二級計画(商業建築)

建築士過去問解説

二級建築士試験分野別まとめ
計画
商業建築

二級建築士学科試験
2021年7月04日(日)

令和03年度試験日まであと 日!

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二級建築士試験の過去問13年分を
分野別にまとめました

(平成20年度から令和02年度まで)

二級建築士
計画
商業建築

〔R02 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、収益部分の床面積に対する非収益部分の床面積の割合である。
2.高層の事務所ビルにおける乗用エレベーターの台数については、一般に、最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数を考慮して計画する。
3.事務室の机の配置方式において、特に業務に集中することが必要な場合、一般に、対向式レイアウトよりも並行式レイアウトのほうが適している。
4.事務室において、人が椅子に座ったときの視界を遮り、立ったときに全体を見通すことができるパーティションの高さは、120cm程度である。
5.オフィスランドスケープは、一般に、固定間仕切を使用せず、ローパーティション・家具・植物などによって事務室のレイアウトを行う手法である。

解答 1:貸事務所ビルの計画において、レンタブル比は、収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する貸室部分(収益部分)の床面積の合計の割合である。 

〔R01 No.13〕事務所ビル、商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コアプランの計画において、事務室の自由の執務空間を確保するため、コアを事務所から独立させた分離コア型とした。
2.事務室において、在席率が50~60%と想定されたので、個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、スペースを効率的に利用するために、オフィスランドスケープ方式で計画した。
3.地下階に設ける自走式駐車場において、一般的な自動車の車高を考慮して、駐車スペースの梁下の高さが2.3mになるように計画した。
4.バーにおいて、カウンター内の床の高さは、客席の床の高さに比べて低くなるように計画した。
5.喫茶店において、厨房の床面積延べ面積の15%で計画した。

解答 2:「オフィスランドスケープ方式」は、固定間仕切を使わず、ローパーティション・家具・植物等を自由に配置する計画である。設問の「個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用」する方式は「フリーアドレスオフィス」方式である。

〔H30 No.13〕事務所ビル、商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.システム天井は、モデュール割りに基づいて、設備機能を合理的に配置することができるユニット化された天井である。
2.ダブルコアプランにおいて、ブロック貸しや小部屋貸しの賃貸方式は、一般に、レンタブル比を高めることができる。
3.事務室の机の配置方式において、特に業務に集中することが必要な場合、一般に、対向式レイアウトよりも並行式レイアウトのほうが適している。
4.ビジネスホテルにおいて、客室部門の床面積の合計は、一般に、延べ面積の 60~70 %程度である。
5.量販店において、売場部分の床面積の合計(売場内の通路を含む。)は、一般に、延べ面積の 60~65 %程度である。

解答 2:ダブルコアプランは、基準階においてコアを事務所の両端に配置する形式。「フロア貸し」に適した平面形式であり、ブロック貸しや小部屋貸しではレンタブル比が低くなってしまう。

 

 

〔H29 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地下階に設ける駐車場において、各柱間に普通乗用車が並列に3台駐車できるように、柱スパンを7mとした。
2.事務室の執務空間と通路を仕切るパーティションは、通路側に人が立った状態で、執務空間を見通すことのできるように、高さを150 cmとした。
3.事務室の在席率が50~60%と想定されたので、執務空間の効率的な活用を考慮し、フリーアドレス方式を採用した。
4.事務室の空調設備は、室内をペリメーターゾーンとインテリアゾーンに分け、それぞれの負荷に応じて個別制御ができるように計画した。
5.基準階床面積が比較的大きいので、構造計画上望ましい配置として、コアを基準階平面の中央部全体に配置したオープンコア形式を採用した。

解答 1:普通自動車の駐車場の幅員は2,500mm程度である。地下階に設ける屋内駐車場は、RC造の柱の太さは800mm程度なので、3台駐車するとなると 2,500mm×3+800mm/2= 7,500mm+400mm = 7,900mm以上は必要である。

〔H28 No.13〕図のような基準階平面をもつ5階建ての貸事務所ビルに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.偏心コアの計画であり、基本的に高層化には適していない。
2.対向式による机の配置を行ったとすると、幅1,200mm×奥行き700mmの事務机は、1スパン×1スパン内に12席のレイアウトが可能である。
3.小部屋貸しも可能な平面計画である。
4.コア部分にも、外光・外気を取り入れることができる平面計画である。
5.事務室以外のスペースが全て共用部分(非収益部分)とすると、基準階のレンタブル比は、約82%である。

解答 5:設問のレンタブル比は、335.50(事務室面積)÷450.00(床面積)×100=75.0%である。

〔H27 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ダブルコアプランにおいて、ブロック貸しや小部屋貸しの賃貸方式は、一般に、レンタブル比を高めることができる。
2.フリーアドレス方式は、事務室の在席率が 60%以下でないとスペースの効率的な活用が難しい方式である。
3.オフィスランドスケープは、一般に、ローパーティション・家具・植物などによって事務室のレイアウトを行い、固定間仕切は使用しない。
4.事務室において、人が椅子に座ったときの視界を遮り、立ったときに全体を見通すことができるパーティションの高さは、120cm程度である。
5.事務室の机の配置方式において、特に業務に集中することが必要な場合、一般に、対向式レイアウトよりも並行式レイアウトのほうが適している。

解答 1:ダブルコアプランは、基準階においてコアを事務所の両端に配置する形式。「フロア貸し」に適した平面形式であり、ブロック貸しや小部屋貸しではレンタブル比が低くなってしまう。

 

 

〔H26 No.13〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ビジネスホテルにおいて、「延べ面積」に対する「客室部門の床面積の合計」の割合を70%とした。
2.一般的なレストランにおいて、「レストラン全体の床面積」に対する「厨房の床面積」の割合を30%とした。
3.貸事務所ビルにおいて、「基準階床面積」に対する「基準階の収益部分の床面積の合計」の割合を80%とした。
4.喫茶店において、「喫茶店全体の床面積」に対する「厨房の床面積」の割合を15%とした。
5.量販店において、「延べ面積」に対する「売場部分の床面積の合計(売場内の通路を含む)」の割合を50%とした。

解答 5:量販店の売り場床面積は、延べ面積の60%~65%程度とすることが多い。また基準階ではさらにこの割合が大きくなる。

〔H25 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、事務室空間を効率的に利用する方式である。
2.オープンコアは、コアを平面の中央部全体に配置した形式であり、基準階床面積が小さい事務所ビルに適している。
3.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。
4.モデュラーコーディネーションは、柱間や間仕切、窓などの位置を基準寸法により決定することである。
5.スタッグ式は、コミュニケーションとプライバシーの双方を必要とする業務に適した机配置である。

解答 2:オープンコアはコアを平面の中央部に配置するため、そこにたどり着くまでの共用部分が生じてしまい、そのためコアを挟んで両側の事務所スペースが狭くなりがちである。なのでこの形式は基準階床面積が小さいビルには不向きである。

オープンコア形式
〔H24 No.13〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.事務所ビルのエレベーターの設置台数の算定に用いる「ビルの在籍者数に対する最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数の割合」は、一般に、自社専用ビルよりも複数のテナントが入る貸しビルの方が少ない。
2.オフィスレイアウトにおけるランドスケープ方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、効率的に利用する方式である。
3.延べ面積に対する客室部分の床面積の合計の割合は、一般に、シティホテルよりビジネスホテルの方が多い。
4.喫茶店において、厨房の床面積は、一般に、延べ面積の15~20%程度である。
5.量販店において、売り場部分の床面積の合計(売場内通路を含む)は、一般に、延べ面積の60~65%程度である。

解答 2:ランドスケープ方式は、一般に、ローパーティション・家具・植物などによって事務室のレイアウトを行い、固定間仕切は使用しない形式。設問の「事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、効率的に利用する方式」はフリーアドレス方式のことである。

 

 

〔H23 No.12〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.劇場において、演目に応じて舞台と観客席との関係を変化させることができるように、アダプタブルステージ形式で計画した。
2.オペラ劇場において、可視限界距離を考慮して、最後部の客席から舞台の中心までの視距離を48mとして計画した。
3.店舗において、商品の陳列棚の高さについては、成人にとって商品の「見やすさ」と「手に取りやすさ」を考慮して、床面から700~1,400mmとなるように計画した。
4.シティホテルの客室において、照明は間接照明を主とし、各照明ごとに照度を調整できるように計画した。
5.ビジネスホテルにおいて、延べ面積に対する客室部門の床面積の割合を75%として計画した。

解答 2:「可視限界距離」は客席から舞台上を見ることができる限界距離のことであり、オペラ劇場では38m程度を目安とする。

〔H23 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.高層の事務所ビルにおける乗用エレベーターの台数については、一般に、最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数を考慮して計画する。
2.床面積が同じ事務室における机の配置形式については、一般に、対向式より並行式のほうが、多くの机を配置することができる。
3.システム天井は、モデュール割に基づいて、設備機能を合理的に配置することができるユニット化された天井である。
4.フリーアクセスフロアは、配線を自由に行うことができるように、二重床としたものである。
5.コアプランにおける分離コア型は、構造計画及び設備計画上の対応が必要であるが、自由な執務空間を確保しやすい。

解答 2:事務所の机の配置の計画において「並行式」はプライバシーが保たれ、各人の業務に最も集中することができる形式。「対抗式」はコミュニケーションが取りやすく、最も配置効率が良く、より多くの机を配置することができる。

〔H22 No.11〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.床面積の合計が200m2のレストランにおいて、厨房の床面積を60m2とした。
2.床面積の合計が100m2の喫茶店において、厨房の床面積を15m2とした。
3.床面積の合計が1,000m2の量販店において、売場の床面積の合計(通路を含む)を600m2とした。
4.基準階床面積が500m2の貸事務所ビルにおいて、基準階の貸室面積を400m2とした。
5.客席の床面積の合計が100m2の映画館において、収容人数の計画を250人とした。

解答 5:映画館の計画において、客席の所要床面積は、一人当たり0.5~0.7m2程度とする。なので100m2の場合、140~200人程度となる。

 

 

〔H22 No.13〕店舗の計画に関する記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.小規模の物品販売店において、ショーケースで囲まれた店員用の通路幅を110cmとした。
2.スーパーマーケットのレジカウンターの包装台の高さを、床面から105cmとした。
3.屋外に面するショーウィンドウにおいて、その内部を見やすくするようにひさしを設け、日射を遮った。
4.物品販売店の売場のショーケースは、模様替えを考慮して可動式とした。
5.高級品や固定客を対象とする店舗の形式を、閉鎖型とした。

解答 2:スーパーのレジカウンターや手荷物受け渡し用カウンターは、荷物の上げ下げや移動を考慮して60~70cmの高さとする。また重量物を扱う場合は低い位置の方が望ましい。

〔H21 No.12〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.延べ面積に対する客室部分の床面積の合計の割合は、一般に、シティホテルよりビジネスホテルのほうが大きい。
2.バーにおいて、カウンター内の床の高さは、客席の床の高さに比べて、低く計画する。
3.劇場において、舞台道具の搬出入口は、上演中にも支障なく、舞台から迅速に舞台道具を搬出入できる位置に計画する。
4.量販店において、床面積当たりの販売効率を高めるには、一般に、低層の建築物とし、かつ、延べ面積に対する売場面積の割合を大きくする。
5.屋内駐車場において、自動車1台当たりの駐車所要面積は、一般に、直角駐車より60度駐車のほうが小さい。

解答 5:自動車1台当たりの駐車所要面積は、一般に、60度駐車より直角駐車のほうが小さい。

〔H21 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.エレベーターの設置台数の算定に用いる「ビルの在籍者数に対する最も利用者が多い時間帯の5分間に利用する人数の割合」は、一般に、複数のテナントが入る貸事務所ビルより自社専用の事務所ビルのほうが大きい。
2.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、延べ面積に対する収益部分の床面積の合計の割合である。
3.事務室の机の配置形式においては、個人の明確なワークスペースが必要な場合、並行式より対向式のほうが適している。
4.フリーアドレス方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が座席を共用し、効率的に利用する方式である。
5.コアプランにおける分離コア型は、耐震構造上、設備計画上の対応が必要であるが、自由な執務空間を確保しやすい。

解答 3:事務室の机の配置で、「個人の明確なワークスペース」が必要な場合、並行式が望ましい。対向式はコミュニケーションが取りやすく、面積効率が良い形式である。

 

 

〔H20 No.12〕商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.貸事務所ビルの基準階において、レンタブル比を75%とした。
2.喫茶店において、厨房の床面積を、喫茶店全体の床面積の15%とした。
3.量販店の基準階において、売場部分の床面積(売場内の通路を含む)をその階の床面積の50%とした。
4.劇場において、側舞台がないプロセニアムステージの舞台幅を、プロセニアムの開口幅の2倍とした。
5.シティホテルにおいて、ツインベッドルーム1室当たりの床面積を30m2とした。

解答 3:量販店の売り場の床面積は、延べ面積の60%~65%程度とすることが多い。また基準階ではさらにこの割合が大きくなる。

〔H20 No.13〕事務所ビルの計画に関する次の組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。

1.フリーアドレス————————–執務空間のレイアウト
2.ダブルコア——————————–二方向避難の確保
3.モデュラーコーディネーション—–柱間や窓の寸法等の決定
4.ドライエリア—————————–地下階の平面計画
5.カーテンウォール———————–オフィスのアメニティ

解答 5:カーテンウォールは取り外し可能な構造で、建物の荷重を直接負担しない非耐力壁のこと。外壁デザインの自由度は大きいが、直接オフィスのアメニティとしては関係ない。

 

 

公共施設

〔R01 No.14〕教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスルームを設けた。
2.地域図書館の分館において、一般閲覧室と児童閲覧室とは分けて配置し、貸出しカウンターは共用とした。
3.中学校の教室において、「黒板や掲示板」と「その周辺の壁」との明度対比が大きくなり過ぎないように、色彩調整を行った。
4.幼稚園の保育室において、1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用のほうを広くした。
5.保育所の幼児用便所は、見守りや指導をしやすくするため、保育室の近くに設けた。

解答 1:設問は「ブラウジングルーム」の記述である。「レファレンスルーム」は図書館において来館者の相談や、調査を受け、本や資料等を探す手伝いをする場所である。

〔R01 No.15〕文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.美術館において、参加型企画に使用する学習体験室や講義室は、一般に、利用者がエントランスホールから展示室を通過せずに移動できる計画とする。
2.美術館の展示室は、一般に、来館者の逆戻りや交差が生じないように、一筆書きの動線計画とする。
3.劇場の舞台において、下手しもてとは客席側から見て右側をいう。
4.劇場において、オープンステージ形式は、舞台と観客席が仕切られていないことから、演者と観客の一体感が生まれやすい。
5.博物館において、低湿収蔵庫や高湿収蔵庫を設ける場合は、ならし室を近接させ、収蔵物を仮収納できる計画とする。

解答 3:上手は舞台の左側(客席から見て右側)、下手は舞台の右側(客席から見て左側)である。
(関連問題:平成22年2級学科1、No.17)

〔H30 No.14〕教育施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、書架を設置しない 40 人収容の閲覧室の床面積を、100 m2とした。
2.地域図書館において、閲覧室の床の仕上げは、歩行音の発生を抑制するため、タイルカーペットとした。
3.小学校において、学年ごとのカリキュラムに対応するため、低学年は総合教室型とし、高学年は特別教室型とした。
4.車椅子使用者に配慮し、居室入口前の廊下は、車椅子使用者が転回しやすくするため、直径1,200 mmの転回スペースを計画した。
5.高齢者の使用する居室の作業領域の照度は、日本工業規格(JIS)の照明設計基準の 2 倍を目安とした。

解答 4:車椅子使用者が廊下にて転回しやすくするためには、直径1,400 mm以上の転回スペースが必要である。

〔H30 No.15〕文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.劇場において、演目に応じて舞台と観客席との関係を変化させることができるように、アダプタブルステージ形式を採用した。
2.博物館において、学芸員の研究部門は、収蔵部門に近接して配置した。
3.美術館において、ミュージアムショップを、エントランスホールに面して配置した。
4.コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を生み出すことを意図して、ステージを客席が取り囲むシューボックス型の空間形式を採用した。
5.コミュニティセンターにおいて、図書室や会議室などのゾーンと体育室や実習室などのゾーンとは、離して配置した。

解答 4:シューボックスもコンサートホールの計画形状の一つであるが、設問の「演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲む」形式はアリーナ型の特徴である。

〔H29 No.14〕教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスコーナーを設けた。
2.保育所の保育室において、昼寝の場と食事の場とを分けて設けた。
3.幼稚園の保育室において、1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用のほうを広くした。
4.小学校において、多様化する学習形態に合せたワークスペースとして、多目的スペースを普通教室に隣接して設けた。
5.中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。

解答 1:レファレンスコーナーは、図書館において来館者の相談や、調査を受け、本や資料等を探す手伝いをする場所である。設問はブラウジングコーナーの説明。

〔H29 No.15〕建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.病院の手術室の空気調和設備は、単独に設け、室内の気圧を室外の気圧よりも高くする。
2.劇場における舞台と客席との間に設けられる額縁状のものを、プロセニアムアーチという。
3.美術館において、洋画の展示壁面の照度を、500 lx程度とする。
4.博物館の荷解室及び収蔵庫は、収蔵品に付着した害虫等を駆除するためのくん蒸室からできるだけ離して配置する。
5.コンサートホールにおいて、アリーナ型は、客席がステージを取り囲むように配置されているので、演奏者と聴衆の一体感が得られやすい。

解答 4:資料館や博物館の荷解室及び収蔵庫は、燻蒸室と隣接して配置する。導線が荷解→燻蒸→収蔵となるためである。

吹田市立図書館の燻蒸室(吹田市立図書館HPより)

(関連問題:平成24年1級学科1、No.17平成20年1級学科1、No.16平成27年2級学科1、No.15平成24年2級学科1、No.15)

〔H28 No.14〕美術館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.学芸員の研究部門は、収蔵部門と近接して配置した。
2.日本画を展示する壁面の照度を、日本工業規格(JIS)の照明設計基準に合わせて、500lx程度とした。
3.展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。
4.絵画用の人工照明の光源を、自然光に近い白色光とした。
5.企画展示室の展示壁面は、展示空間にフレキシビリティをもたせるために、可動式として計画した。

解答 2:日本画は西洋画に比べて光に弱いので、照度を150lx~300lx程度に抑える必要がある。

〔H27 No.14〕教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、書架を設置しない 40席の閲覧室の床面積を、56m2とした。
2.地域図書館において、閲覧室の出納システムは、開架式とした。
3.保育所において、4歳児を対象とした定員 20人の保育室の床面積を、45m2とした。
4.保育所において、保育室は、昼寝の場と食事の場とを分けて設けた。
5.小学校において、低学年は総合教室型とし、高学年は特別教室型とした。

解答 1:図書館の閲覧室の広さは、閲覧席1席にあたり、約2~3m2程度を目安とするのが一般的である。

〔H27 No.15〕建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲むアリーナ型とした。
2.美術館において、日本画の展示空間の室内全般照度を、入館者の歩行やメモ書きに支障のないように 400lx程度とし、色温度の高い光源を使用した。
3.郷土資料館において、収蔵品のくん蒸室は、荷解室と収蔵庫に近接して配置した。
4.劇場において、プロセニアムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さを、プロセニアム開口部の高さの3倍とした。
5.病院の入院病棟において、看護動線の短縮と患者の観察の容易さに考慮して、ツインコリドー型とした。

解答 2:日本画は西洋画に比べて光に弱いので、照度を150lx~300lx程度に抑える必要がある。

〔H26 No.14〕学校等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.保育所において、保育室は、乳児用と幼児用とを間仕切りのないワンルームとし、乳児と幼児の人数比の変動に対応できるようにした。
2.幼稚園において、園児用の大便器のブースの仕切りの高さを1.2mとした。
3.小学校の敷地内において、環境教育の場として、自然の生態系を観察できるビオトープを設けた。
4.小学校において、多様化する学習形態に合わせたワークスペースとして、多目的スペースを普通教室に隣接して設けた。
5.教科教室型の中学校において、学校生活の拠点となるホームベースを、移動の際に立ち寄りやすい場所に設けた。

解答 1:保育室の計画で、乳児は幼児と比べてまだ歩くことがおぼつかなく、ほふくすることが多い。そのため行動能力が異なるので乳児室と幼児室は兼用してはならない。

〔H25 No.14〕文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.美術館において、展示室の床面積の合計を、延べ面積の40%程度となるように計画した。
2.オペラ劇場において可視限界距離を考慮して、最後部の客席から舞台中心までの視距離を35mとして計画した。
3.映画館において、客席部分の1人当たりの床面積を、通路を含めて0.7m2として計画した。
4.劇場において、舞台の床下の空間に、回り舞台やなどの機械設備が設置される奈落を計画した。
5.コンサートホールにおいて、演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲むシューボックス型の空間形式を採用した。

解答 5:シューボックスもコンサートホールの計画形状の一つであるが、設問の「演奏者と聴衆との一体感を得ることを意図して、客席が演奏者を取り囲む」形式はアリーナ型の特徴である。

〔H25 No.15〕次の医療・福祉施設と用語との組合せのうち、最も関係の少ないものはどれか。

1.社会福祉施設–––––––– デイルーム
2.病院––––––––––––––– スタッフステーション
3.高齢者福祉施設–––––– 機能訓練室
4.診療所––––––––––––– レファレンスルーム
5.障害者福祉施設–––––– 授産(作業)室

解答 4:レファレンスカウンター(ルーム)は、図書館において来館者の相談や、調査を受け、本や資料等を探す手伝いをする場所である

〔H24 No.14〕教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスルームを設けた。
2.地域図書館において、書架を設置しない40人収容の閲覧室の床面積を、100m2とした。
3.中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。
4.小学校において30人学級の普通教室の床面積を、56m2とした。
5.幼稚園において、保育室の1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用の方を広くした。

解答 1:レファレンスコーナーは、図書館において来館者の相談や、調査を受け、本や資料等を探す手伝いをする場所である。設問はブラウジングコーナーの説明。

〔H24 No.15〕文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.コンサートホールにおいて、アリーナ型は、客席がステージを取り囲むので、演奏者と聴衆の一体感が得られやすい。
2.劇場において、プロセニアムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さは、プロセニアムの開口部の高さの1.5倍程度は必要である。
3.博物館において、学芸員の研究部門は、収蔵部門と近接して配置する。
4.郷土資料館において、収蔵品のくん蒸室は、荷解室及び収蔵庫に近接して配置する。
5.コミュニティーセンターにおいて、図書室や会議室などのゾーンと体育室や実習室などのゾーンとは離して設けるとよい。

解答 2:プロセニアムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さは、プロセニアム開口部の高さの少なくとも2.5倍以上は必要である。

〔H23 No.14〕美術館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.日本画を展示する壁面の照度を、日本工業規格(JIS)の照明基準に合わせて、500lx程度とした。
2.小規模な展示室は、来館者の逆戻りや交差が生じないように、一筆書きの動線計画とした。
3.展示スペースを有効に使用したり展示壁面を増やすために、天井つり可動展示パネルを使用した。
4.絵画用人工照明の光源を、自然光に近い白色光とした。
5.ミュージアムショップを、エントランスホールに面して配置した。

解答 1:日本画は西洋画に比べて光に弱いので、照度を150lx~300lx程度に抑える必要がある。

〔H23 No.15〕公共建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.小学校において、低学年は総合教室型とし、高学年は特別教室型とした。
2.保育所において、4歳児を対象とした定員20人の保育室の床面積を50m2とした。
3.特別養護老人ホームにおいて、定員2人の入居者専用居室の床面積を16m2とした。
4.診療所において、X線撮影室は、診察室及び処置室に近接させた。
5.地域図書館において、一般閲覧室と児童閲覧室は分けて配置したが、貸出カウンターは共用とした。

解答 3:特別養護老人ホームの居室の一人当たりの床面積は10.65m2以上とされている。そのため2人の居室の場合は、21.30m2以上の床面積が必要となる。厚生労働省「特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準」

〔H22 No.14〕保育所の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.幼児用便所のブースの仕切りの高さは、安全の確認と幼児の指導のために、1.2mとした。
2.幼児用便所は、保育室の近くに設けた。
3.保育室において、昼寝の場と食事の場とを分けて設けた。
4.4歳児を対象とした定員20人の保育室の床面積を、45m2とした。
5.3歳児保育室の1人当たりの床面積を、5歳児保育室の1人当たりの床面積より、狭く計画した。

解答 5:3歳児よりも5歳児の方が団体行動が可能になる。そのため5歳児の保育室の床面積は比較的狭くしても問題ない。また3歳児の方が動きの多い学習活動が主になるため広くする必要がある。

〔H21 No.14〕学校の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.小学校において、低学年は特別教室型とし、高学年は総合教室型とした。
2.中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。
3.高等学校の教室については、教科教室型として、各教科に応じた施設や設備を整えた。
4.教室の計画においては、「黒板や掲示板」と「その周辺の壁」との明度対比が大きくなり過ぎないように、色彩調整を行った。
5.学校の敷地内においては、環境教育の教材として、自然の生態系を観察できるビオトープを設置した。

解答 1:低学年の場合、移動の少ない総合教室型が望ましく、高学年になると理科・音楽・図工等の特別教科は移動教室で行う。

〔H21 No.15〕次の用語のうち、図書館に関する計画と最も関係の少ないものはどれか。

1.レファレンスカウンター
2.シューボックススタイル
3.ブックモビル
4.ブラウジングコーナー
5.キャレル

解答 2:「シューボックススタイル」は、コンサートホール等の計画に用いる用語。奥行きが深い長方形の平面に、高い天井に、靴箱の形状に似ている。

〔H20 No.14〕診療所の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.診察室は、処置室と隣接させて配置した。
2.新生児室は、ナースステーションと隣接させるとともに、廊下からガラス越しに室内を見ることができるような計画とした。
3.病室における全般照明は、ベッドで寝ている患者に光源が直接見えないような計画とした。
4.壁に設ける案内板のサイン計画において、シンボルマークに文字を併記した。
5.X線撮影室の床材には、電導性のものを使用した。

解答 5:X線撮影室の床材は、伝導性のものを使用する必要性がない。手術室の床材は静電気の発生を防ぐために伝導性のものを使用する。

〔H20 No.15〕公共建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地域図書館において、一般閲覧室と児童閲覧室を分けて配置し、貸出しカウンターを共用とした。
2.美術館において、日本画を展示する壁面の照度を、700lx程度とした。
3.保育所において、幼児用便所のブースの仕切りや扉の高さを、1.2mとした。
4.小学校において、低学年は総合教室型とし、高学年は特別教室型とした。
5.郷土資料館において、収蔵庫の近くに荷解き室を配置した。

解答 2:日本画は西洋画に比べて光に弱いので、照度を150lx~300lx程度に抑える必要がある。

〔H20 No.16〕次の各室の所要床面積のうち、最も不適当なものはどれか。

1.特別養護老人ホームの定員2人の入居者専用居室 — 18m2
2.保育所の定員20人の保育室——————————- 40m2
3.小学校の35人学級の普通教室—————————- 56m2
4.地域図書館の書架のない50人収容の一般閲覧室—–125m2
5.映画館の定員600人の客室———————————420m2

解答 1:特別養護老人ホームの居室の一人当たりの床面積は10.65m2以上とされている。(「泥んこ10.65老人ホーム」って覚えよう!)厚生労働省「特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準」

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投稿日:2020年4月20日 更新日:

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