一級環境(日照・日影・日射)

建築士過去問解説

一級建築士試験分野別まとめ
学科Ⅱー環境・設備
日照・日影・日射

一級建築士学科試験
2022年7月24日(日)

令和04年度試験日まであと 日!

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一級建築士試験13年分
分野別まとめ

(平成20年度から令和02年度まで)

一級建築士
環境・設備
日照・日影・日射

〔R02 No.6〕日照・日射・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.昼光により室内の最低照度を確保するための設計用全天空照度には、一般に、暗い日の値である5,000lxが用いられる。
2.頂側窓は、高所において鉛直や鉛直に近い向きで設置される窓をいい、特に北側採光に用いると安定した光環境を得ることができる。
3.昼光率は、窓外に見える建築物や樹木の有無にかかわらず、室中央では一定の値となる
4.水平面天空日射量は、大気透過率が大きいほど、小さくなる。

解答 3:昼光率は、(受照面照度/全天空照度)×100%で定義される。受照面照度は、窓と受照面の位置、ガラス面の状態、室内表面の反射率、窓外の建築物や樹木による遮蔽などの影響を受ける。なお、全天空照度が変化しても、それに比例して受照面照度も変化するため、昼光率は変化しない。
(関連問題:平成30年1級学科2、No.06平成28年1級学科2、No.06平成23年1級学科2、No.07平成21年1級学科2、No.07平成20年1級学科1、No.05)

〔R01 No.6〕日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.窓面における日照・日射の調整のために設けるルーバーは、一般に、南向き窓面には水平のものが、西向き窓面には垂直のものが有効である。
2.北緯35度のある地点における春分・秋分の日の終日日射量は、終日快晴の場合、どの向きの鉛直面よりも水平面のほうが大きい。
3.直射日光の色温度は、正午頃より日没前頃のほうが高い。
4.ライトシェルフは、その上面で反射した昼光を室内の奥に導くことから、室内照度の均斉度を高めることができる。

解答 3:色温度は、赤みを帯びるほど低く、白みを帯びるほど高くなる。そのため晴れた日の日没ごろは、夕焼けで赤みを帯びている。これより、直射日光の色温度は、正午頃より日没前頃のほうが低いことがわかる。
(関連問題:平成27年1級学科2、No.06平成23年1級学科2、No.06)

〔H30 No.7〕ある地点における南中時の太陽高度が60度のときの水平面直達日射量はJHであった。このときの法線面直達日射量JNと南向き鉛直面直達日射量JVの値の組合せとして、最もものは、次のうちどれか。

解答 1:下の図を参考にし、
JN:JH=2:√3
JN=2JH/√3
JV:JH=1:√3
JV=JH/√3z
(関連問題:平成22年1級学科2、No.06)

 

 

〔H29 No.6〕北緯35度のある地点において、イ~ニに示す各面の終日日射量の大小関係として、最もものは、次のうちどれか。ただし、終日快晴とし、日射を妨げる要素はないものとする。

イ.夏至の日における南向き鉛直面
ロ.夏至の日における西向き鉛直面
ハ.冬至の日における南向き鉛直面
ニ.冬至の日における水平面

1.イ> ハ> ロ> ニ
2.ロ> イ> ハ> ニ
3.ロ> ハ> イ> ニ
4.ハ> ロ> ニ> イ

解答 4:下の図から、終日日射量の大きい方から、選択肢4の「ハ> ロ> ニ> イ」となる。

〔H28 No.6〕図のような直方体の建築物の冬至日における1時間ごとのある水平面上の日影図(数字は真太陽時を示す。)に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、A点及びB点は、その水平面上にあるものとする。

1.この建築物により、終日日影ができる。
2.A点は、1日のうち3時間以上日影になる。
3.建築物の高さのみを3倍にしても、B点の日影には影響しない。
4.建築物の高さのみを現状より高くしても、4時間日影線は変化しない。

解答 2:A点は8時と9時の線の中間にあるので、8時30分から日陰に入り、11時には日陰から出る。なので、2時間30分程度日陰になる。

〔H27 No.6〕日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.直射日光の色温度は、日没前頃より正午頃のほうが高い。
2.日影図における日影時間の等しい点を結んだものを、等時間日影線という。
3.日照率は、1日(24時間)に対する日照時間の割合である。
4.北緯35度の地点における春分・秋分の日の終日日射量は、終日快晴の場合、どの向きの鉛直面よりも水平面のほうが大きい。

解答 3:「日照率」は可照時間(理論時間)に対する日照時間(実際の時間)の割合である。
(関連問題:令和元年1級学科1、No.07平成25年2級学科1、No.03平成22年2級学科1、No.02)

 



 

〔H26 No.6〕日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.全天空照度は、直射日光による照度を含まない。
2.昼光により室内の最低照度を確保するためには、一般に、設計用全天空照度に暗い日の値である5,000lxを採用する。
3.日差し曲線は、地平面上のある点が周囲の建築物によって、どのような日照障害を受けるのかを検討するために用いられる。
4.建築物の形状と日影の関係において、4時間以上日影となる領域の面積は、一般に、建築物の東西方向の幅よりも高さから受ける影響が大きい。

解答 4:長時間日影になる範囲は、建築物の高さや奥行きよりも、東西方向の幅に大きく影響される。

(関連問題:平成22年1級学科1、No.05平成29年1級学科1、No.05)

〔H25 No.6〕北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、終日快晴とし、日照・日射を妨げる要素はないものとする。

1.夏至の日の可照時間は、北向き鉛直面より南向き鉛直面のほうが短い。
2.冬至の日の終日日射量は、南向き鉛直面より西向き鉛直面のほうが小さい。
3.東西方向に長い同じ高さの集合住宅が南北に二棟並ぶ場合、全住戸で冬至の日の日照時間を4時間確保するには、集合住宅の高さの約2倍の隣棟間隔が必要である。
4.春分・秋分の日において、南中時の直達日射量は、南向き鉛直面より水平面のほうが小さい。

解答 4:下の図より、春分・秋分の日における直達日射量は水平面が最も高く、次に南面、東西面になる。
(関連問題:平成22年1級学科1、No.06令和元年2級学科1、No.07平成26年2級学科1、No.07平成21年2級学科1、No.07)

〔H24 No.6〕日照・日射・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ライトシェルフは、室内照度の均斉度を高めるとともに、直射日光を遮蔽しながら眺望を妨げない窓システムである。
2.鉛直棒の直射日光による影の先端の軌跡は、ほぼ直線となる。
3.窓面における日照・日射の調整について、一般に、水平ルーバーは西向き窓面に、垂直ルーバーは南向き窓面に、設置すると効果的である。
4.高所において、鉛直や鉛直に近い向きで設置される窓を項側窓といい、特に北側採光にすると安定した光環境が得られる。

解答 3:南面には太陽高度の高い日射が差し込むため、水平ルーバーが有効である。しかし東西面には太陽高度が低い日射が差し込む。そのため水平ルーバーでは日射を遮るには効果が低いため、西面の窓には垂直ルーバーを計画する。

屋根屋の提案.comより

(関連問題:令和元年1級学科2、No.06平成21年1級学科2、No.06平成21年1級学科1、No.25平成27年2級学科1、No.25)

 

 

〔H23 No.6〕日照・日光・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.「快晴の青空」における設計用全天空照度は、「特に明るい日(薄曇)」の1/5程度である。
2.夏至の日に終日日影となる部分は、1年中日影であり直接光が射すことはない。
3.北緯35度の地点における南向き鉛直壁面の1日の可照時間は、春分の日及び秋分の日が12時間で最長となり、冬至の日が最短となる。
4.直射日光の色温度は、日没前頃より正午頃のほうが高い。

解答 3:下の図より、南面鉛直壁面における可照時間は、春分の日及び秋分の日(12時間)が最も長く、次に冬至の日(9時間32分)、夏至の日(7時間)になる。
(関連問題:平成22年1級学科1、No.06令和元年2級学科1、No.07平成26年2級学科1、No.07平成21年2級学科1、No.07)

〔No.6〕北緯35度の地点において、南中時に太陽高度が60度となる日の日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、終日快晴とし、日照・日射を妨げる要素はないものとする。

1.南中時の法線面直達日射量は、水平面直達日射量の2/√3となる。
2.南中時の南向き鉛直面直達日射量は、水平面直達日射量の1/√3となる。
3.終日直達日射量は、水平面がどの向きの鉛直面よりも大きい。
4.日の出・日没の太陽位置は、春分・秋分の日に比べて南側となる。

解答 4:以下の図から、「日の出・日没の太陽位置」は春分・秋分の日を中心に、冬至の日は南寄り、夏至の日は北寄りになる。

〔H21 No.6〕日照・日射・採光に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.日照時間とは、ある点においてすべての障害物がないものと仮定した場合に、日照を受ける時間である。
2.南向き窓面に水平ルーバーを設けることは、日射・日照調整に有効である。
3.ライトシェルフは、その上面で反射した昼光を室内の奥に導き、室内照度の均斉度を高める。
4.光ダクトは、ダクト内部に反射率の高い素材を用いた導光装置であり、採光部から目的の空間まで自然光を運ぶものである。

解答 1:「日照時間」は、ある地点における、実際に太陽光が当たっている時間のこと。設問は「可照時間」であり、ある地点における、天候や周辺建築物などの影響を無視して、日の出から日没までの日照が当たりうる時間のこと。

〔H20 No.4〕日照・日影に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.日影図において日影時間の等しい点を結んだものを、等時間日影線という。
2.年間の水平面の日差し曲線を1枚の図としてまとめたものを、日照図表という。
3.夏至の日に終日日影となる部分を、永久日影という。
4.建築面積と高さが同じ建築物の場合、一般に、平面形状が正方形より東西に長い形状のほうが「4時間日影」の面積は大きくなる。
5.東西に二つの建築物が並んだ場合、それらの建築物から離れたところに島日影ができることがある。

解答 2:冬至などの決まった日に、日差しすい面で検討点の水平面から一定の高さの水平面を等高線で平面的に表わしたものを「日照図表」という。

 

 

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投稿日:2020年4月20日 更新日:

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