平成25年度1級建築士-学科Ⅰ計画

建築士過去問解説

平成25年度 学科Ⅰ-計画
20問掲載

一級建築士学科試験
2022年7月24日(日)

令和04年度試験日まであと 日!

〔H25 No.01〕建築士が行う建築計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.建築計画を行うに当たって、建築の目的や意図に応じて、構造、設備、防災等の様々な専門分野の技術を総合的に調整した。
2.集合住宅の計画に当たって、当該地域の生活様式を含めた類似建築物の使われ方等に関する調査を行い、その分析結果を活用した。
3.診療所の規模計画において、コーホート要因法を用いて待合室を利用する単位時間当たりの外来患者数を予測し、待合室の床面積を算定した。
4.コミュニティ施設の計画に先立ち、建築主の要請に応じ、施設が提供するサービス、運営方法等を検討する会議に参加した。

解答 3:「コーホート要因法」とは、将来の人口を推計するものであり、出生・死亡の「自然増減」と、転出入の「純移動」の2要因をもとに算出する。病院や診療所の規模算出にあたっては「待ち行列理論」や「モンテカルロ・シュミレーション」などが用いられる。

〔H25 No.02〕近代の建築作品とその特徴との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.タッセル邸(V.オルタ)————————–アール・デコ
2.ロビー邸フランク・ロイド・ライト)—プレーリーハウス
3.シュレーダー邸(G.T.リートフェルト)——デ・ステイル
4.サヴォア邸ル・コルビュジェ)————近代建築の五原則

解答 1:「タッセル邸」は19世紀にヨーロッパ全土に広がった装飾美術「アール・ヌーボー」の初期の代表例として有名。当時の新しい素材である鉄やガラスなどを用い、曲線的で、花や植物などの有機物をモチーフにしている。「アール・デコ」は20世紀大戦間にアメリカやヨーロッパを中心に流行した様式。直線的、幾何学的、機能的でシンプル、また大量生産を主眼に置いた建築様式。ニューヨーク・マンハッタンが有名。
(関連問題:平成22年1級学科1、No.03)

「アール・デコ」で有名なマンハッタンビル街

〔H25 No.03〕建築物の保存、再生、活用等の事例に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アートプラザ(大分市)は、図書館をギャラリー等からなる芸術文化の複合施設にしたものである。
2.リンゴット工場再開発(トリノ)は、巨大な自動車工場を、見本市会場、音楽ホール、ホテル、会議場等からなる複合施設にしたものである。
3.倉敷アイビースクエア(倉敷市)は、連続するのこぎり屋根をもつ平家建ての紡績工場の棟の一部を撤去してできたオープンスペースを中心として、展示施設、ホテル等からなる複合施設にしたものである。
4.旧大社駅舎(出雲市)は、創建時の赤レンガの外観を再現するとともに、地震に対する安全性を高めるために免震工法を採用し、観光施設にしたものである。

解答 4:設問は辰野金吾の設計である「東京駅丸の内駅舎」の記述である。「旧大社駅舎」は瓦葺き屋根を持つ純日本風の木造平屋建て。国の重要文化財、近代化産業遺産に認定されている。
(東京駅丸の内駅舎・関連問題:平成28年1級学科1、No.02平成23年1級学科1、No.03)

東京駅丸の内駅舎

旧大社駅舎

〔H25 No.04〕階段及び傾斜路の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.階段を昇るときの安全性を考慮し、段鼻を出さないように蹴込み板を設け、蹴込みを20mmとした。
2.吹抜け空間において、段板の側面を見せるために、側桁階段とした。
3.車いす使用者が利用する屋外の傾斜路の勾配を1/25とし、手すりは設けなかった。
4.屋内の階段に代わる歩行用の傾斜路の勾配を、1/12とした。

解答 2:段板の側面が見えるのは「ささら桁階段」もしくは「方げた階段」である。「側桁階段」は一般的に側板で段板を挟むので、側面は隠れる。

方げた階段

〔H25 No.05〕周辺環境を考慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.高層建築物を建築する場合、地表付近の風速増加率は、周囲に低層建築物がある場合に比べて、周囲に建築物がない場合のほうが大きくなる。
2.建築物に囲まれた広場や街路等の幅員をD、建築物のファサードの高さをHとした場合、D/Hはその外部空間の開放感や閉塞感を表す指標となる。
3.多雪区域内の市街地の建築物において、落雪の搬出の不便さと落雷による危険とを避けるため、無落雪屋根を採用する場合がある。
4.スポ一ツ施設の配置計画において、屋外サッカー競技場は、競技のフィールドの長軸を南北にとることが望ましい。

解答 1:風速増加率が大きいほど、ビル風の影響を受ける。この値が1.0の場合、建築物の建築前後で風速の変化がないことを示している。

例えば、上空の風速が10s/mとし、周囲に建築物がないときの風速は6s/m、周囲に低層建築物がある場合の風速は4s/mとする。

この後に高層建築物を建てると前者が8s/m、後者が6s/mとなると仮定できる。

すると風速増加率はそれぞれ、
周囲に建築物がない場合: 8/6=1.33
周囲に低層建築物がある場合: 6/4=1.5

となるので、周囲に低層建築物がある場合の方が、風速増加率は大きくなる傾向にある。
(関連問題:平成28年1級学科1、No.05平成29年2級学科1、No.10)

〔H25 No.06〕建築物の各部の面積に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.事務所において、300人が執務するオープン型の執務室部分(机は対向配置とする。)の面積の合計を、2,500m2とした。
2.図書館において、書架のない閲監室(4人掛で100席)の面積を、180m2とした。
3.劇場において、定員600人の固定式の客席部分の面積(通路を含む。)を、400m2とした。
4.総合病院において、ベッドの間隔を1m確保する4床病室の面積を、20m2とした。

解答 4:病院の病室の広さは、一般的に1床あたり内法寸法6.4m2で算出する。ただしこの場合はベッド間隔は60cm~70cmなので、設問の通りベッド間隔を1mとするときは一床あたり8.0m2で算出する。なので8.0m2×4床=32.0m2以上となる。

〔H25 No.07〕建築物の各部の寸法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.排気量50cc-250ccクラスのオートバイの駐車場の計画において、平行駐車の1台当たりの駐車区画の寸法を、幅90cm×長さ230cmとした。
2.公共体育館の計画において、天井の高さを、バレーボールの公式試合が行えるように15mとした。
3.図書館の開架室における書架の間隔について、車いす使用者の利用と通行に配慮して、225cmとし た。
4.事務所の階段について、昇降のしやすさに配慮し、踏面寸法をT、蹴上げ寸法をRとした場合、T+2R=45cm程度となるように計画した。

解答 4:昇降のしやすさに配慮した場合、踏面寸法をT、蹴上げ寸法をRとした場合、T+2R=55cm~65cm程度となるように計画する。

〔H25 No.08〕高齢者の安全な利用に配慮した一戸建ての住宅の改修に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.電気器具等のコードに足を引っ掛けて転倒することを防ぐために、マグネット式のコンセントを採用した。
2.同一レベルの床面において、床に段差があるように見間違えることを防ぐために、床仕上げの材料及び色彩を同じものとした。
3.浴室の計画において、浴槽の縁の高さについては、浴槽のまたぎやすさを考慮して、洗い場の床面から5cmとした。
4.浴室と脱衣室の計画において、急激な温度変化によって血圧が大きく変動するヒートショックを防ぐために、浴室と脱衣室に暖房設備を設置した。

解答 3:「浴槽の縁の高さ」を考える場合、使用者が腰かけて跨ぐことが考えられる。そのため、車椅子から移乗したり、高齢者が一度腰かけて跨ぐことを考えると座面の高さ程度(約45cm)が望ましい。
(関連問題:平成26年2級学科1、No.11平成27年2級学科1、No.17)

〔H25 No.09〕首都の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.フランスの首都であるパリは、城壁を取り除いた跡に環状のプールヴァールを造り、それに放射状の幹線を追加して、交通の利便性の向上と都市景観の形成を図る計画案に基づいている。
2.オーストラリアの首都であるキャンベラは、三つの都市機能(中央官庁街、市政庁、業務商業機能)を三角形の項点に相当する位置に配置して都心部を構成し、その外側を郊外住宅地とする計画案に基づいている。
3.ブラジルの首都であるブラジリアは、ジェット機形の平面形状をもち、機体の胴体に相当する部分を住居地域、翼に相当する部分を政治的中枢地域とする計画案に基づいている。
4.アメリカの首都であるワシントンD.C.は、ポトマック川から国会議事堂に至る軸に象徴的な役割をもたせ、格子状街路に放射状街路を組み合わせた計画案に基づいている。

解答 3:「ブラジリア(ブラジル首都)」は、ジェット機形の平面形状をもち、機体の胴体に相当する部分を「政治的中枢地域」、翼に相当する部分を「住居地域」とする計画案に基づいている。
(関連問題:平成22年1級学科1、No.10)

〔H25 No.10〕都市計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.丹下健三研究室による「東京計画1960」は、求心・放射型の都市構造の閉鎖性を否定し、都市軸の概念を導入することによって開放的な線形発展を可能にするという都市構造の提案である。
2.バックミンスター・フラーによる「ジオデシック・ドーム」は、地球上の都市域が連担し、地球全体が都市のネットワークによって覆われるという世界都市を示す概念の提案である。
3.ル・コルビュジェによる「輝く都市」は、地表面を開放し、空中に持ち上げた高層建築と道路の機能区分の明瞭さが特徴的な都市の再開発計画の提案である。
4.T.ガルニエによる「工業都市」は、住居地域を緑地帯によって工業地域から分離させたものであり、生活と労働の両面に対応した近代性を備える都市の提案である。

解答 2:設問の記述はC.A.ドクシアデスの「エキュメノポリス」である。「ジオデシック・ドーム」は正二十面体で球面を近似し、そこに正三角形に組み合わせた構造材を多数並べることによって組上げたドーム状の建築物のこと。バックミンスター・フラー(米)によって考案される。

モントリオール万博アメリカ館

〔H25 No.11〕まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design)は、心理学的効果を考えた設計によって、犯罪抑止効果を高める計画手法である。
2.TOD (Transit Oriented Development)は、明確な歩車分離に基づき、自動車交通の効率化を最大限に活かす計画手法である。
3.コンパクトシティは、市街地の無秩序な拡大を抑制しながら、都市地域の環境整備に重点を置き、環境的・経済的持続性を高める都市モデルである。
4.ストリートファニチャーは、街路や広場等の屋外空間で使用されるベンチ・柵・水飲み場等の工作物等の総称である。

解答 2:TOD(Transit Oriented Development)は、公共交通機関の利用を前提として、過度に自動車へ依存しない持続可能な都市を実現する方法の一つである。
(関連問題:平成30年1級学科1、No.11)

〔H25 No.12〕住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー構造を有し、介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスの提供等に関して一定の基準を満たし、単身高齢者世帯、高齢者夫婦世帯等の居住の安定を確保するための賃貸等の住宅である。
2.コレクティブハウスは、各住戸の独立性を保ちながら、子育てや家事等の作業を共同で担い合う相互扶助的なサービスと住宅とを組み合わせた集合住宅である。
3.シルバーハウジング・プロジェクトは、高齢者の生活特性に配慮した住宅及び附帯施設の供給並びにライフサポートアドバイザーにより福祉サービスの提供を行う事業である。
4.コーポラティブハウスは、建築主が入居希望者の意見に従い建築する賃貸集合住宅である。

解答 4:「コーポラティブハウス」は自ら居住する住宅を建設しようとする者が組合を結成し、共同して事業計画を定め、建築物の設計、工事発注等を行って住宅を取得し、管理していく方式である。
(関連問題:令和元年1級学科1、No.13令和元年2級学科1、No.12平成28年2級学科1、No.12平成26年2級学科1、No.12平成24年2級学科1、No.12平成22年2級学科1、No.12平成20年2級学科1、No.12)

〔H25 No.13〕商業建築等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.プロセニアム形式の劇場の計画において、1階の各座席から舞台を見下ろしたときの角を5〜15度までの範囲に保ちつつ、すべての座席から舞台の先端が見えるようにした。
2.事務所ビルの便所の計画において、衛生器具の個数を、男女別の想定利用人数と待ち時間に対する利用者の評価であるサービスレベルにより定めた。
3.20階建ての事務所ビルの計画において、概算で乗用エレベーターの台数を設定する際に、エレベーター利用対象人員250人当たり1台とした。
4.シティホテルの計画において、各階単位での改修を考慮するとともに、階高を低く抑えるために、客室ごとに分離したPS(設備縦シャフト)とはせずに、集中PS(設備縦シャフト)を採用した。

解答 4:集中PSは各階それぞれにまとめて設けるので各室の計画・変更が容易になる。ただし、集中PSから各室への横引き配管が増えるため、一般的に、階高は高くなってしまう。
(関連問題:平成20年1級学科1、No.10)

〔H25 No.14〕公共建築物とその特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.水戸芸術館(茨城県水戸市)は、公園内に立地するため、周辺環境との調和を重視し、高さは2階と低く抑え、建築群を回廊でつないだ施設である。
2.丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県丸亀市)は、建築と美術と都市空間が一体となった景観に寄与しており、駅前の広場に面した壁画部分に入口をもつ施設である。
3.八代市立博物館「未来の森ミュージアム」(熊本県八代市)は、公園の一角に築かれた丘に埋まるように1階の展示室があり、2階にエントランス、最上階に収蔵庫が設置されている。
4.新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」(新潟県新潟市)は、本体施設の屋上庭園と複数の浮島状の空中庭園が回遊性をもつペデストリアンデッキで結ばれ、公園と一体化したパブリックスペースを形成している。

解答 1:設問は内井昭蔵が設計した「世田谷美術館」の記述である。「水戸芸術館」は、美術館・コンサートホール・劇場からなる現代芸術の複合施設であり、磯崎新の設計。

水戸芸術館

〔H25 No.15〕一般的な総合病院の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.病棟の計画において、電子カルテを導入し、看護作業拠点を各病室から近いところに分散配置した。
2.診療部門の計画において、放射線治療室を地階に配置した。
3.緩和ケア病棟の計画において、病室を全て4床とし、衛生上の観点から便所は病室の外にまとめた。
4.病院内で使用する物品の管理を一元化するために、SPD部門を設けた。

解答 3:緩和ケア病棟において、患者のプライバシー保護のため、原則として個室とし、水回りなども個室内に設置する。

〔H25 No.16〕建築計画で考慮すべき人間の行動等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アフォーダンスは、人間同士の距離のとり方自体がコミュニケーションとしての機能をもち、文化によって異なるとする考え方である。
2.パーソナルスペースは、人間が身体のにもっている、他の人間に侵入されたくない心理的な領域のことである。
3.プレグナンツの法則は、視界に複数の対象があるときに、これらをまとまりとして知覚したものを簡潔でよい形として捉える傾向のことをいう。
4.ソシオフーガルは、複数の人間が集まったときに、知らない人間同士が異なる方向に顔を向けているような状態をいう。

解答 1:「アフォーダンス」は、モノに備わった、ヒトが知覚できる「行為の可能性」である。例えば50cm×50cmの箱があると、ヒトは、物を入れる・腰掛ける・高いところに手を伸ばすために上に乗る」など、人の行動が予測される。

〔H25 No.17〕建築計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.直前の隣接する2項の和が次の項となるような数列(フィボナッチ数列)を順次作成していくと、その連続する2項の比率は黄金比に近づく 。
2.木割りは、我が国の伝統的な建築において、各部構成材の比例と大きさを決定するシステムである。
3.木造軸組構法の住宅において、真壁式は、一般に、大壁式に比べて、防寒・防音性に優れている。
4.和室において、床の間に向かって、左側に書院、右側に床脇を設けたものを、本勝手という。

解答 3:「真壁式」は壁面を柱面よりも内側に納め、柱が外に現れる。「大壁式」は壁面を柱の外側に設けるので、柱は見えない。一般的に、大壁式の方が「防寒・防音性」に優れている。

〔H25 No.18〕建築の資格者等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.管理建築士は、その建築士事務所の業務に係る技術的事項を総括する者である。
2.施工管理技士は、施工技術の向上を図るため、建設業者の施工する建設工事に従事し又はしようとする者を対象として行う技術検定に合格した者である。
3.工事監理者は、建築士の設計によらなければならない建築物の工事を行う場合に、建築主が選定しなければならない建築士である。
4.監理技術者は、主任技術者を補佐するために、工事請負者が工事現場に置かなければならない専任の技術者である。

解答 4:建設業者は工事を施工するためには「主任技術者」を置かなければならない。また建設業法第26条に定められる所定の金額以上になる場合は「監理技術者」を置かなければならない。なので設問のように主任技術者と監理技術者は補佐関係にはない。

〔H25 No.19〕建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。

1.土砂量は、地山数量とし、掘削による増加、締固めによる減少は考慮しない。
2.山留めを設ける場合、山留め壁と躯体の根切りにおける余幅は、1.0mを標準とする。
3.連続する梁の全長にわたる主筋の継手については、梁の長さにかかわらず、梁ごとに0.5か所あるものとみなす。
4.シート防水におけるシートの重ね代は、計測の対象としない。

解答 3:連続する梁の全長にわたる主筋の継手は、梁の長さに応じて箇所数は決定し、原則として、梁の長さが5.0m未満は0.5ヶ所、5.0m以上10.0m未満は1ヶ所、10.0m以上は2ヶ所あるものとみなす。

〔H25 No.20〕建築の企画やマネジメントに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.BIMは、設計、施工、維持管理までのコストや工期、品質情報等すべてを統合したデータを活用して業務を進める手法であり、一般に、三次元モデルを使って表現される。
2.CSRは、企業等が所有する不動産について、「企業価値向上」の観点から、経営戦略的な視点に立って見直しを行い、不動産投資の効率性を最大限向上させていこうという考え方である。
3.BCPは、企業が災害や事故で被害を受けても、重要な業務が中断しないこと、中断しても可能な限り短い期間で再開すること等、事業の継続を追求する計画である。
4.VE提案は、基本性能の維持を前提とした工事費低減の提案、工事施工者独自の施工技術の導入の提案等である。

解答 2:設問の記述は「CRE(企業不動産)戦略:Corporate Real Estate」である。「CSR(企業の社会的責任):Corporate Social Responsibility」は、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、自主的に社会に貢献する責任のことである。
(関連問題:令和元年1級学科1、No.20平成28年1級学科1、No.20平成23年1級学科1、No.20平成20年1級学科1、No.25)

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投稿日:2019年8月1日 更新日:

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