する。
4.建築物の改築工事に伴って生じた繊維くずは、産業廃棄物に該当する。
5.石綿建材除去事業に伴って生じた飛散するおそれのある石綿は、特別管理産業廃棄物に該当する。

〔H24 No.04〕建築士が行う工事監理に関する標準業務及びその他の標準業務に該当しないものは、次のうちどれか。

1.工程表の検討及び報告 
2.工事請負契約の目的物の引渡しの立会い 
3.設計図書に照らした施工図等の検討及び報告
4.工事用資材の発注 
5.工事費支払いの審査 

解答 4:NO.4で示している「工事用資材の発注」は「受注者(施工者)」の業務。設計士の工事監理業務ではない。

〔H24 No.05〕仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.高さが2.5mの登り桟橋は、滑止めのための踏桟を設けたので、勾配を35度とした。
2.単管足場の建地の間隔は、桁行方向1.8m、はり間方向1.5mとし、建地間の最大積載荷重は、400kgとした。
3.高さが2.8mの位置にある単管足場の作業床において、墜落の危険を及ぼすおそれのある箇所には、作業床からの手摺の高さを95 cmとし、中核を設けた。
4.鉄骨造2階建の建築物の新築工事において、既存の高さ1.8mの板塀を、工事用の仮囲いとして利用した。
5.高さが12mの枠組足場における壁つなぎの間隔は、垂直方向を9m、水平方向を8mとした。

解答 1:登り桟橋の勾配は、30度以下とする。その例外として①2m以下で、②丈夫な手掛を設けたものは30度を超えることができる。なお、勾配が15度を超えるものは、踏み桟その他の滑り止めを設ける必要がある。(労働安全衛生規則)




〔H24 No.06〕土工事及び地業工事に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.中掘り               ———杭地業
2.ソイルセメント ———捨てコンクリート地業
3.バイブロハンマー———杭地業
4.クラムシェル  ———掘削
5.プレロード     ———山留め

解答 2:ソイルセメントはソイルセメント山留め壁を造成するもので、捨てコンクリート業には用いない。

〔H24 No.07〕各種地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.砂利地業を行うに当たって、床付け面となる深さより地下水位のほうが高かったので、排水して地下水位を下げた。
2.山留め壁に作用する側圧を確実に切ばりへ伝達させるために、腹起しを連続して設置した。
3.山留めを親杭横矢板工法としたので、基礎工事までの作業は、根切り→ 砂利地業→ 山留め→ 基礎の順で行った。
4.打撃工法による既製コンクリート杭の打込みにおいて、支持地盤への到達の確認を、「打込み深さ」及び「貫入量」により判断した。
5.杭工事における騒音及び振動の測定は、作業場所の敷地境界線において行った。 

解答 3:山留めの親杭横矢板工法は、山留め親杭の施工→根切りと横矢板の設置→地業→基礎という流れになる。

〔H24 No.08〕鉄筋コンクリート工事における鉄筋の継手・定着に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.重ね継手の長さの指定が40 dの場合、D10 とD13 との継手の長さは400 mmとした。
2.柱主筋をガス圧接継手とし、隣り合う主筋の継手は、同じ位置とならないように300mmずらした。
3.外観検査において、鉄筋のガス圧接部の鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えていたので、ガス圧接部を切り取って再圧接した。
4.梁主筋を柱内に定着させる部分では、柱の中心線を超えた位置から梁主筋を折り曲げた。
5.屋根スラブの下端筋として用いる異形鉄筋の直線定着の長さは、「10 d以上」かつ「150 mm以上」とした。 

解答 2:隣り合う主筋の継手は、ガス圧接の場合は400mm以上ずらし、重ね継手の場合は継手長さの0.5倍ずらす。(JASS5)

〔H24 No.09〕鉄筋コンクリート工事における鉄筋の加工・組立てに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.粗骨材の最大寸法が20 mmのコンクリートを用いるので、柱の主筋D19の鉄筋相互のを30mmとした。
2.鉄筋表面のごく薄い赤さびは、コンクリートとの付着を妨げるものではないので、除去せずに鉄筋を組み立てた。
3.特記がない場合のあばら筋の加工寸法の検査において、加工後の外側寸法の誤差が-5 mmであったので、合格とした。
4.柱の主筋の台直しが必要になったので、鉄筋を常温で緩やかに曲げて加工した。
5.梁配筋において、特記がなかったので、鉄筋のかぶり厚さを確保するために、スペーサーの間隔を2.5m程度とした。 

解答 5:梁配筋におけるスペーサーの間隔は、1.5m程度、端部は1.5m以内とする。(JASS 5)

〔H24 No.10〕鉄筋コンクリート工事におけるコンクリートの打込み・養生に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 

1.棒形振動機による締固めの加振時間は、コンクリートの表面にセメントペーストが浮き上がるまでとした。
2.床スラブのコンクリートは、打込み後に表面の荒均しを行い、凝結が終了する前にタンピングを行った。
3.床スラブのコンクリート打込み後、24時間が経過したので、振動を与えないように注意して、床スラブ上において墨出し作業を行った。
4.コンクリートの打継ぎ面は、新たにコンクリートを打ち込む前に、レイタンスなどを取り除き、乾燥させた。
5.建築物の計画供用期間の級が「標準」であったので、普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後の湿潤養生期間を5日間とした。 

解答 4:コンクリートの打継ぎ面は、新たにコンクリートを打ち込む前に、レイタンスなどを取り除き、散水などで湿潤状態にする




〔H24 No.11〕鉄筋コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.スラブ及び梁の底部のスペーサーには、防せい処理が行われている鋼製のものを用いた。
2.梁及びスラブにおける鉛直打継ぎ位置は、そのスパンの端部とした。
3.荷卸し地点のコンクリートにおいて、空気量が指定された値に対して、+1.5%であったので、許容した。
4.塗装仕上げを行う場合の鉄筋コンクリート壁面の仕上がりの平坦さの標準値については、特記がなかったので、壁の長さが3mにつき7mm以下となるように施工した。
5.せき板の取外し後に軽微な豆板があったので、不良部分を、水洗いの後に、木ごて等を使用して硬練りモルタルを塗り込んだ。

解答 2:打ち継ぎは、梁・スラブの場合、そのスパンの中央または端から1/4の付近に設ける。柱・壁の場合は、スラブ・壁梁・基礎の上端に設ける。(公共建築工事標準仕様書)

〔H24 No.12〕鉄骨工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.鉄骨製作用鋼製巻尺は、あらかじめ、工事現場用基準鋼製巻尺と照合して、その寸法の誤差が工事に支障のないことを確認した。 
2.床書きの現寸作業は、工作図を作成することにより省略した。
3.高力ボルト用の孔あけ加工は、ドリルあけとし、接合面をブラスト処理した後に行った。
4.溶接作業は、作業架台を利用して部材の位置を調整し、できるだけ下向きの姿勢で行った。
5.耐火被覆材を吹き付ける梁の部分には、さび止め塗装を行わなかった。

解答 3: 「ブラスト処理」とは、粒状のものを金属製品の表面に圧縮空気で叩きつけ、洗浄、摩擦面をつくる処理方法のこと。高力ボルト用の孔あけ加工は、接合面をブラスト処理をする前にドリルあけとする。(JASS 6)
(関連問題:令和元年1級学科5、No.14平成27年1級学科5、No.13平成25年1級学科5、No.14平成30年2級学科5、No.13平成28年2級学科5、No.12)

〔H24 No.13〕鉄骨工事における建方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトとし、全数締め付けた。
2.建方精度の測定は、骨組全体、鋼製巻尺等の温度による変動が少ない時刻に行った。
3.建入れ直しに当たって、部材の損傷を防ぐために加力部分の養生を行った。
4.架構の倒壊防止用ワイヤーロープを、建入れ直し用に兼用した。
5.本締めに使用したトルシア形高力ボルトの締付け検査において、締付けの完了した ボルトのピンテールが破断していないものを合格とした。

解答 5:トルシア形高力ボルトの締付け検査において、締付けの完了したボルトのピンテールが破断していることを確認する

〔H24 No.14〕補強コンクリートブロック造工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ位置は、ブロック上端面と同一とした。
2.高さ1.8mの補強コンクリートブロック造の塀には、厚さ12cmの空洞ブロックを使用した。
3.縦目地空洞部には、ブロック2段ごとにモルタルを充填した。
4.壁鉄筋のかぶり厚さの最小値は、フェイスシェルの厚さを含めずに、20 mmとした。
5.耐力壁については、ブロックの1日の積上げ高さを1.6mとした。 

解答 1:一日の作業の終了時、ブロックの空洞部の充填コンクリートの打継ぎ箇所は、ブロック上端面とから約5cm程度下げた位置とする。(JASS 7)

〔H24 No.15〕木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.胴差と通し柱との仕口の補強には、羽子板ボルトを用いた。
2.ホールダウン金物と六角ボルトを用いて、柱を布基礎に緊結した。 
3.大壁造において、アンカーボルトは、耐力壁の両端の柱心から300 mm程度離れた位置に埋め込んだ。
4.真壁造における側桁階段の側桁と軸組との取合部において、柱及び胴差を欠き取って側桁を取り付けた。
5.小屋梁の継手を、柱から持ち出して、追掛け大栓継ぎとした。 

解答 3:大壁造において、アンカーボルトは柱心から200mm以内に、耐力壁の外側に埋め込む。(木造住宅工事仕様書)




〔H24 No.16〕木工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.せっこうボード張り用の壁胴縁の取付間隔を、303mmとした。
2.垂木の継手の位置は、上で乱に配置した。
3.跳ね出しバルコニーにおける跳ね出し長さを、屋内側の床梁スパンの以下かつ910mm以下とし、先端部分をつなぎ梁で固定した。
4.ボード状断熱材をはめ込んだ際に生じた隙間を、現場発泡断熱材を用いて補修した。
5.根太を用いない床組(梁等の間隔が910mm)であったので、床下地材として厚さ12mmの構造用合板を用いた。

解答 5:根太を用いない床下地板は、以下の要領で設ける。(木造住宅工事仕様書) ①下地板の品質は、合板のJASに適合する構造用合板で、厚さ24mm以上。 ②下地板は、その四周囲を床梁・胴差に直接留付ける。N75を用い、間隔150mm以下で平打ちして固定する。 ③梁等の横架材の間隔が1m以下で、床下地板にさね加工を施した構造用合板を用いる場合は、床梁・胴差に、構造用合板の短編の外周部分に各一列、その間に一列以上になるように、N75釘を用いて150mm以下の間隔で平打ちして固定する。

〔H24 No.17〕防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アスファルト防水工事において、コンクリート下地は、清掃を行い、十分に乾燥させた後、アスファルトプライマーを均一に塗り付けた。
2.アスファルト防水工事において、アスファルトルーフィングの継目は、水下側のアスファルトルーフィングが水上側のルーフィングの上になるよう張り重ねた。
3.アスファルト防水工事において、ルーフドレン回りのルーフィング類の張付けは、平場に先立って行った。
4.塩化ビニル樹脂系ルーフィングシートを用いた防水工事において、平場のシートの重ね幅を縦横方向いずれも40mmとした。
5.シーリング工事において、外壁のコンクリートと鋼製建具枠との取合い部分に、2成分形変成シリコーン系シーリング材を用いた。

解答 2:アスファルトルーフィングの継目は、水勾配に逆らわないように、水下側のアスファルトルーフィングが水上側のルーフィングの下になるよう張り重ねるものとする。(JASS 8)

〔H24 No.18〕左官工事、タイル工事及び石工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.屋内の床面のセルフレベリング材塗りにおいて、材料が硬化するまでの間は窓や出入口を開けて通風を確保した。
2.壁のセメントモルタル塗りにおいて、1回に練り混ぜるモルタルの量は、60分以内に使い切れる量とした。
3.外壁のタイルの密着張りにおいて、張付けモルタルの1回の塗付け面積は、2m2以内とした。
4.屋内の床面へのモザイクタイル張りにおいて、あらかじめ下地となるモルタル面に水湿しを行った。
5.外壁への乾式工法による石材の取付けにおいて、石材間の目地幅を8mmとし、シーリング材を充填した。

解答 1:「セルフレベリング材塗り」とは、石こう系やセメント系のモルタルを不陸面に流し込み、自然に精度の高い水平面を形成する工法である。(建築工事監理指針)
・セルフレベリング材の標準塗厚は、10mm
・吸水調整材塗りを2回行う
・硬化するまでは通風を避ける
・硬化後、打継ぎ部及び気泡跡周辺の突起をサンダーで削り取る 
・養生期間は7日以上、冬期は14日以上30日以下

(関連問題:平成24年1級学科5、No.23平成21年1級学科5、No.17、平成15年1級、令和元年2級学科4、No.18)

〔H24 No.19〕塗装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.屋内のせっこうボード面は、合成樹脂エマルションペイント塗りとした。
2.屋内の亜鉛めっき鋼面は、フタル酸樹脂エナメル塗りとした。
3.屋内の木部の素地において 、穴埋めとして、合成樹脂エマルションパテを使用した。
4.外壁の吹付け塗装において、スプレーガンを素地面に対して直角に保ち、1行ごとの吹付け幅が重ならないように吹き付けた。
5.冬期におけるコンクリート面への塗装において、素地の乾燥期間の目安を4週間とした。

解答 4:スプレーガンによる吹き付けは、素地面に対して直角に保ち、1行ごとの吹付け幅が1/3ずつ重なるように吹き付ける(JASS 18)

〔H24 No.20〕建具工事、ガラス工事及び内装工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.高さが2.0 mの木製開き戸に取り付ける建具用丁番は、ステンレス製のものを3枚使用した。
2.水掛り部分におけるアルミニウム製建具枠の取付けは、仮留め用のを取り除き、モルタルを充填した。
3.外部に面する網入り板ガラスは、縦小口(下端から1/4の高さまで)及び下辺小口に防せいテープを用いて防せい処置を行った。
4.洗面脱衣室などの断続的に湿潤状態となる壁の下地材料として、日本農林規格(JAS) による普通合板の1類を使用した。
5.コンクリート下地にせっこうボードを直張りする場合、直張り用接着剤の乾燥期間は、せっこうボード表面への仕上材に通気性があったので、5日間とした。

解答 5:コンクリート下地にせっこうボードを直張りする場合、直張り用接着剤の乾燥期間は、せっこうボード表面への仕上材に通気性がある場合は7日以上、通気性のない場合は20日以上とする。(公共建築工事標準仕様書)




〔H24 No.21〕木造住宅における設備工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.メタルラス張りの壁にスイッチボックスを設けるに当たって、スイッチボックス周辺のメタルラスを切り取った。
2.雨水用の排水には、その底部に深さ15 cmの泥だめを有するものを使用した。
3.給湯管には、ポリエチレン管を使用した。
4.寒冷地における給水管の配管の勾配は、水抜きが容易にできるように先上りとした。
5.ガス配管の支持固定において、地震、管の自重及び熱伸縮の影響を考慮した。

解答 3:給湯管には、架橋ポリエチレン管を使用する。ポリエチレン管は給水用に用いられる。(木造住宅工事仕様書)

〔H24 No.22〕改修工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.外壁のタイル張り工事において、張付け後のタイルの引張接着強度は、接着力試験機を用いて測定した。
2.塗装工事において、コンクリート・モルタルの素地面に合成樹脂調合ペイントを塗布した。
3.外壁の改修工事において、コンクリートの割れ部分にエポキシ樹脂を注入した。
4.床の改修工事において、タイルカーペットの張付けに、粘着はく離形接着剤を使用した
5.階段の改修工事において、階段の金属製の滑止めを、エポキシ樹脂系接着剤及び小ねじを使用して取り付けた。

解答 2:合成樹脂調合ペイントは、コンクリート・モルタル面には適用しない。木部、鉄鋼面、亜鉛めっき鋼面に用い、塗り替えにおいては既存塗膜が油性調合ペイント、合成樹脂調合ペイント、フタル酸樹脂エナメルの場合に用いる。

〔H24 No.23〕平板による骨組測量を進測法によりABCDEFA’点の順に測量し、作図したところ、A点とA’点との閉合誤差が1.5 cmであった。この誤差を調整した場合、C点の図面上の移動量として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、閉合比(精度)=(閉合誤差 / 全測線長)< 標準精度 とする。

1.0.2 cm
2.0.4 cm
3.0.6 cm
4.0.8 cm
5.1.0 cm

解答 3:ある点までの調整する移動量の閉合誤差は、閉合誤差とその点までの割合を乗じて求める。

調整移動量=閉合誤差×(ある点までの長さ/全長)

閉合誤差は1.5cm、AからCまでの長さは120m、AからA’までの全長は300m。これを式に入れていくと、0.6cmとなる。
〔H24 No.24〕建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

1.土工事における土砂量は、地山数量とし、掘削による増加や締固めによる減少は考慮しないで算出した。
2.り方の数量は、建築物の建築面積により算出した。
3.鉄骨の溶接数量は、溶接の種類に区分し、溶接断面形状ごとに長さを求め、すみ肉溶接脚長6mmに換算した延べ長さにより算出した。
4.シート防水の数量は、シートの重ねしろの面積を加えて算出した。
5.鉄筋コンクリート壁の型枠の数量は、1か所当たりの内のりの見付面積が0.5m2以下の開口部の型枠の欠除については、ないものとして算出した。

解答 4:シート防水等の数量は、シートの重ね代の面積は計測の対象としない。(建築数量積算基準)

〔H24 No.25〕建築工事の請負契約書に、建設業法上、記載を要しない事項は、次のうちどれか。

1.主任技術者又は監理技術者の氏名及び資格
2.契約に関する紛争の解決方法
3.天災その他不可抗力による損害の負担
4.工事完成後における請負代金の支払の時期及び方法
5.注文者が工事の完成を確認するための検査の時期及び方法

解答 1:建築工事の請負契約書へ記載しなければならない事項は、建設業法第19条第1項に示されている。「主任技術者または監理技術者の氏名及び資格」は示されていない。

2級建築士の学科対策

・イラストでわかる二級建築士用語集

・2級建築士 学科試験 要点チェック

・二級建築士 はじめの一歩 学科対策テキスト


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投稿日:2018年12月13日 更新日:

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