二級施工(土工事・基礎地業工事)

建築士過去問解説

二級建築士試験分野別まとめ
施工
土工事・基礎地業工事

二級建築士学科試験
2021年7月04日(日)

令和03年度試験日まであと 日!

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二級建築士試験の過去問13年分を
分野別にまとめました

(平成20年度から令和02年度まで)

二級建築士
施工
土工事・基礎地業工事

〔R02 No.6〕木造住宅の基礎工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.べた基礎において、地面から基礎の立上り部分の上端までの高さを、400mmとした。
2.布基礎において、底盤部分の主筋にはD10を用い、その間隔を300mmとした。
3.布基礎の床下防湿措置として、床下地面を盛土し十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ60mmのコンクリートを打ち込んだ。
4.ねこ土台を使用するべた基礎の床下換気措置として、外周部の土台の全周にわたって、1m当たり有効面積75cm2以上の換気孔を設けた。
5.普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後、気温が10~12°Cの日が続いたので、型枠の存置期間を3日とした。

解答 5:柱及び壁のせき板の存置期間をコンクリートの材齢で決定する施工計画において、平均気温が10°C以上15°C未満と予想される場合、普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートについては、せき板の存置期間は6日以上とする。

〔R01 No.6〕木造2階建ての住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.布基礎の底盤については、厚さを120mm、幅を450mmとした。
2.布基礎の天端ならしは、やりかたを基準にしてろくずみを出し、調合が容積比でセメント1: 砂3のモルタルを水平に塗り付けた。
3.布基礎の床下防湿措置を行うに当たり、床下地面を盛土し十分に突き固めた後、床下地面全面に厚さ60 mmのコンクリートを打設した。
4.べた基礎において、地面から基礎の立上り部分の上端までの高さを、400mmとした。
5.径12mmのアンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さを、250mm以上とした。

解答 1:布基礎の底盤の厚さは150mm以上とする。

〔H30 No.6〕木造住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.土間コンクリートは、厚さ120 mmとし、断面の中心部に、鉄線の径が4.0 mmで網目寸法が150 mm×150 mmのワイヤーメッシュを配した。
2.柱脚部の短期許容耐力が25 kNのホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さを、250 mmとした。
3.布基礎の床下防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.1 mmの住宅用プラスチック系防湿フィルムを、重ね幅150 mmとして敷き詰めた。
4.床下換気措置において、ねこ土台を使用するので、外周部の土台の全周にわたって、1 m当たり有効面積75 cm2以上の換気孔を設けた。
5.布基礎の底盤部分の主筋にD10 を用い、その間隔を300 mmとした。

解答 2:柱脚部の短期許容耐力が、25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトで緊結する場合、コンクリートへの埋込み長さは、360mm以上とする。(木造住宅工事仕様書)

 

 

〔H29 No.7〕木造2階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.柱脚部の短期許容耐力が25kN以下のホールダウン専用アンカーボルトのコンクリート基礎への埋込み長さは、360mmとした。
2.布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を300mmとした。
3.アンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔を2.0mとした。
4.床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅100mmとして敷き詰めた。
5.布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。

解答 4:床下の防湿処置は、厚さ0.1mm以上の防湿フィルム(ポリエチレンフィルム等)を敷き詰め、重ね幅は150mm以上とする。(木造住宅工事仕様書)

〔H28 No.6〕木造2階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.布基礎の下部に、地盤を強化することを目的として、厚さ60mmの捨コンクリート地業を行った。
2.アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、250mm以上とした。
3.布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を300mmとした。
4.布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。
5.床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅150mmとして敷き詰めた。

解答 1:捨てコンクリート地業は地盤の強化を目的としては行わない。

〔H27 No.6〕木造2階建住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものは どれか。

1.枠組壁工法におけるアンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付 近とし、その他の部分は間隔 2.0m以内とした。
2.基礎断熱工事による床下の防湿措置において、床下地面に厚さ 0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅 300mmとして全面に敷き詰めた。
3.普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの打込み後、最低気温が15°Cを 下回らなかったので、その型枠の存置期間を3日とした。
4.天端ならしは、遣方やりかたを基準にして陸墨ろくずみを出し、調合が容積比でセメント1:砂3の モルタルを水平に塗り付けた。
5.布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を 450mmとした。

解答 5:布基礎の底盤部分の主筋D10以上、間隔は300mm以下とする。(木造住宅工事仕様書)

 

 

〔H26 No.6〕土工事及び地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地下水位が低く、良質な地盤であったので、山留め工法として、親杭横矢板工法を採用した。
2.特記により、砂利地業の厚さを150mmとした範囲においては、一度に締固めを行った。
3.断熱材がある土間スラブにおいて、防湿層の位置は、断熱材の直上とした。
4.敷地に余裕があったので、山留め工法として、のり付けオープンカット工法を採用した。
5.地盤沈下を防止するため、地下水処理の工法として、リチャージ工法を採用した。

解答 3:断熱材がある土間スラブの防湿層は、断熱材の直下とする。(建築工事監理指針)

〔H25 No.7〕木造2階建住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.天端ならしは、やりかたを基準にしてろくずみを出し、調合が容積比でセメント1: 砂3のモルタルを水平に塗り付けた。
2.アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、250mm以上とした。
3.枠組壁工法におけるアンカーボルトの埋込み位置は、隅角部及び土台の継手位置付近とし、その他の部分は間隔2.0m以内とした。
4.布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。
5.床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mm以上のポリエチレンフィルムを、重ね幅100mmとして敷き詰めた。

解答 5:床下の防湿処置は、厚さ0.1mm以上の防湿フィルム(ポリエチレンフィルム等)を敷き詰め、重ね幅は150mm以上とする。(木造住宅工事仕様書)

〔R01 No.7〕土工事及び地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.土工事において、地盤沈下を防止するための地下水処理の工法として、ディープウェル工法を採用した。
2.砂地業において、シルトを含まない山砂を使用した。
3.基礎の墨出し、配筋、型枠の建込みをするために、捨てコンクリート地業を行った。
4.場所打ちコンクリート杭の施工において、試験後の杭体の強度に十分な余裕があると予測されたので、試験杭を本杭とした。
5.既製コンクリート杭の施工において、作業地盤面下への打込みには、を使用した。

解答 1:地盤沈下を防止するための地下水処理の工法には、リチャージ工法を採用する。「ディープウェル工法」はディープウエル(深井戸)を設置し、ウエル内に流入する地下水を水中ポンプで排水することにより周辺地盤の地下水位を低下させる工法である。

 

 

〔H28 No.7〕土工事及び地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.山留め壁と腹起しとの隙間に裏込め材を設置し、山留めに作用する側圧が腹起しに確実に伝達するようにした。
2.地下水位が低く、良質な地盤であったので、山留め工法として、親杭横矢板工法を採用した。
3.セメントミルク工法による掘削後のアースオーガーの引抜きにおいて、アースオーガーを逆回転させながら行った。
4.敷地に余裕があったので、山留め工法として、法付けオープンカット工法を採用した。
5.アースドリル工法において、掘削深さが所定の深度となり、排出された土によって予定の支持地盤に達したことを確認したので、スライム処理を行った。

解答 3:アースオーガーの引き抜きは、掘削時とともに、正回転とする。逆回転をすると、オーガーに付着した土砂が落下してしまう。(建築工事監理指針)

〔H24 No.6〕土工事及び地業工事に関する用語の組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。

1.中掘り               ———杭地業
2.ソイルセメント ———捨てコンクリート地業
3.バイブロハンマー———杭地業
4.クラムシェル  ———掘削
5.プレロード     ———山留め

解答 2:ソイルセメントはソイルセメント山留め壁を造成するもので、捨てコンクリート業には用いない。

〔H24 No.7〕各種地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.砂利地業を行うに当たって、床付け面となる深さより地下水位のほうが高かったので、排水して地下水位を下げた。
2.山留め壁に作用する側圧を確実に切ばりへ伝達させるために、腹起しを連続して設置した。
3.山留めを親杭横矢板工法としたので、基礎工事までの作業は、根切り→ 砂利地業→ 山留め→ 基礎の順で行った。
4.打撃工法による既製コンクリート杭の打込みにおいて、支持地盤への到達の確認を、「打込み深さ」及び「貫入量」により判断した。
5.杭工事における騒音及び振動の測定は、作業場所の敷地境界線において行った。 

解答 3:山留めの親杭横矢板工法は、山留め親杭の施工→根切りと横矢板の設置→地業→基礎という流れになる。

 

 

〔H23 No.6〕土工事及び地業工事に関する次の用語の組合わせのうち、最も不適当なものはどれか。

1.法付けオープンカット工法——–腹起し
2.ディープウェル工法   ——–排水
3.埋戻し         ——–余盛り
4.独立基礎        ——–つぼ掘り
5.捨てコンクリート地業  ——–墨出し

解答 1:「法付けオープンカット工法」は、掘削周辺に安定した斜面を残し、山留め壁を設けない。対して「腹起し」は山留め壁に用いる水平部材。(JASS 3)

〔H20 No.5〕土工事及び地業工事に関する次の用語の組合せのうち、最も不適当なものはどれか。

1.独立基礎 ——————————– 布掘り
2.ソイルセメント柱列山留め壁 —– セメントミルク工法
3.のり付けオープンカット工法 ——— 空掘り
4.アースドリル工法 ——————— トレミー管
5.埋戻し ———————————— 余盛り

解答 1:独立基礎とは、1本ずつの柱の位置に単独で設けられた基礎のこと。布堀りは布基礎、布梁等で、布型に細長く掘削すること。

〔H30 No.7〕杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.場所打ちコンクリート杭に用いるコンクリートの構造体強度補正値(S)は、特記がなかったので、3 N/mm2とした。
2.既製コンクリート杭の継手は、特記がなかったので、アーク溶接による溶接継手とした。
3.オールケーシング工法において、近接している杭を連続して施工しないようにした。
4.アースドリル工法において、掘削深さが所定の深度となり、排出された土によって予定の支持地盤に達したことを確認したので、スライム処理を行った。
5.セメントミルク工法において、杭は建込み後、杭心に合わせて保持し、養生期間を48 時間とした。

解答 5:セメントミルク工法の杭は、建込み後、杭心に合わせて保持し、7日程度の養生期間を設ける。(公共建築工事標準仕様書)

 

 

〔H26 No.7〕杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリートの打込みから48時間経過した後に、本体を傷めないように平らに取り、所定の高さにそろえた。
2.場所打ちコンクリート杭の施工に当たっては、近接している杭を連続して施工しないようにした。
3.場所打ちコンクリート杭に用いるコンクリートの構造体強度補正値(S)は、特記がなかったので、3N/mm2とした。
4.打込み工法による鋼管杭の先端部の形状は、特記がなかったので、開放形とした。
5.打込み工法による作業地盤面以下への既製コンクリート杭の打込みにおいて、を用いて行った。

解答 1:場所打ちコンクリート杭の杭頭処理は、コンクリート打ち込みから14日程度経過したのちに設問の処理を行う。

〔H25 No.6〕各種地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.砂利地業において、特記がなかったので、その厚さは60mmとし、再生クラッシャランを使用した。
2.基礎の墨出し、配筋、型枠の建込みをするために、表面を平らに仕上げる捨てコンクリート地業を行った。
3.セメントミルク工法による本杭の施工において、「掘削深さ」及び「アースオーガーの駆動用電動機の電流値」から支持地盤を確認した。
4.アースドリル工法による杭の施工において、「掘削深さ」及び「回転バケットの回転数」から支持地盤を確認した。
5.打撃工法による既製コンクリート杭の施工において、杭打ち試験を行い、打込み深さ、最終貫入量の管理基準値を定めた。

解答 4:アースドリル工法において、「掘削深さ」及び「排出される土」から支持地盤を確認することができる。なお、検測では検測テープによって掘削深度を測定する。(建築工事監理指針)

 

 

〔H23 No.5〕杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アースドリル工法において、掘削深さが所定の深度となり、排出される土によって予定の支持地盤に達したことを確認したので、スライム処理を行った。
2.回転圧入による埋め込み工法において、杭先端にスクリュー状の掘削翼を取り付けた鋼管杭を用いた。
3.セメントミルク工法において、掘削深さが所定の深度となったので、杭周固定液を所定量注入した後、根固め液を注入しながら、アースオーガーを引き上げた。
4.既製コンクリート杭の継手は、特記がなかったので、アーク溶接による溶接継手とした。
5.場所打ちコンクリート杭の施工において、最初に施工する本杭を試験杭とした。

解答 3:セメントミルク工法では、①掘削液を注入しながら掘削し、②孔底に根固め液を注入し、③杭周固定液を孔中に充填しながらアースオーガーを引き上げる。(JASS 4)

〔H21 No.5〕杭工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.アースドリル工法による掘削において、支持地盤への到達の確認を、「掘削深度」及び「排出される土」により判断した。
2.打込み工法による作業地盤面以下への既製コンクリート杭の打込みにおいて、を用いて行った。
3.既製コンクリート杭の継手は、特記がなかったので、アーク溶接による溶接継手とした。
4.セメントミルク工法による掘削後のアースオーガーの引抜きにおいて、アースオーガーを逆回転させながら行った。
5.騒音及び振動の測定は、作業場所の敷地境界線において行った。

解答 4:アースオーガーの引き抜きは、掘削時とともに、正回転とする。逆回転をすると、オーガーに付着した土砂が落下してしまう。(建築工事監理指針)

 

 

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投稿日:2020年4月20日 更新日:

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