木材は心材と辺材との間に収縮率の差がある。その違いによってひび割れが生じることがある。これを防ぐために行うのが背割りである。
樹心に近い材を心材(心持材)、樹皮に近い材を辺材(心去材)といい、収縮率は辺材の方が大きい。そのために木材にひび割れが生じる(干割れ)。

これを防ぐためにはノコで切り込みを入れ、応力を逃す「背割り」を行う。

出題(施工):平成26年度No.15、平成27年度No.16、平成30年度No.16
出題(構造):平成24年度No.20、平成30年度No.20
建築士 独学応援過去問サイト
投稿日:2019年1月26日 更新日:
木材は心材と辺材との間に収縮率の差がある。その違いによってひび割れが生じることがある。これを防ぐために行うのが背割りである。
樹心に近い材を心材(心持材)、樹皮に近い材を辺材(心去材)といい、収縮率は辺材の方が大きい。そのために木材にひび割れが生じる(干割れ)。
これを防ぐためにはノコで切り込みを入れ、応力を逃す「背割り」を行う。
出題(施工):平成26年度No.15、平成27年度No.16、平成30年度No.16
出題(構造):平成24年度No.20、平成30年度No.20
執筆者:松川幸四郎
関連記事
ブラスト処理 www.nc-net.or.jp/より 「ブラスト処理」とは、粒状のものを金属製品の表面に圧縮空気で叩きつけ、洗浄、摩擦面をつくる処理方法のこと。金属製品の下地処理のために行う。 その目 …
内部結露 「内部結露」は、室内の高温多湿の空気が壁内に侵入し、それが冷やされて水滴になる現象。この内部結露は柱や土台、また壁自体にも損傷を与え、悪影響であるので防止する必要がある。 内部結露は建材が腐 …
建築基準法施行令 第80条の3 土砂災害特別警戒区域内における居室を有する建築物の構造方法 第80条の3 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(平成12年法律第五十七号)第9条 …