一級環境(色彩)

建築士過去問解説

一級建築士試験分野別まとめ
学科Ⅱー環境・設備
色彩

一級建築士学科試験
2022年7月24日(日)

令和04年度試験日まであと 日!

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一級建築士試験13年分
分野別まとめ

(平成20年度から令和02年度まで)

一級建築士
環境・設備
色彩

〔R02 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ジャッド(B.D.Judd)がまとめた色彩調和の秩序性の原理によると、色相環における等間隔配色は調和する。
2.明所視において、ある面からの放射エネルギーが同じ場合、緑色に比べて赤色のほうが光の強さを強く感じられる。
3.色光の加法混色においては、混ぜ合わせる光を増やすほど、白色に近くなる。
4.マンセル表色系におけるバリュー(明度)は、0から10までの数値で表される。

解答 2:明所視において、赤より緑が強く感じる。 また、「プルキンエ現象」は、暗所視において、比視感度が最大となる波長が短い波長へる現象であるが、明所視時に比べて赤が弱く、青がより強く見える。
明所視(明るい場所で見る場合)で同じ見え方であったとしても、夜や暗い場所(暗所視)では、赤より緑の方が明るく見える。
(関連問題:平成27年1級学科2、No.08平成26年1級学科2、No.10平成22年1級学科2、No.09)

〔R01 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.減法混色の三原色は、一般に、シアン、マゼンタ及びイエローである。
2.同化現象は、囲まれた色や挟まれた色が周囲の色に近づいて見えることをいう。
3.JISの物体色の色名における有彩色の系統色名は、基本色名に「明度に関する修飾語」、「彩度に関する修飾語」及び「色相に関する修飾語」の3種類の語を付記して色を表示する。
4.照度と色温度の関係において、一般に、低照度では色温度の低い光色が好まれ、高照度では色温度の高い光色が好まれる。

解答 3:「JISの物体色の色名における有彩色の系統色名」は、基本色名に、2種類の語(明度・彩度の修飾語+色相の修飾語)を用いて表す。

有彩色の明度及び彩度に関する修飾語:鮮やかな(vivid)、明るい(light)、強い(strong)、濃い(deep)、薄い(pale)、柔らかい(soft)、くすんだ(dull)、暗い(dark)、ごく薄い(very pale)、明るい灰みの(light grayish)、灰みの(grayish)、暗い灰みの(dark grayish)、ごく暗い(very dark)
無彩色の明度に関する修飾語薄い(pale)、明るい(light)、中位の(medium),暗い(dark)
色相に関する修飾語:赤みの(reddish)、黄みの(yellowish)、緑みの(greenish)、青みの(bluish)、紫みの(purplish)(無彩色ではさらに細かく分類される)

上の分類を用いて、例えば、「鮮やかで青みの黄色(Vivid bluish yellow)」などと表現できる。

設問は、マンセル表色系の有彩色の表記方法である。有彩色の表記は「色相 明度/彩度」というように表す。例として、黄赤の純色であれば、YR6/12となり、YRは色相、6は明度、12は彩度である。また無彩色は明度のみの表記でN3やN9などと表す。(関連問題:平成22年1級学科2、No.09令和元年2級学科1、No.08)

〔H30 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.照明の光がわずかに変化した場合であっても、その光が一様に物体に当たっていれば、色の恒常性により物体の色を同じ色として認識できる。
2.明度は、視感反射率に対応する値であり、マンセル表色系ではヒューとして表される。
3.全波長を均等に反射する分光分布をもつ物体を昼間の太陽光のもとで見るとき、その物体の反射率が高いほど、太陽光の色に近い白色に見える。
4.色光の誘目性は、一般に、色相においては赤が最も高く、青がこれに次ぐ。

解答 2:マンセル表色系では、色相(H:ヒュー)、明度(V:バリュー)、彩度(C:クロマ)の3要素で立体的に表している。

 

 

〔H29 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.照明の光がわずかに変化した場合であっても、その光が一様に物体に当たっていれば、色の恒常性により物体の色を同じ色として認識できる。
2.明度は、視感反射率に対応する値であり、マンセル表色系ではヒューとして表される。
3.全波長を均等に反射する分光分布をもつ物体を昼間の太陽光のもとで見るとき、その物体の反射率が高いほど、太陽光の色に近い白色に見える。
4.色光の誘目性は、一般に、色相においては赤が最も高く、青がこれに次ぐ。

解答 2:マンセル表色系では、色相(H:ヒュー)、明度(V:バリュー)、彩度(C:クロマ)の3要素で立体的に表している。

〔H28 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.マンセル表色系において、「5G7/8と表される色」より「5G8/6と表される色」のほうが明度は高い。
2.色の面積効果は、面積が小さいほど明度彩度が高く感じられる効果である。
3.演色性は、視対象の色の見え方に及ぼす光源の性質であり、光源の分光分布に依存する。
4.面色や開口色は、空間的な定位やを感じられない色の見え方である。

解答 2:「面積効果」では、面積が大きいほど明度彩度が高く感じられる。明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じる。

〔H27 No.8〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.人の目が光として感じることができるのは、波長が約380~780nmの放射である。
2.加法混色の三原色は、赤・緑・青であり、それらを同じ割合で混ぜると白色になる。
3.色光の誘目性は、一般に、色相では赤が最も高く、青がこれに続き、緑が最も低い。
4.ある面からの放射エネルギーが同じ場合、明所視では、緑色より赤色のほうが強く感じられる。

解答 4:「プルキンエ現象」は、暗所視において、比視感度が最大となる波長が短い波長へる現象である。 そのため、赤が暗く、青が明るく見える。
明所視(明るい場所で見る場合)で同じ見え方であったとしても、夜や暗い場所(暗所視)では、赤より緑の方が明るく見える。
(関連問題:、平成26年1級学科2、No.10平成22年1級学科2、No.09)

 



 

〔H26 No.10〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.明所視において同じ比視感度である青と赤であっても、暗所視においては、赤より青のほうが明るく見える。
2.記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度明度ともに低くなる傾向がある。
3.囲まれた色、挟まれた色等が、その周囲の色に近づいて見える現象を同化という。
4.建築空間において、小面積の高彩度色を大面積の低彩度色に対比させて用いると、一般に、アクセント効果が得られる。

解答 2:記憶から連想される色彩「記憶色」は、実際の色よりも彩度が高くなる傾向にある。

〔H25 No.10〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.JISの安全色の一般的事項における「緑」の表示事項は、「指示」及び「用心」でる。
2.マンセル表色系において、マンセルバリューが5の色の視感反射率は、約20%である。
3.物体の表面色の見え方は、見る方向によって異なることがある。
4.視認性は、注視している対象がはっきり見えるか否かに関する属性であり、視対象と背景色との間の明度差の影響を大きく受ける。

解答 1:下記の表から、JISの安全色の一般的事項における緑の表示事項は「安全」「避難」「衛生」「救護」等である。

〔H23 No.9〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.色光の誘目性は、一般に、色相では赤が最も高く、緑がこれに続き、青は最も低い。
2.減法混色は、色を吸収する媒体を重ね合わせて別の色を作ることをいい、混ぜ合わせを増すごとに黒色に近づく。
3.照明の光が少々変化しても、その光が一様に物体に当たっていれば、物体の色を同じ色に認識できることを、色の恒常性という。
4.進出色は、周囲よりも飛び出して見える色をいい、暖色や高明度色が該当する。

解答 1:「誘目性」は「目の引きやすさ」であり、一般に、彩度が高い色は誘目性が高い。また、色相では赤が最も誘目性が高く、次に青、緑の順となる。
(関連問題:平成30年1級学科2、No.08平成27年1級学科1、No.08平成20年1級学科2、No.07)

 

 

〔H22 No.9〕色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.マンセル表色系では、無彩色以外の色彩を2PB3/5のように表現し、2PBが色相、3が彩度、5が明度を示す。
2.ある面からの放射エネルギーが同じ場合、人の目(明所視)には、赤色よりも緑色のほうが強く感じられる。
3.一般に、色見本で見るよりも実際に壁に塗ったほうが、明度彩度ともに高く見える。
4.高齢者の色覚は、低照度条件下で色彩の分別能力が低下する傾向があるので、微小な色の追いを取り入れたデザインは、有効に機能しないことがある。

解答 1:有彩色の表記は「色相 明度/彩度」というように表す。例として、黄赤の純色であれば、YR6/12となり、YRは色相、6は明度、12は彩度である。また無彩色は明度のみの表記でN3やN9などと表す。

(関連問題:令和元年1級学科2、No.08令和元年2級学科1、No.08)

〔H21 No.9〕色彩・光色に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.明度は、マンセル表色系ではバリューとして表され、視感反射率に対応する値である。
2.照度色温度の関係において、一般に、低照度では色温度の低い光が好まれ、高照度では色温度の高い光が好まれる。
3.色票を用いた視感による測色において、測色する部分の面積は、色票の面積と同程度とする。
4.減法混色は、色フィルター等の吸収媒質を重ね合わせることをいい、三原色を重ね合わせると白色になる。

解答 4:減法混色は、カラー印刷などで用いられ、赤紫・黄・青緑の三原色を重ね合わせて色を表す。
(関連問題:令和元年1級学科2、No.08平成29年1級学科2、No.08平成27年1級学科2、No.08平成23年1級学科2、No.09平成24年2級学科1、No.08、、平成21年2級学科1、No.09)

 

 

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投稿日:2020年4月20日 更新日:

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