2級建築士試験

熱伝導率

投稿日:2019年3月27日 更新日:




熱伝導率

熱伝導率とは、熱伝導による伝熱量の割合。材料内部を温度差1℃当たり1時間でどれだけの熱量が移動するかを示している。

材料の厚みは1m当たりの単位である事に注意し、単位はW/(m・K)。

この値が大きいほど、熱が伝わりやすい。

熱伝導率は、材料の比重が大きいものほど大きい。
・材料の大小関係について、金属>コンクリート>木材となる。
グラスウールなどの繊維質の断熱材について、かさ比重が大きいもの方が熱伝導率は小さくなる。
・水は熱を伝えやすい性質があり、含湿性の材料は、水分を含むと熱伝導率が大きくなる。

過去の出題

出題:平成28年度No.05平成26年度No.05平成24年度No.05平成22年度No.05







-2級建築士試験

執筆者:

関連記事

no image

温度差による換気

換気には自然換気と機械換気があり、温度差による換気は自然換気のうちの一つである。 空気は20度、湿度65%、1気圧ときに、1リットル1.2gとなる。これを標準として、 ・空気は温められると軽くなり、膨 …

即席単語帳環境1

即席単語帳環境・設備1 一級建築士学科試験:2023年7月23日(日)令和05年度試験日まであと 日! 1.温熱感覚のうち、環境要素4つ クリックして解答を表示 解答:気温、湿度、気流、放射(周壁面温 …

バシリカ式教会堂

ローマ時代に裁判所として使用されていた大ホールであるバシリカは、次の時代の初期キリスト建築でバシリカ式教会堂として模倣された。礼拝の中心となる身廊を挟むように側廊を設ける。ローマ時代には娯楽建築のコロ …

ファンズワース邸(アメリカ)

「ファンズワース邸」は、ドイツ出身の建築家ミース・ファン・デル・ローエによる建築。医師ファンズワース氏の私邸として設計。 “Less is more.” 「より少ないことは、より豊かなこと」を標榜する …

多孔質材料

多孔質材料 グラスウールなどの多孔質材料に音があたり、小さな繊維を振動させたり、細かい隙間へ入るときの摩擦などで、音エネルギーの一部が熱に変わり吸収される。 特徴として、低音域より高音域が多く吸収され …

このサイトは寄付及び広告益の運営で、無料で閲覧・活用していただけます。より良いサイト構築のためにアドバイスをお願いいたします。

また、運営継続のための寄付をお願いいたします。
ご寄付のお願い